新コンビのユーイチを背に5馬身差の快勝

 
カフジプリンス(牡3歳)

カフジプリンス(牡3歳)

父:ハーツクライ
母:ギンザフローラル
母父:シンボリクリスエス
調教師:栗東・矢作芳人
馬主:加藤守
生産者:ノーザンファーム
通算成績:13戦3勝
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-7/30札幌第12R阿寒湖特別-

1着:カフジプリンス(福永)
2着:エアカーディナル(松岡)
3着:スズカヴァンガード(長岡)

タイム:2分39秒3(良)
レース上がり3ハロン:35.7秒
勝ち馬上がり3ハロン:35.1秒
 
ほぼ一線に揃ったスタートから道中は後方に構えて1番人気ブライトバローズと3番人気サブライムカイザーを見ながらレースを進める展開。向正面を過ぎたあたりから馬群が凝縮され一気にペースが上がり、2番人気カフジプリンスも徐々に進出を開始。そして、直線入り口で大外に持ち出されると、残り200mのところで他馬をパスし、最後は余力を残しながらも後続に5馬身差をつけて快勝。
 

鞍上は計り知れない素質に太鼓判

 
福永祐一(39歳)

福永祐一(39歳)

代表騎乗馬=エイシンプレストン・ダイワエルシエーロ・メイショウボーラー・ラインクラフト・シーザリオ・フサイチリシャール・フサイチパンドラ・ローブデコルテ・ジョワドヴィーヴル・エピファネイア・ジャスタウェイ など
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-レース後のコメント-
「前がやりあう展開になるだろうと思っていました。道中はブライトバローズやサブライムカイザーを見ながら行きました。秋は菊花賞に出したいと思っている馬です。この馬は走りますよ。」
 
2013年リーディングをはじめ、シーザリオで2005年日米オークス制覇など国内G1・19勝と輝かしい実績を誇る日本のスタージョッキー・福永祐一がカフジプリンスの底知れないポテンシャルを大絶賛している。
自身は2013年の菊花賞で、折り合い難から長丁場は難しいと言われたエピファネイアを完璧に乗りこなして後続に5馬身差をつける圧勝劇を演じており、その経験から余程の自信があるのか、カフジプリンスにも大きな期待がかかる。
 
今年の牡馬クラシック戦線は史上稀に見るハイレベルなメンバーだが、ダービー馬のマカヒキは凱旋門賞、リオンディーズとスマートオーディンは天皇賞(秋)へ向かうことが決まっている。残るサトノダイヤモンド、ディーマジェスティ、エアスピネルの3頭の強敵相手にどうかだが、菊花賞は夏の上がり馬が活躍するレース。この3頭が3000mの距離に絶対の適性があるわけでもなく、カフジプリンスの秘めたポテンシャルからすれば春のクラシックの主役でさえも蹴散らす力はあるはずだ。
 

阿寒湖特別はG1馬への出世レース

 
1997年優勝:ステイゴールド

1997年優勝:ステイゴールド

父:サンデーサイレンス
母:ゴールデンサッシュ
母父:ディクタス
調教師:池江泰郎(栗東)

G1タイトル:2001年香港ヴァーズ
 
2001年優勝:マンハッタンカフェ

2001年優勝:マンハッタンカフェ

父:サンデーサイレンス
母:サトルチェンジ
母父:Law Society
調教師:小島太(美浦)

G1タイトル:2001年菊花賞・2001年有馬記念・2002年天皇賞(春)
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2002年優勝:ファインモーション

2002年優勝:ファインモーション

父:デインヒル
母:Cocotte
母父:Troy
調教師:伊藤雄二(栗東)

G1タイトル:2002年秋華賞・2002年エリザベス女王杯
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カフジプリンスが勝った阿寒湖特別は過去に3頭のG1馬を輩出しており、特にステイゴールドとマンハッタンカフェは種牡馬としても日本競馬を牽引してきた名馬。2頭とも残念ながらこの世を去ってしまったが、その血を引き継いだ子どもたちが種牡馬や現役馬として今もバリバリ活躍中。一方のファインモーションは繁殖牝馬として期待されたものの、体質的に受胎が不可能で産駒を生むことなく、現在は功労馬として繋養されている。

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