武幸四郎「最高の騎手人生だった」

 
日曜阪神12Rメイショウオオカゼでの9着がラストランとなった武幸四郎騎手。レース後には約2500人のファンや同じ栗東の騎手仲間、「メイショウ」の冠名で知られる松本好雄氏などが見守るなか引退式が行われた。
 
武幸四郎騎手のコメント
「たくさんの人に集まってもらって、最高の形で騎手人生を終えることができました。ここまで20年間ファンの声援のおかげで頑張ることができました。たくさんの馬に教えられたことをこれから巡り合う馬に教えていきたいです」
 
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兄・武豊騎手からの花束を受け取る弟・武幸四郎騎手。
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栗東所属の騎手仲間から胴上げされる武幸四郎騎手。
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兄・豊騎手、母・洋子さんとのスリーショット。幸四郎騎手は「父がいれば」と惜しんだが、天国で邦彦さんも大いに喜んでいるだろう。
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◆武幸四郎◆
1978年11月3日生まれ。1997年3月1日に阪神競馬でデビューし、翌日2日にオースミタイクーンで初勝利。初勝利が重賞、さらにはJRA史上最短記録となるデビュー2日目での重賞勝利という前人未到の快挙を成し遂げた。2000年の秋華賞(ティコティコタック)でGⅠ初制覇。2013年にはメイショウマンボでオークス、秋華賞、エリザベス女王杯を制覇。JRA通算693勝(重賞はGⅠ6勝を含む28勝)。
 

田中博康「騎手は素晴らしい職業」

 
日曜中山8Rミラクルウィングでの4着がラストランとなった田中博康騎手。9番人気での4着と見せ場を作ってファンを大いに沸かせた。
 
田中博康騎手のコメント
「小さいころにGⅠを見て憧れ、この世界に入りました。いい思いもできましたし、苦しい思いもありましたが、幸せな騎手生活でしたし、改めて素晴らしい職業だと思いました。立場は変わりますが、競馬の世界に貢献していきたいです。調教師になっても応援よろしくお願いします」
 
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関東の騎手仲間と記念撮影する田中博康騎手。
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美浦所属の騎手仲間から胴上げされる田中博康騎手。
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引退式終了後には大勢のファンの前でサイン会。
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◆田中博康◆
1985年12月5日生まれ。2006年3月4日に中京競馬でデビューし、同年3月18日に初勝利。2009年にはシルクメビウスでユニコーンステークスを制し重賞初勝利。さらに同年のエリザベス女王杯ではクイーンスプマンテとのコンビでGⅠ初制覇を果たした。JRA通算129勝(重賞はGⅠ1勝を含む3勝)。
 

名伯楽・長浜博之師ら4名の調教師が引退

 
かつて、桜花賞馬アグネスフローラ、ダービー馬アグネスフライト、皐月賞馬アグネスタキオンなど日本競馬を彩ってきた名馬を手掛けた名伯楽・長浜博之師が約30年ものトレーナー人生に幕を下ろした。

さらにその他に、成島英春師、菅原泰夫師、坪憲章師の3名も先週26日をもって現役を退いた。
 
長浜博之(70歳)

長浜博之(70歳)

JRA通算成績:5361戦523勝

代表管理馬:アグネスフローラ・ファビラスラフイン・アグネスフライト・アグネスタキオン・ファイングレイン・リトルアマポーラ・ビッグウィーク
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長浜博之師のコメント
「馬主・牧場・騎手・調教師・厩舎スタッフ、そしてファンの皆さん、本当に多くの関係者の方々に支えていただけたおかげで調教師を約30年も続けられたと思います。とにかく感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました」
 
成島英春師のコメント
「競馬ファンのみなさまのご支援があって卒業することができました。何度くじけそうになっても妻から『男なら最後までやったら』と言われたことや、オーナーのみなさまらのおかげでここまでやってくることができました」
 
菅原泰夫師のコメント
「13歳からこの社会に入って、57年まっとうすることができました。ファンのみなさま、馬主のみなさま、厩舎関係者の温かいご支援があったから長くできたのだと思います。引退しますが、馬が大好きで、馬から離れることはできないので近くで馬を見させてもらおうと思っています」
 
坪憲章師のコメント
「最後のレースを無事終えられて、調教師生活も無事終えられたことで十分に務めを果たすことができたと思います。ここまで頑張れたのも関係者のみなさんのおかげだと感謝しています」
 

まとめ

 
今年は騎手が2名、調教師が4名現役を退くことになった。特に武幸四郎騎手は兄が天才・武豊騎手ということもあり、いつも兄と比較されることも多かったはず。それでも自分のスタイルを確立させ、20年もの間活躍できたことはとても誇らしいことだろう。今後は調教師として第二の競馬人生を歩むことになるが、いつかは兄とのコンビでGⅠ制覇を果たせる日が来ることを願っている。

田中博康騎手は今年で32歳とまだまだ現役でやれるだけに若くしての引退は少々残念だが、より難しい世界に挑む覚悟を素直に応援したい。きっと騎手よりも大変なことは多いと思うが、何年後かには国内屈指の名トレーナーになっていると期待する。
 
調教師4名は定年まで全力でまっとうしての引退と皆それぞれ悔いがないように感じる。これからは一ファンとして日本競馬のさらなる発展に尽力してもらいたい。長い間、本当にお疲れ様でした。

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