JBCレディスクラシック2018の結果

 

JBCレディスクラシック2018の動画

 

レース動画

 
内からアイアンテーラー、外からサルサディオーネがつばぜり合いを見せ逃げを主張。前半1000mが60秒ちょっとと馬場状態を考えれば息の入りにくい展開だったのではないだろうか。大外から1コーナーで上手くインに入り込んだアンジュデジールが、ラビットランの捲りと共に上がって行き並んで直線コースへ。一旦は前に出られるものの、残り1Fでジワジワと差し返しゴール前でアタマ差かわして1着入線を果たした。3着には大外から追い込んだ上がり馬ファッショニスタ、クイーンマンボは4着と惜敗を喫している。奇才横山典弘騎手の芸術的なレースメイクが完成した瞬間だった。
 

勝ち馬アンジュデジール

 
アンジュデジール

アンジュデジール

牝馬

父馬:ディープインパクト
母馬:ティックルピンク
母父:フレンチデピュティ
所属:昆貢厩舎(栗東)
生産:辻牧場
馬主:安原浩司

通算成績:17戦6勝(6-4-1-6)
主な戦績:JBCレディスクラシックなど
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地方交流重賞含め、ダート戦では掲示板を外さない安定感抜群のアンジュデジール。逆を言えば、ワンパンチ物足りないイメージもあったが今回のレースはまさに“ノリマジック”による勝利だった。圧倒的に不利な大外から1コーナーで絶妙にインへポジショニング、そこから経済コースを通って人気馬の動向に合わせての進出。直線では気がつけば先頭に立って雄叫びを上げる横山典弘騎手のワンサイドゲームと言うべき1戦だったろう。ディープインパクト産駒初のダートGⅠ馬が誕生した瞬間でもあった。
 

レースを振り返ってのベスト予想

 
◎ラビットラン
◯クイーンマンボ
△ファンターナリーリ
プリンセスコメータ
ファッショニスタ
アンジュデジール
アイアンテーラー
×カワキタエンカ
サルサディオーネ
ブランシェクール
リエノテソーロ
 

馬連:想定11点:◯勝利、三連単:想定108点:×不的中

 
本命ラビットラン、対抗クイーンマンボ1択で連下は、単勝15倍以下、紐は単勝100倍以下が理想の想定だっただろう。
 

全着順結果

 

RR:100.8 ※想定RR:101.3

 
                 
着順 馬番 出走馬 斤量騎手 評価タイム(着差) 本印 大川 河本 浜野 道永 単勝オッズ
1 16 アンジュデジール 55.0 横山典 103.3 1:50.4 13.1
2 4 ラビットラン 55.0 Mデム 106.3 アタマ 2.8
3 15 ファッショニスタ 55.0 大野 106.0 1/2 11.9
4 3 クイーンマンボ 55.0 Cルメ 106.3 1/2 3.9
5 13 アンデスクイーン 55.0 松若 100.0 2.1/2 122.4
6 8 ビスカリア 55.0 森泰斗 100.0 ハナ 221.8
7 2 フォンターナリーリ 55.0 Cデム 90.0 5 × 6.2
8 1 アイアンテーラー 55.0 浜中 90.0 1.1/4 15.6
9 6 [地]ジェエルクイーン 55.0 岩田 92.0 3 326.6
10 10 プリンシアコメータ 55.0 武豊 97.0 アタマ 7.2
11 12 [地]ブランシェクール 55.0 御神本 ---- 1.3/4 52.9
12 9 サルサディオーネ 55.0 丸山 95.0 1.1/4 × 50.1
13 11 リエノテソーロ 55.0 吉田隼 104.0 クビ 62.7
14 5 [地]ラインハート 55.0 笹川翼 97.3 クビ 321.7
15 14 [地]ディアマルコ 55.0 佐原秀 ---- クビ 538.3
16 7 カワキタエンカ 55.0 池添 102.2 大差 × 20.2


 

危険な人気馬結果 プリンシアコメータ→10着(4人気)

 
ダラダラと先行した結果、4コーナーでの勝負時に上がって行けなかったプリンシアコメータ。やはり自らレースを作るくらいの積極的な競馬でないと粘り腰を発揮出来ないタイプの様だ。今回の様に早めの動き出しが出来ない場合は脆く大敗してしまう可能性も十分ある1頭。
 

穴馬予想結果 ブランシェクール→11着(10人気)

 
さすがに前走の様な上手い形でレースは進められなかったブランシェクール。大幅な馬体減も影響しただろうが、やはり京都の様な軽い馬場では持ち味のタフさは活きて来ない。前が総崩れでもブランシェクールだけは粘り込んでいる、そんなイメージの展開でこそだろう。
 

配当&本印予想結果

 
馬連予想 ③④-①②⑦⑩⑪①⑮⑯ 的中
単勝 16 1310円 枠連 2-8 560円
複勝 16 300円 ワイド 4-16 740円
4 150円 15-16 1,830円
15 290円 4-15 750円
馬連 4-16 2090円 馬単 16→4 5890円
三連複 4-15-16 7,060円 三連単 16→4→15 53,720円


 

編集部の回顧

 
本命ラビットランはダート実績あったし芝で地力証明しているので本命でよかった。デムーロが最後強引に追わず折り合いに専念すれば逆にかわされてなかったようにおもう。牝馬向いてないのかな。対抗はクラシック同様、ダート実績ない馬は消しでよかった。結果どうあれ単穴の2頭もアンジュデジール、ファッショニスタの連下想定もよかったので結果がともなわなかった。残念。(大川)
 
◎クイーンマンボ…スムーズに立ち回りましたが、最後は伸びなかったですね。残念です。○ラビットラン…好位につけ最後はアタマ差でしたね。惜しい競馬でした。勝った馬が強かったと言うしかないですね。無印アンジュデジール…先行し、最後差されるかと思いましたが勝負根性が光りましたね。大外枠で勝てるということは能力が高そうですね。今後が楽しみな一頭です。(河本)
 
対戦比較で考えればアンジュデジールも人気上位馬と全然差が無いんですよね。でも、正直、エルムステークスの競馬くらいしか最近のイメージが無くて軽視してしまいました。逆に2着のラビットランはデビュー戦からのダートでの印象が強く残っていましたからね。それで◎にできました。結局、JRAの競馬での成績を重視した予想になってしまっている時点でほぼノーチャンスの結果でした。初ダートで4コーナー手前で失速し大敗のカワキタエンカに印をつけているようでは...。(浜野)
 
自分の中で今回6レースで唯一勝利し、感覚的にも1番良くできた予想。アンジュは本命にと最初から思っていたし2着も対抗。連下もしっかり拾えてまあまあの配当。中荒れが得意な自分としてはこのぐらいのレースを逃さず取っていきたい。(道永)
 

JBCレディスクラシック2018の予想

 

◎ラビットラン

 
ラビットラン

ラビットラン

牝馬

父馬:Tapit
母馬:Amlia
母父:Dixieland Band
所属:中竹和也厩舎(栗東)
生産:Alexander Groves Matz LLC(米)
馬主:吉田和子

通算成績:12戦4勝(4-1-1-6)
主な戦績:ローズステークス、ブリーダーズゴールドカップなど
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昨年のローズステークス勝ち以降暫く勝ち星に見放されていたラビットラン。2走前からダート路線に戻り早速ブリーダーズゴールドカップではクイーンマンボ以下を撃破して見せた。考えれば父はTapit、血統的には砂適性の方が遥かに高くむしろ芝であれだけ切れるというのが能力の高い証拠だ。M.デムーロ騎乗で一発やってくれそうな予感しかしない。
 

○クイーンマンボ

 
クイーンマンボ

クイーンマンボ

牝馬

父馬:マンハッタンカフェ
母馬:スズカエルマンボ
母父:シンボリクリスエス
所属:中竹和也厩舎(栗東)
生産:グランド牧場
馬主:ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン

通算成績:12戦4勝(4-3-2-3)
主な戦績:関東オークス、レディスプレリュードなど
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ラビットランに対抗出来る唯一の存在がクイーンマンボ。むしろ、実績だけで言えば当馬が一番手だろう。平安ステークスでもJBCクラシックの有力馬サンライズソア相手と接戦を演じており、牡馬との対戦でも負けていない。そういう意味でここは筆頭候補であり、それに鞍上がC.ルメール騎手。上位争いは必須と言える。
 

▲カワキタエンカ

 
カワキタエンカ

カワキタエンカ

牝馬

父馬:ディープインパクト
母馬:カワキタラブポップ
母父:クロフネ
所属:浜田多美雄厩舎(栗東)
生産:木田牧場
馬主:川島吉男

通算成績:13戦3勝 (3-3-1-6)
主な戦績:中山牝馬ステークスなど
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初ダート挑戦となるカワキタエンカ。父ディープインパクト、母父クロフネと適正に関してはどうも言えない部分はあるが、何より当馬が重馬場巧者という点に注目したい。新馬戦は特にドロドロの不良に近く、そこでも苦にせず走っているのを鑑みれば遺伝としては母父寄りと言えるのでは。今回、上位2頭が抜けているだけに負かせるとしたらこの手の存在しかいない。よって単穴。
 

出馬表&レーティング&予想オッズ

 

想定RR:101.3

 
血統的にもダート実績的にも距離的にもラビットランが有利に見えるが実績上位のクイーンマンボ、リエノテソーロにカワキタエンカがどこまで食い込めるかで予想難解なので穴狙いでもいいだろう。
 
馬番 出走馬 斤量 騎手 評価 本印 大川 河本 浜野 道永 予想オッズ
1 アイアンテーラー 55.0 浜中 97.0 31.2
2 フォンターナリーリ 55.0 Cデム 94.0 × 7.6
3 クイーンマンボ 55.0 Cルメ 105.0 3.1
4 ラビットラン 55.0 Mデム 106.0 2.4
5 [地]ラインハート 55.0 笹川翼 95.6 332.7
6 [地]ジュエルクイーン 55.0 岩田 92.0 456.6
7 カワキタエンカ 55.0 池添 103.8 × 18.3
8 ビスカリア 55.0 森泰斗 90.0 294.8
9 サルサディオーネ 55.0 丸山 96.3 × 86.2
10 プリンシアコメータ 55.0 武豊 99.0 4.4
11 リエノテソーロ 55.0 吉田隼 105.7 14.4
12 [地]ブランシェクール 55.0 御神本 ----- 99.5
13 アンデスクイーン 55.0 松若 90.0 267.7
14 [地]ディアマルコ 55.0 佐原秀 ----- 408.5
15 ファッショニスタ 55.0 大野 97.0 54.9
16 アンジュデジール 55.0 横山典 97.0 20.8


 

危険な人気馬 プリンシアコメータ(想定3人気)

 
ケイティブレイブ同様、中央よりも地方の走りの方が遥かに良いプリンシアコメータ。中央に戻ると存在感が薄れ着外も多く信用度は落ちる。武豊騎手騎乗で人気を集めているならばっさり切っても良いだろう。それ以上に上位2頭の安定感が強いだけにここは消去法込みで当馬。
 

穴馬予想 ブランシェクール(想定11人気)

 
前走のレディスプレリュードで大万馬券の片棒を担いだブランシェクール。元々は中央所属、キャロットファームの勝負服だ。ここで好勝負を演じても驚かないし、引き続き人気が無いようならむしろ美味しい存在。鞍上が地方の雄・御神本騎手なら積極的に買いたい1頭だろう。
 

編集部の見解

 
本命はラビットラン。血統的にもダートの方が良さそうなので芝実績からもまだ一番信用できる。対抗は、カワキタエンカ。低レベルの地方ダート馬相手ならダート走れなくても上位と判断。クイーンマンボは、平安ステークスの走りができれば勝てるので単穴。あとは地方重賞実績よりも中央準オープンとかの方がレベル高いのでそのあたりの馬を相手にした。(大川)
 
◎クイーンマンボ…前走は案外な負けであったが、3走前平安ステークスでは2着と好走しており、京都実績が高い。追い切りの動きも良く、巻き返しに期待できる。○ラビットラン…前走強い競馬で、今回もチャンスは高い。ただ京都は直線が短いため、最後届かない可能性あり。以下、挙げた3頭はレース展開によっては上位に割って入ると考える。(河本)
 
前走のブリーダーズゴールドカップが圧勝だったラビットランが◎。芝とはいえ実績的にも一枚上です。ペースが速くなりそうなのもいいですね。そのブリーダーズゴールドカップ2着のプリンシアコメータが〇で3着のクイーンマンボを▲にしました。△には初ダートでも芝の実績から魅力があるカワキタエンカです。(浜野)
 
JBCの中でも特に難解なレース。その中でも◎アンジュデジールは牡馬交じりでもいつも手を出す馬。牝馬限定なら頭もあるだろう。○ラビットランは芝であれだけ通用したポテンシャルならダートに戻った今更なる前進を見込める。▲クイーンマンボは牡馬相手でも本命同様奮闘出来る力がある。ここに入れば取りにくるはず。(道永)

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