松田大作騎手(栗東)が、今月2日に道路交通法違反容疑(無免許運転&速度超過)で摘発された事件。同騎手はこの時、免許停止中だった。JRAはこの事件を受け、9日から裁定委員会の議定があるまで無期限の騎乗停止処分を下した。
 
松田大作(38歳)

松田大作(38歳)

主な騎乗馬:ドクタースウィート(15'マカオ・ゲーミングショーC)、タガノアザガル(15'ファルコンS)、メイショウスザンナ(15'クイーンS)
via google imghp
 

信頼崩壊....西山オーナー「バカ者」

 
かつて、1992年の桜花賞馬ニシノフラワーや1998年の二冠馬セイウンスカイを輩出した西山牧場を運営し、現在は個人馬主として名を知られている西山茂行オーナーが、松田騎手の無免許運転による摘発を受け、自身が運営するブログ『西山牧場の(笑)気分 ~勝って涙、負けて涙~』で松田騎手に対する憤りを綴っている。
 
西山茂行(58歳)

西山茂行(58歳)

主な所有馬:ニシノチャーミー(06'函館2歳S)、ニシノブルームーン(10'中山牝馬S)、ネロ(16'京阪杯)
via google imghp
 
すでに報道にあったように

松田大作騎手(38)は免停中にスピード違反で捕まり、当面騎乗停止。

「バカ者」としか言葉がない。

わしは祖母を交通事故で亡くしており

狭い道でスピードを出す車は大嫌い。

しかも、免停中に…

ましてや松田大作は娘を交通事故で亡くしている。

社会人としての自覚の欠如。

あきれています。
 
これは2月10日に更新されたブログの一部を抜粋したものだが、短い文ながら西山オーナーの憤りが伝わってくる内容だ。
最近では、西山オーナーの所有馬に松田騎手が乗ることも多くなってきており、昨秋からコンビを組んだセイウンコウセイ(牡4、美浦・上原厩舎)は、渡月橋S(1600万下)→淀短距離(OP)と2連勝を飾り、先月のシルクロードSでも2着に好走と相性の良さを見せていた。そして、3月末に行われる高松宮記念(GⅠ)にもこのコンビで挑むことが決まっていただけに西山オーナーにはかなりのショックだったに違いない。

過去に自身の祖母を交通事故で亡くしていることからも松田騎手に対すると怒りと失望感は他の馬主以上だろう。
 

セイウンコウセイは幸騎手と新コンビ

 
西山オーナーは自身のブログで、松田騎手の無期限騎乗停止処分によって空白となった高松宮記念でのセイウンコウセイの鞍上が幸英明騎手に決まったことも明かした。
オーナーからすれば、久々にGⅠで好走の期待できる馬を任せる予定だったわけで、松田騎手に対する信頼感を持っていたはず。ところが、その思いをいとも簡単に裏切られたのだから、ブログに綴った言葉は誰もが納得できる。

ブログによれば、これから出走を予定しているニシノラッシュ、ニシノフローラル、ニシノキャプテン、ニシノラディアントといった所有馬の騎手確保にも追われている模様。
 
セイウンコウセイ&松田大作騎手

セイウンコウセイ&松田大作騎手

昨秋から2連勝を飾り、シルクロードSでも2着と好走したセイウンコウセイ。ここにきて本格化の兆しを見せており、GⅠの舞台でも好勝負が見込めていただけに目の前のチャンスを自らの過ちで手放すことになってしまった・・・。
via google imghp
 

まとめ

 
2013年春頃、当時2歳だった愛娘の陽(みなみ)ちゃんを交通事故で亡くしている松田騎手。一番大事な家族に悲劇があったにも関わらず、一歩間違えれば再び大惨事になっていただろう罪を親である自身が犯したのだから誰も擁護はできない。

まだ松田騎手に対しての処分は決定していないが、ただの騎乗停止処分だけでは済まされないだろう。下手すれば競馬界からの永久追放もあり得る。是非ともJRAには良識のあるファンが納得する処分を下してもらいたい。

仮に騎手として復帰できたとしても競馬関係者の失った信頼を取り戻すには相当な時間を要するだろう。そうなった場合、松田騎手がゼロからやり直す気持ちで戻ってくると信じたい。

関連記事

関連タグ

著者