AJCCのレース映像
2017年01月22日 AJCC 芝2200m 中山競馬場
via youtu.be
直線に入って前の馬に接触したシングウィズジョイはそのまま躓いてしまい頭からコースへ転倒。騎乗していたルメール騎手も落馬して競走中止となってしまった。
シングウィズジョイは前走のエリザベス女王杯で2着に好走し、年明け初戦のAJCCでは牡馬に混じって4番人気に支持されるなど活躍が期待されていた。
シングウィズジョイは前走のエリザベス女王杯で2着に好走し、年明け初戦のAJCCでは牡馬に混じって4番人気に支持されるなど活躍が期待されていた。
【パトロールビデオ】
4コーナーのパトロールビデオ映像
via youtu.be
パトロールビデオをよく見てみると、シングウィズジョイが倒れる直前のコーナーワークでバランスを崩しているのがよく分かる。その煽りで横のシルクドリーマーと更に外にいたホッコーブレーヴも大きく膨れる不利を受けている。特に後者は騎乗していた大野騎手の鐙が外れてまともに追えない状態となってしまった。
そして、その後態勢を立て直していざエンジンをふかした瞬間に前の馬と体が接触。それをキッカケにし同馬は頭から芝へ突っ込む様な姿勢で倒れ込み、それと共にルメール騎手も落馬したと言う流れだ。
その後の情報でシングウィズジョイは左上腕骨々折と診断され安楽死処分となった。
そして、その後態勢を立て直していざエンジンをふかした瞬間に前の馬と体が接触。それをキッカケにし同馬は頭から芝へ突っ込む様な姿勢で倒れ込み、それと共にルメール騎手も落馬したと言う流れだ。
その後の情報でシングウィズジョイは左上腕骨々折と診断され安楽死処分となった。
ルメール騎手は打撲程度
『前の馬に触れて転倒してしまった。僕の体は大丈夫です』
との様にレース後はコメント。この時、腰を強打しており体自体は問題無く動くものの、一応の大事を取って最終レースの騎乗を取り止めている。
尚、この日は4レースでも発馬直後に落馬をしている為、1日に2度も競走を中止すると言う前代未聞の事態となった。
尚、この日は4レースでも発馬直後に落馬をしている為、1日に2度も競走を中止すると言う前代未聞の事態となった。
4Rの映像はこちら
2017年01月22日 3歳500万下 ダート1200m 中山競馬場
1着:グッドヒューマー(勝浦)
2着:スズカグラーテ(長岡)
3着:ミスパイロ(松岡)
中止:オールドベイリー(ルメール)
2着:スズカグラーテ(長岡)
3着:ミスパイロ(松岡)
中止:オールドベイリー(ルメール)
via youtu.be
2番人気のオールドベイリーに騎乗したルメール騎手はスタート直後にこちらもバランスを崩して転倒。馬に異常は無く、落馬した自身が右ひざを負傷したもののその後の騎乗には問題無い程度。
もし自分がルメール騎手の立場だったら、1日に2回も馬の上から落ちたらもう今後絶対乗りたくないと思います。それでも、来週はオッケーと言っている当たりを見ると本当に競馬が好きなんだなと思います。これで2017年の厄も全部一緒に落っこちた事にして、また来週からガンガン活躍して下さい。
シングウィズジョイは予後不良に…
2015年のフローラSを制し、その年のオークス&秋華賞とクラシック戦線を戦い抜いたシングウィズジョイ。その後はオープンを1勝のみと鳴かず飛ばずの成績が続いていたが、昨年のエリザベス女王杯では12番人気の低評価を覆す2着入線を果たし競馬ファンを驚かせた。
年が明け、ここから牝馬の古馬路線を引っ張って行く存在として活躍が期待されていた中での落馬事故だけに残念でならない。しかし競馬と言うスポーツである以上、今回の様なリスクは常に混在しているのも事実。シングウィズジョイには天国で温かく見守っていて欲しい。
年が明け、ここから牝馬の古馬路線を引っ張って行く存在として活躍が期待されていた中での落馬事故だけに残念でならない。しかし競馬と言うスポーツである以上、今回の様なリスクは常に混在しているのも事実。シングウィズジョイには天国で温かく見守っていて欲しい。
まとめ
気のせいでも何でもなく、年末から有力騎手の相次ぐ落馬事故でヒヤッとするシーンが多い。
たまたま重なっているだけかもしれないが、それでも人馬共に命に関わる重大な問題であり改善策などの提示が欲しいところ。とは言え、これまでやるべき対応などもし尽して来ているだろうし、JRA側もひとたびレースが始まれば後は騎手に全てを任せる他無いのだ。
危険騎乗でも何でも無い場合は、全て致し方ないものとして受け入れざるを得ないのだろうか??現象事態が少ないとしても、それに携わる関係者やファンの人達が非常に悲しくなってしまう出来事である。今後も同様のケースが相次ぐ様なら何らかの処置を行って欲しいと切に願うばかり。
最後に、シングウィズジョイ並びに関係者の皆様には心よりご冥福をお祈り申し上げます。
たまたま重なっているだけかもしれないが、それでも人馬共に命に関わる重大な問題であり改善策などの提示が欲しいところ。とは言え、これまでやるべき対応などもし尽して来ているだろうし、JRA側もひとたびレースが始まれば後は騎手に全てを任せる他無いのだ。
危険騎乗でも何でも無い場合は、全て致し方ないものとして受け入れざるを得ないのだろうか??現象事態が少ないとしても、それに携わる関係者やファンの人達が非常に悲しくなってしまう出来事である。今後も同様のケースが相次ぐ様なら何らかの処置を行って欲しいと切に願うばかり。
最後に、シングウィズジョイ並びに関係者の皆様には心よりご冥福をお祈り申し上げます。
2着:ゼーヴィント(戸崎)
3着:ミライヘノツバサ(内田)
中止:シングウィズジョイ(ルメール)