昨年、ショウナンパンドラでジャパンカップを制した池添謙一騎手が2016年のシャーガーカップに日本代表として参戦することがイギリス・アスコット競馬場のホームページで発表された。日本人では蛯名正義、横山典弘、内田博幸、後藤浩輝、武豊、福永祐一、岩田康誠に続く8人目で世界の名だたる騎手とチームを組み勝敗を争う。
 
池添謙一

池添謙一

1979年7月23日生まれ。滋賀県出身。
子供の頃、全国の新聞の一面を飾っていた武豊に憧れ騎手を志す。
※ちなみに池添家と武家と福永家はご近所同士で幼い頃から親交があった。
1998年にデビューし、38勝をあげ最多勝利新人騎手に輝いた。
2002年、桜花賞をアローキャリーで制し、G1初制覇。
2011年にはオルフェーヴルでクラシック三冠を達成し、史上最年少三冠ジョッキー(32歳3ヶ月1日)となった。
これまで積み重ねた重賞勝利数は68勝でうち21勝がG1という驚異的な成績を残している。
 

シャーガーカップとは

 
イギリス・アスコット競馬場

イギリス・アスコット競馬場

イギリス王室が所有している競馬場でキングジョージ6世&QESの舞台として有名。
常に「ファッション警察」がおり、入場の際にチェックされる。男性はスーツ、女性はドレスが基本スタイルのようだ。
2005年に約480億を投じた改修工事が行われ、今現在、世界で最も美しい競馬場と言われている。
 
1999年から始まったシャーガーカップはイギリスのアスコット競馬場で毎年8月に行われるチーム対抗競争である。1チーム3名、計4チームで行われ、合計ポイントによって順位が決まる。チームは「アイルランド・イギリス選抜」、「ヨーロッパ選抜」、「世界選抜」、「女性騎手選抜」によるもので池添騎手は世界選抜として、S.デソウサ騎手(ブラジル出身・イギリス拠点)、G.レレナ騎手(南アフリカ)とともに戦う。
 
シャーガー

シャーガー

1978年にアイルランドで生まれた競走馬。
1981年にイギリス(ダービーステークス)とアイルランド(アイリッシュダービー)の両国ダービーを制覇し、ダービーステークスでは史上最大着差10馬身をつけて圧勝している。
 
シャーガーカップの由来となったシャーガーは1981年のキングジョージ6世&QES制覇を最後に3歳で現役を引退、種牡馬となった。

引退から2年後の1983年2月8日、種付けシーズン直前に覆面を被った男6人にシャーガーが誘拐される事件が発生した。犯人は身代金として約7億円要求したが、シンジケート側が拒否すると連絡は途絶えてしまった。その後、警察が懸命な捜査を行ったが、結局行方はつかめなかった。一部では誘拐されてすぐに殺害されたとの情報や、去勢されて飼われているなどの情報が飛び交ったが、いまだに真相はわかっていない。
 

名だたるスター騎手が出場

 
ライアン・ムーア(アイルランド・イギリス選抜)

ライアン・ムーア(アイルランド・イギリス選抜)

現在、世界ナンバーワンの呼び声が高く、日本でもお馴染で最近ではリアルスティールでドバイターフを制覇した。世界を股にかけ活躍しており、2015年からは名門エイダン・オブライエン厩舎の主戦を務めている。
 
ティエリ・ジャルネ(ヨーロッパ選抜)

ティエリ・ジャルネ(ヨーロッパ選抜)

凱旋門賞2連覇を果たした歴史的名牝トレヴの主戦騎手。2013年にはオルフェーヴルを負かし、日本では因縁の騎手だ。
 
ランフランコ・デットーリ(ヨーロッパ選抜)

ランフランコ・デットーリ(ヨーロッパ選抜)

競馬ファンなら誰もが知っているスーパージョッキー。45歳となった今でも衰えることはなく世界トップレベルの騎乗技術を持っている。現在も世界各国を飛び回り、積み上げたG1勝利は191勝を誇る。
 
名だたる名手を相手に日本代表の池添謙一騎手がどのようなパフォーマンスを見せてくれるのか大注目だ。

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