現在、5月5日から7月4日までの短期免許を取得して日本で騎乗しているマーク・デュプレシス騎手は、キャリアのスタートがジンバブエという日本ではあまり馴染みがない騎手みたいだ。
過去に2度、セントウルSとスプリンターズSに香港のグリーンバーディーに騎乗するために初来日を果たしている。その時は日本馬にも騎乗し、11戦して2着4回とまずまずの結果を残している。
過去に2度、セントウルSとスプリンターズSに香港のグリーンバーディーに騎乗するために初来日を果たしている。その時は日本馬にも騎乗し、11戦して2着4回とまずまずの結果を残している。
ニュージーランドでは過去にリーディング3位・8位と上位には来ているが、ニュージーランドの競馬のレベル自体がそこまで高いとは言えず、M.デュプレシス騎手同様、一定の期間を設けて日本に来るR.ムーア・C.スミヨンや通年免許を取得したM.デムーロ・C.ルメールら世界のトップジョッキーと比べると、実績や技術面でもかなり物足りない印象を受ける。
M.デュプレシス騎手の身元引受けが角居勝彦調教師であるため、それなりに質の良い馬は回ってきそうだが、インパクトのある勝ち方はあまり期待できなさそうだ。
47戦目でようやく初勝利
「JRAで騎乗する機会を与えてもらったことにまず感謝したいです。また、公私共にお世話になっている笹田調教師の管理馬で初勝利を挙げることが出来てうれしいです。たくさんの方々から支えていただいていることにも感謝しています。今回の来日では滞在して調教にも騎乗して多くのことを学んでいますし、これからも勝ち星を増やしていきたいです」
2016年5月29日 京都3R・3歳未勝利戦 レース動画
via www.youtube.com
まとめ
いくら海外のジョッキーだからといって過度な信頼を置くのは禁物だ。個人的にはM.デュプレシス騎手より上手い日本人はいくらでもいると思っており、同じオセアニアを拠点とするH.ボウマンやC.ウィリアムズと同等か、それ以下だと考えるのがベストか。
それでも、残り1ヶ月近く日本での騎乗機会があるので、少しでも多く勝てるように頑張ってもらいたい。
それでも、残り1ヶ月近く日本での騎乗機会があるので、少しでも多く勝てるように頑張ってもらいたい。
1991年ジンバブエの騎手免許を取得
1998年ニュージーランドの騎手免許を取得
2013/2014シーズン NZリーディング3位
2014/2015シーズン NZリーディング8位
2015/2916シーズン NZリーディング21位
主なG1勝鞍:イースターハンデキャップ・ダイヤモンドS・テレグラフハンデキャップ・レヴィンクラシック・レイルウェイS・オークランドC(全てニュージーランド)