ポイント算出方法
JRA出走済兄弟合計勝利数※を出走済兄弟数で割る計算方法を採用。但し、最低1.0ptとする。
※勝利数に加減される特殊ポイント内訳詳細
【G1馬+3、重賞馬+1.5、未勝利馬-1、対象兄弟2頭の場合-2、対象兄弟1頭の場合-4】
※勝利数に加減される特殊ポイント内訳詳細
【G1馬+3、重賞馬+1.5、未勝利馬-1、対象兄弟2頭の場合-2、対象兄弟1頭の場合-4】
総合ランキング
1位:ベルダム 6.5pt 牝 ディープインパクト×ドナブリーニ(Bertolini)

堂々のトップに輝いたのはベルダム。全姉にあの名牝ジェンティルドンナを持つ超良血馬だ。その上にも重賞馬のドナウブルーがおり、総じてポイントが上昇。預託先は姉妹を全て管理した石坂正厩舎だけにその期待も高まるばかりだ。
2位: トゥザクラウン 5.2pt 牡 キングカメハメハ×トゥザヴィクトリー(サンデーサイレンス)

次点にはトゥザクラウン。トゥザグローリー、トゥザワールドを全兄に持つ血統で、トゥザヴィクトリー一族の1番馬として前評判が高かったが10月22日の新馬戦でよもやの大敗。ここから巻き返しはあるのか!?
2位:レッドオルガ 5.2pt 牝 ディープインパクト×エリモピクシー(ダンシングブレーヴ)

トゥザクラウンと同率の2位にランクインしたのはレッドオルガ。あのエリモピクシーの娘で、兄弟に重賞馬リディル・クラレント・レッドアリオン・サトノルパンの4頭がいる超エリートだ。10月16日のデビュー戦は負けてしまったがこれもすぐに巻き返して来るだろう。
4位:フローレスマジック 5.1pt 牝 ディープインパクト×マジックストーム(Storm Cat)

単独4位にはフローレスマジック。ディープインパクト×ストームキャットの黄金配合で、全兄弟にラキシスとサトノアラジンがいる。デビュー戦こそ2着に惜敗したが、血統馬らしく2戦目でキッチリと勝ち上がっており今後の伸びシロに期待大。
5位:ヘヴントゥナイト 4.6pt 牡 ダイワメジャー×エアトゥーレ(トニービン)

こちらも単独5位のヘヴントゥナイト。名牝エアトゥーレの子で、兄弟にアルティマトゥーレやキャプテントゥーレがいる血統。意外にもダイワメジャー産駒は初めての産駒だが、トニービンの肌にはイメージ的にピッタリの配合と思われそのデビューが待ち遠しい。
6位:スプレンダークラン 4.5pt 牝 ルーラーシップ×スカーレットレディ(サンデーサイレンス)

6位にはスプレンダークラン。日本でも有数の繁栄ファミリーであるスカーレット一族。近親にはダイワメジャーとダイワスカーレットがいるものの、兄弟はヴァーミリアンを始め全てダート馬になってしまうのがネックか。ポイントは高いが、POG的には向いていない。
6位:オルファン 4.5pt 牝 ステイゴールド×オリエンタルアート(メジロマックイーン)

同率の6位にはあのオルフェーヴルの全妹オルファン。ステイゴールド×メジロマックイーンの配合で期待は高まるが、この産駒で牝馬に活躍馬が出ていない点はやや不安材料か。牡馬だと高い確率で走って来るのだが、そういう意味でギャンブル性も高い1頭。
8位:ミリッサ 4.4pt 牝 ダイワメジャー×シンハリーズ(シングスピール)

単独8位にはミリッサ。今年、遂にGⅠ馬のシンハライトを輩出し名繁殖牝馬の仲間入りを果たしたシンハリーズの仔だ。母は何を付けてもコンスタントに走る産駒を出し、ディープインパクトに次ぐ優良種牡馬のダイワメジャーとなれば先ず間違いなくハズレないだろう。後はクラシックに向くかどうか。
9位:ラボーナ 3.8pt 牡 ルーラーシップ×ハッピーパス(サンデーサイレンス)

9位にラボーナ。兄弟にコディーノ、チェッキーノと重賞馬が名を連ねており、父がそれらキンカメ産駒の新種牡馬ルーラーシップに変わってどうかだが、単に同系統の血が1代進んだだけなので相性自体は良い筈だ。10月22日の新馬戦では大敗したが、大型馬だけに叩いて変わり身があるだろう。
9位:バルデス 3.8pt 牡 ハービンジャー×ディアデラノビア(サンデーサイレンス)

同率の9位にはバルデスがランキング。ほぼハズレ無く走る産駒を出すディアデラノビア。ハービンジャー産駒に関しても一つ上に全兄ドレッドノータスが出ているので先ず問題ないだろう。後は、新鋭の木村哲也厩舎がどう育てるか要注目である。
その他注目(牡馬)
ヒシマサル 3.5pt 牡 ルーラーシップ×シェリール(サンデーサイレンス)

大注目の“3代目ヒシマサル”。その名前ばかりが先行しているが、血統的にも十分に魅力的な1頭。兄の重賞馬ムスカテールをマヤノトップガン産駒で輩出している時点で母の繁栄能力は◎。そこに新種牡馬のルーラーシップが付けれらた事でマイナスよりプラス材料のほうが遥かに多いのではないか。
アリストレジェンド 3.1pt 牡 ヴィクトワールピサ×パーソナルレジェンド(Awesome Again)

ミラクルレジェンドにローマンレジェンドと、何を付けてもダートの重賞級を輩出するパーソナルレジェンド。今年はヴィクトワールピサに変わるが、それでもやはりダート馬を出すだろう。要注目ではあるが、POGの指名には至らない。
イスラドラーダ 3.0pt 牡 ダイワメジャー×イスラコジーン(Cozzene)

兄イスラボニータのおかげでポイントを稼いではいるが、血統内を見渡しても走ったのはその1頭だけ。今回、母父と相性の良さそうなダイワメジャー産駒という点でどこまで産駒にスピードが伝わっているかだろう。しかし、デビュー戦は何故かダートであっさりと敗退している。
インペリアルフィズ 2.9pt 牡 ジャングルポケット×マンハッタンフィズ(サンデーサイレンス)

マンハッタンフィズ産駒はジャングルポケットを付けた時に必ず重賞馬(アプリコットフィズ、ダービーフィズ)を出している。今回はその3番子という事で指名しておいて損は無いだろう。その他の産駒も全体的に質は高い名繁殖牝馬の1頭。
ハリーレガシー 2.8pt 牡 ヴィクトワールピサ×バルドウィナ(Pistolet Bleu)

今年の桜花賞馬ジュエラーの全弟。バルドウィナ産駒は牝馬しか走っていない点が気にはなるが、ジュエラーを見ても牡馬顔負けの馬格もありヴィクトワールピサとの相性もハマっている感じを受けるので今回は大丈夫だろう。
その他注目(牝馬)
馬名未定 3.4pt 牝 スクリーンヒーロー×マルバイユ(Marju)

あのマルセリーナとグランデッツァの妹で、父が今最も話題のスクリーンヒーローという血統。同産駒では初めてのGⅠクラスを輩出した繁殖牝馬との掛け合わせという事で最注目ではあるが、現時点で馬名や厩舎などが決まっていない。もしかするとそのまま繁殖入りという噂も??
キエレ 3.2pt 牝 Distorted Humor×ヘヴンリーロマンス(サンデーサイレンス)

今年の春、全米クラシックにフル参戦したラニの妹にあたる。その他、アウォーディーやアムールブリエなど一流馬を兄弟に持つが、全てダート馬になってしまう。POG向きではないのが明らかであるが、母は列記とした天皇賞馬。不思議なものである。
馬名未定 3.1pt 牝 ステイゴールド×ポイントフラッグ(メジロマックイーン)

ゴールドシップの全妹で管理も同じ須貝厩舎。母のポイントフラッグも亡くなり、この一族を繁栄させる為には本馬が走ってくれないと困る。“Ms.ゴルシ”のキャラクターで兄以上の活躍を期待したいものだ。
アスティル 3.0pt 牝 ステイゴールド×ヒストリックスター(ファルブラヴ)

ハープスターの半妹。ディープインパクトからステイゴールドに変わって不安定材料が増えたという点では余りオススメ出来ない。当然の結果ではあるが、10月23日の新馬戦で1番人気ながら9着に大敗している。
ブルビネラ 2.8pt 牝 ヴィクトワールピサ×キューティーゴールド(フレンチデピュティ)

ショウナンパンドラの半妹。父がヴィクトワールピサに変わり、一気に重厚さが増した印象だが血統的な相性としては悪くない筈。初年度から桜花賞馬を出し一応の成功を収めており、その流れに続けば爆発する下地は揃っている。
ヴェリタブル 2.6pt 牝 ダノンシャンティ×トキオリアリティー(Meadowlake)

リアルインパクトを始め、多くのオープン馬を輩出した安定の繁栄ファミリーだ。どんな種牡馬でも一応の結果を残すだけに、スマートオーディンを出したダノンシャンティでもそこそこ走って来ると思われる。但し、この一族は総じて出世が遅い。
ディープインパクト産駒その他
クリアザトラック 3.3pt 牡 ディープインパクト×クロウキャニオン(フレンチデピュティ)

ディープインパクト産駒に関しては全てが重賞級という鉄板の配合。POGで良い思いをしたければ、クロウキャニオンの仔を指名しておけば先ず間違いない。特に牡馬となればカミノタサハラ、マウントシャスタ、ベルキャニオンとほぼ完璧なラインナップだ。
オーロラエンブレム 3.2pt 牝 ディープインパクト×ブラックエンブレム(ウォーエンブレム)

ブライトエンブレム、アストラエンブレムと重賞級を連続で輩出したGⅠ馬のブラックエンブレム。父ディープインパクトは全兄に初年度産駒のテスタメントがいるものの3勝止まりと相性は悪い。1頭で決めつけるのも良くないので、ここで真価を問われる事になる。
馬名未定 3.1pt 牡 ディープインパクト×アドマイヤキラメキ(エンドスウィープ)

トーセンスターダムの下でオーナーも同じ島川隆哉氏。本来なら既に馬名くらい決まっていて良い筈なのだが、未だそれらしい情報も出回っていない。もしかすると入厩すら出来ない状況の可能性もあるが、デビューした場合は要注目の1頭だろう。
カデナダムール 3.0pt 牝 ディープインパクト×ラヴズオンリーミー(Storm Cat)

今年のドバイターフを制したリアルスティールの全妹。一つ上のプロディガルサンもそこそこ走ったので、やはり黄金配合は極めて優秀だ。本馬も牝馬という点でどうかだが、ラキシスの例もあるので安心して良い。早期デビューが待たれる。
アンセム 2.8pt 牡 ディープインパクト×オータムメロディー(Kingmambo)

全姉にエリザベス女王杯3着のピクシープリンセスがおり、ディープインパクトとの相性は確認済み。それ以来の2頭目という事でかなり高い確率で走って来ると見られる。但し、クラシック経験の少ない野中厩舎というのがマイナス。
キングカメハメハ産駒その他
ナニアヒアヒ 3.7pt 牝 キングカメハメハ×ウィキウィキ(フレンチデピュティ)

日本ダービーを制したマカヒキの半妹。ディープインパクトではウリウリも出して安定の産駒となるが、キングカメハメハに変わってどこまで走れるかが焦点だろう。種牡馬実績を考えても何ら不安は無いが、果たしてどのレベルにまで行くかという点は未知数である。
プレスト 3.2pt 牡 キングカメハメハ×ポップコーンジャズ(ダンスインザダーク)

あのラブリーデイの全弟。既に7月デビューを果たして6着に敗退している。一度放牧に出し立て直しを図っている様だが、兄と同じく本格化は古馬になってからだろう。そういう意味ではPOGには向いていないかもしれない。
グローブシアター 3.0pt 牡 キングカメハメハ×シーザリオ(スペシャルウィーク)

半兄エピファネイア、全兄にリオンディーズがいる超良血のグローブシアター。管理も角居厩舎と来ればGⅠ馬への道は確定的か。しかし、同一族の産駒は全て脚元が弱く、故障のリスクを常に抱えなければいけない点がややネックになるだろう。それでも補って余りある魅力はある。
ランガディア 2.9pt 牡 キングカメハメハ×ランガディア(サンデーサイレンス)

ダイナカール一族出身で、上にファントムライトなどがいる安定勢力のランガディア。デビュー戦はかなりのハイパフォーマンスで圧勝し、その次走が楽しみに待たれる。正直、これは今年の盲点となる1頭だ。指名出来なかったのが悔やまれる。
シーソルティキッス 2.6pt 牝 キングカメハメハ×ソルティビッド(Salt Lake)

牝馬3冠アパパネの全妹。厩舎も当時アパパネを担当していた奥村武調教師に預けるといった所がドラマチックであるが、アパパネ自体が突然変異的な産駒のイメージだけに同血で期待出来るかと言えば不安の方が大きい。
新種牡馬産駒その他
フルボイス 3.1pt 牝 ルーラーシップ×エヴリウィスパー(ノーザンテースト)

兄弟にトーセンジョーダン、トーセンホマレボシなどの重賞級がズラリ。新種牡馬ルーラーシップも出だしが好調で一応の成功を収めており、本馬もかなり期待出来るのではないだろうか。名前の微妙さがやや気になる点ではあるが…。
デルマコイウタ 2.8pt 牝 ディープブリランテ×エアデジャヴー(ノーザンテースト)

エアシェイディ、エアメサイアの下でポイントは高いものの、エアデジャヴー自体がかなりの高齢である。新種牡馬ディープブリランテは実績を残しているものの、過度な期待はしない方が良いだろう。逆に走ってくれればかなり嬉しいが、こちらも名前が極端にダサい。