JBCスプリント2018の結果

 

JBCスプリント2018の動画

 

レース回顧

 
マテラスカイが予想通りポンと飛び出しハナを切る展開。ウインムートやノブワイルドなどが押して競りかけるも、スピードの絶対値が違い過ぎて逆に脚を使わせれ先行勢は壊滅。その中で逃げ馬の直後を進めたグレイスフルリープだけは上手く立ち回って4コーナーへ。マテラスカイが突き放しにかかるも、それに並びかけるグレイスフルリープ。最後はゴール前でクビ差競り落とし念願のGⅠタイトルを獲得した。3着に地方馬キタサンミカヅキが追い込んで意地の3着。絶好調のC.ルメール騎手がJpn1ながら先週のレイデオロに次ぐ勝利でタイトルを連戦連勝。
 

勝ち馬グレイスフルリープ

 
グレイスフルリープ

グレイスフルリープ

牡馬

父馬:ゴールドアリュール
母馬:ラビットフット
母父:Seeking the Gold
所属:橋口慎介厩舎(栗東)
生産:ノースヒルズ
馬主:前田晋二

通算成績:44戦12勝 (12-8-3-21)
主な戦績:JBCスプリントなど
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長い間ダート短距離戦線の中心で活躍していたグレイスフルリープ。高齢でもそのスピードは健在で、昨年の韓国遠征ではコリアスプリントを快勝。とは言え、日本のGⅠはまだ制しておらず今回が嬉しい初タイトルとなった。ゴールドアリュール産駒、母父Seeking the Goldの良血で種牡馬になっても十分な結果を残してくれそうな予感。8歳にしての戴冠はお見事としか言い様が無い、しかしながらC.ルメール騎手の手腕による所も相当大きい1戦だったろう。
 

レースを振り返ってのベスト予想

 
◎マテラスカイ
◯レッツゴードンキ
▲モーニン
△グレイスフルリープ
キタサンミカズキ
キングズガード
×セイウンコウセイ
ネロ
ナックビーナス
 

馬連:想定9点:◯勝利、三連単:想定105点:×不的中

 
本命はマテラスカイで対抗と単穴はレッツゴードンキ、モーニンから単穴か連下に単勝15倍未満、紐に単勝30倍未満が理想の想定だっただろう。
 

全着順結果

 

RR:106.8 ※想定RR:106.1

 
                 
着順 馬番 出走馬 斤量騎手 評価タイム(着差) 本印 大川 河本 浜野 道永 単勝オッズ
1 6 グレイスフルリープ 57.0 Cルメ 107.0 1:10.4 12.0
2 5 マテラスカイ 57.0 武豊 112.0 クビ 2.0
3 4 [地]キタサンミカヅキ 57.0 森泰斗 102.5 2.1/2 × 12.9
4 14 モーニン 57.0 Cデム 105.3 1/2 6.6
5 13 レッツゴードンキ 55.0 岩田 107.7 1/2 6.4
6 3 キングズガード 57.0 藤岡佑 107.4 クビ 13.2
7 15 テーオーヘリオス 57.0 浜中 103.0 1.1/2 52.7
8 2 ニシケンモノノフ 57.0 横山典 103.3 ハナ 39.5
9 7 ウインムート 57.0 内田博 100.0 クビ 96.4
10 12 [地]ラブバレット 57.0 山本聡 ---- クビ 242.3
11 1 ネロ 57.0 戸崎 104.7 クビ 21.1
12 16 ノボバカラ 57.0 御神本 102.1 クビ 389.2
13 11 [地]アンサンブルライフ 57.0 繁田健 ---- 1 484.5
14 9 セイウンコウセイ 57.0 池添 105.9 7 18.3
15 8 ナックビーナス 55.0 大野 104.8 5 23.3
16 10 [地]ノブワイルド 57.0 左海 ---- 3 109.2


 

危険な人気馬結果 マテラスカイ→2着(1人気)

 
天性のスピードとダッシュ力でレースの主導権を握ったマテラスカイ。他馬が絡んでこようともむしろそれは自滅へのレクイエムだった。今回は芝の先行勢が前に行けず、ウインムートが競りかけても実質当馬にとってのマイペースだったのだろう。しかし、自らの直後を付けたグレイスフルリープに足元をすくわれた様なレース内容だった。
 

穴馬予想結果 ニシケンモノノフ→8着(10人気)

 
さすがに中央勢のトップスピードには付いて行けず、後方から直線ジリジリ伸びるだけの競馬に終わってしまったニシケンモノノフ。結果としてやはり軽いダートよりは、力の要る深い砂の方が差し脚も活きて来るという事だろう。中央所属ながら地方への適正が強くなって来ている様だ。
 

配当&本印予想結果

 
馬連予想 ⑤⑬-①⑥⑧⑨⑭ 的中
単勝 6 1200円 枠連 3-3 1300円
複勝 6 310円 ワイド 5-6 520円
5 130円 4-6 1540円
4 290円 4-5 580円
馬連 5-6 1260円 馬単 6→5 3770円
三連複 4-5-6 3520円 三連単 6→5→4 23510円


 

編集部の回顧

 
本命レッツゴードンキは希望もあったがこんなもんだろう。対抗マテラスカイは名手にきっちりとらえられたが地力はやはり高い。結果芝しか走らない馬はダートだと全く走らないので人気してるなら消しでいいのだろう。フェブラリーとかならそうするがJBCだとそれでも通用すると判断したが今後同様の開催があった時はダート実績ない馬は消そう。モーニン、キングズガードもある程度上位に来てるだけにそこまで悪くなかったがグレイスフルリープはさわれないので個人的にはとれないレース。(大川)
 
◎マテラスカイ…スムーズな競馬であったが、最後は差されてしまった。力がある馬だけにもったいないレースになってしまった。○グレイスフルリープ…ルメール騎手お見事です。逃げ馬の後ろにピッタリマーク、8歳馬でありながら素晴らしい。調教の動きも抜群であった。無印キタサンミカヅキ…勝ち馬と同じ8歳馬ながら、素晴らしい競馬であった。まだまだ活躍出来そうなレースであった。(河本)
 
終わってみれば単純で、東京盃の上位組がそのまま1~3着を占めてしまいました。個人的に予想も馬券も高齢馬を嫌う傾向にあり、短距離戦では特にそうなので、8歳馬2頭が馬券対象ではどう予想しても正解にたどり着くことはできませんでしたね。加えて、正直、地方交流戦はチェックが手薄にもなりますし、どうしてもJRAの重賞を上位にみて、JRAを主体に使っている馬を買いたくなってしまうんですよね。そういったこともあってスプリンターズステークス組を重視してしまったのですが、結果は散々でしたね...。(浜野)
 
本命、対抗、連下と三頭抜けてたので、ゴール直前までそはいい感触だったが、絶好調ルメール騎手の勢いは止まらない。マテラスカイが頭固いと踏んでたので、まさか抜かれるとは。一応馬連だけは死守だが、単穴までにはグレイスフルリープを入れておくべきだったと反省。(道永)
 

JBCスプリント2018の予想

 

◎マテラスカイ

 
マテラスカイ(Mostaqeleh2014)

マテラスカイ(Mostaqeleh2014)

牡馬

父馬:Speightstown
母馬:Mostaqeleh
母父:Rahy
所属:森秀行厩舎(栗東)
生産:Lynch Bages LTD(米)
馬主:大野剛嗣

通算成績:20戦6勝(6-3-0-11)
主な戦績:プロキオンステークスなど
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現日本レコードホルダーのマテラスカイ。前走の東京盃は+18kgの馬体重と初の地方競馬参戦という事もあり持ち前のスピードが発揮出来ず失速の4着。とは言え、ラスト1Fまでは見せ場を作っており、そこは地力の高さを示す内容でもあった。メイチの仕上げで臨んで来る今回、幸運にも京都競馬場で開催されるJBCスプリントなら絶好の舞台設定だ。断然の本命候補。
 

○レッツゴードンキ

 
レッツゴードンキ(マルトク2012)

レッツゴードンキ(マルトク2012)

牝馬

父馬:キングカメハメハ
母馬:マルトク
母父:マーベラスサンデー
所属:梅田智之厩舎(栗東)
生産:清水牧場
馬主:廣崎利洋HD

通算成績:29戦3勝 (3-7-5-14)
主な戦績:桜花賞など
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2015年の桜花賞馬レッツゴードンキ。その後の活躍は言うまでもないが、如何せんGⅠタイトルは積み重ねられていない。2年前はJBCレディスクラシックで2着とダートでも一線級の走りを見せるが、近年は短距離型へシフトして来ているため今年はスプリントに参戦。年齢的にもそろそろ引退がチラついてる頃で、チャンスはあと僅か。
 

▲ナックビーナス

 
ナックビーナス

ナックビーナス

牝馬

父馬:ダイワメジャー
母馬:レディトゥプリーズ
母父:More Than Ready
所属:杉浦宏昭厩舎(美浦)
生産:社台ファーム
馬主:小松欣也

通算成績:28戦7勝(7-8-5-8)
主な戦績:キーンランドカップなど
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スプリンターズステークスでは2番人気の支持を受けたナックビーナス。さすがに最後の詰めを甘くしたが、昔の善戦キャラと比べたらまさに大躍進の年だったろう。そして矛先を変えダート戦線に駒を進めて来た今回。条件時代に3戦3連対の実績があり、血統からしてもダートはむしろ得意の部類。大野騎手に乗り替わるが、安定感のある先行力で初GⅠ制覇を達成したい。
 

▲セイウンコウセイ

 
セイウンコウセイ

セイウンコウセイ

牡馬

父馬:アドマイヤムーン
母馬:オブザーヴァント
母父:Capote
所属:上原博之厩舎(美浦)
生産:桜井牧場
馬主:西山茂行

通算成績:24戦7勝 (7-6-0-11)
主な戦績:高松宮記念など
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高松宮記念馬セイウンコウセイ。今年も函館スプリントを制するなどまだまだ健在の強豪馬である。ナックビーナス同様に、久々のダートレースとなるが当馬も未勝利戦で2着に8馬身差を付ける圧勝を飾っており適正は高い。そのスピード力と底力でいきなりGⅠタイトル2勝目のシーンも一考か。ネロとの兼ね合い次第。
 

出馬表&レーティング&予想オッズ

 

想定RR:106.1

 
中央の芝短距離G1馬も複数出走しており舞台が中央ならダートでも地力でどうにかなりそうな印象。マテラスカイ対レッツゴードンキ、セイウンコウセイ、ナックビーナスかモーニンあたりの中央ダート実績馬か。正直やってみないとわからない。馬券は荒れ狙いでいいだろう。
 
馬番 出走馬 斤量 騎手 評価 本印 大川 河本 浜野 道永 予想オッズ
1 ネロ 57.0 戸崎 103.7 20.2
2 ニシケンモノノフ 57.0 横山典弘 100.2 58.2
3 キングズガード 57.0 藤岡佑 106.4 32.7
4 [地]キタサンミカヅキ 57.0 森泰斗 94.0 × 6.0
5 マテラスカイ 57.0 武豊 112.0 2.2
6 グレイスフルリープ 57.0 Cルメ 99.5 7.2
7 ウインムート 57.0 内田博 98.0 74.3
8 ナックビーナス 55.0 大野 106.2 17.4
9 セイウンコウセイ 57.0 池添 106.4 25.3
10 [地]ノブワイルド 57.0 左海誠 ----- 217.3
11 [地]アンサンブルライフ 57.0 繁田健 ----- 616.6
12 [地]ラブバレット 57.0 山本聡 ----- 271.6
13 レッツゴードンキ 55.0 岩田 108.7 4.7
14 モーニン 57.0 Cデム 105.2 6.3
15 テーオーヘリオス 57.0 浜中 97.0 152.1
16 ノボバカラ 57.0 御神本 100.0 414.8


 

危険な人気馬 マテラスカイ(想定1番人気)

 
幾ら快速とは言え、今回はネロにナックビーナス、セイウンコウセイやウインムート、その他地方馬なども含めて強力な先行馬がズラリ。ちょっとでもスタートで立ち遅れた場合は、ペースの主導権を握れずそのまま馬群に沈んでいく可能性も無くはないだろう。
 

穴馬予想 ニシケンモノノフ(想定10番人気)

 
腐ったとしても前年度覇者は忘れてはいけない存在。幸い、内枠を引いてスムーズな走りが出来そうなニシケンモノノフも上位陣とそこまで差は無いと判断する。様々な条件が重ならないといけないが、そこは奇才横山典弘騎手の腕次第。アッと驚く奇襲に期待したい。
 

編集部の見解

 
本命はレッツゴードンキ。ダート実績もあり中央の馬場となれば一番信用できる。対抗はマテラスカイ。前走は地方なので気にせず中央馬場と中央ペースを考えると速いタイム持っているが良馬場だとどうなのかというのもあるので対抗まで。このメンツで中央馬場でやるとなるとダート実績馬より単純に地力を考えると芝実績馬の方が圧倒的にレベル高いのでダートでパフォーマンス落としてもこの距離ならと判断。(大川)
 
◎マテラスカイ…初京都開催でハイペースが考えるため、そうなると速い時計に対応できるこの馬を本命とする。前走は案外な成績で終わったが、京都実績もあり、また内枠を引けたのは大きい。前残りも期待し、本命とする。○グレイスフルリープ…8歳馬であるが、最終追い切りの動きが良く対抗とした。また絶好調ルメール騎手の手腕に期待したい。以下、挙げた4頭は実績馬として推奨。調教の動きも良く、十分チャンスはあり。速い時計での対応も可能。(河本)
 
トップクラスのスプリント路線は明らかに芝戦線のほうがレベルが高いです。その中でも◎セイウンコウセイは条件戦時代とはいえダートで連を外したことがないですからね。ダート変わりも何ら問題ないでしょう。スプリンターズステークス組に割って入れるとすれば時計を持っている〇マテラスカイです。あとの印はスプリンターズステークス組のみ。先行力があるナックビーナスを上にみて▲で、レッツゴードンキに△です。(浜野)
 
正直読めないJBCシリーズ。ここは個人的感情も含めつつ選択。◎マテラスカイはプロキオンの印象が濃く、上手く導けば強い。1200だと粘るのが大変だが鞍上もそこは考えているだろう。○キタサンミカヅキはそのマテラスカイを含め今回出走馬をことごとく撃破。安定感は抜群で期待大。▲セイウンコウセイは芝のスプリントトップホース、ダート挑戦は面白い。アドマイヤムーンもダート馬を出してるし適正嵌れば一発あるかも。(道永)

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