来春から創設される「ヤングジョッキーシリーズ」
出場対象はJRAと地方所属の見習い騎手で、JRAと地方競馬各場を持ち回りでシリーズ化される。レース数などはまだ未定だが、スタートは地方競馬が開幕する4月になる模様。そこから約9ヶ月間にも及ぶシリーズ戦を経て、年末の有馬記念と大井競馬場で行われる東京大賞典の当日にファイナルステージを開催する方向のようだ。
-見習い騎手とは-
免許を取ったばかりの若い騎手に騎乗機会を多く与え、育成を図るために取られている減量制度。免許の通算取得期間が5年未満で、勝利数が通算100勝以下の騎手が対象。30勝以下(▲)は3キロ、31勝以上50勝以下(△)は2キロ、51勝以上100勝以下は(☆)1キロの減量が許されている。
免許を取ったばかりの若い騎手に騎乗機会を多く与え、育成を図るために取られている減量制度。免許の通算取得期間が5年未満で、勝利数が通算100勝以下の騎手が対象。30勝以下(▲)は3キロ、31勝以上50勝以下(△)は2キロ、51勝以上100勝以下は(☆)1キロの減量が許されている。
創設理由はやはりあの問題!?
外国人騎手や地方競馬のトップ騎手が通年免許や短期免許を取得できるようになったことで、若手騎手の騎乗機会が年々減少していることは近年大きな問題点として取り上げられてきた。それを考慮してJRAは今年から減量対象をデビュー3年から5年に延長したが、これといって大きく改善されているわけではない。
そこでJRAは若手騎手のみが参戦できる「ヤングジョッキーシリーズ」を来春から創設。最大の目的は「将来豊かな若手騎手の騎乗機会を大幅に増やし、育成していくこと」にある。さらにシリーズ化することでG1レース開催日などに大勢のファンにアピールできるのも大きなプラス材料だろう。
そこでJRAは若手騎手のみが参戦できる「ヤングジョッキーシリーズ」を来春から創設。最大の目的は「将来豊かな若手騎手の騎乗機会を大幅に増やし、育成していくこと」にある。さらにシリーズ化することでG1レース開催日などに大勢のファンにアピールできるのも大きなプラス材料だろう。