レース動画・結果

 

かしわ記念(G1)・船橋競馬場

1着:コパノリッキー(武豊)
2着:ソルテ(吉原寛)
3着:ベストウォーリア(戸崎圭)
4着:ノンコノユメ(C.ルメール)
5着:サウンドトゥルー(大野)

8着:モーニン(M.デムーロ)
 

レース回顧

 
各馬スタートを決め横一線での先行争い。6番人気に支持された重賞6連勝中のソルテ(大井所属)が果敢にハナを奪い、差のない2・3番手にコパノリッキーとベストウォーリアの古豪が続いた。道中はやや縦長の展開となり、5番手に今年のフェブラリーS覇者モーニン、続いてサウンドトゥルーとノンコノユメが固まって中盤を形成。前がペースを引っ張る形で4コーナーへ突入するもその2頭の勢いは止まらない。終始、ソルテをマークしていたコパノリッキーが直線早めに先頭に立ち、危なげない走りで快勝した。2着は逃げたソルテが粘り大健闘。3着にベストウォーリアが流れ込み、結果、前々で展開した3頭のワンツースリー決着となった。
 
1番人気のモーニンは発馬も良く、先行出来そうに思えたが行き足が鈍りズルズルと後退して8着に敗退した。2番人気のノンコノユメは、予想どおり後方に置かれ不利な展開だったが最後は猛然と追い込んで4着入線。一応の面目は保った形だ。有力候補の1頭だったサウンドトゥルーはいつものキレが影を潜め、5着を死守するのが精一杯だった様だ。
 

各馬のコメント

 
コパノリッキー

コパノリッキー

武豊騎手のコメント
「ホッとしています。今日は自分が騎乗した中でもかなり落ち着いていた方で、逆に心配になる程でした。発馬はあまり良くありませんでしたが、上手く逃げたソルテの外側につけられました。道中は凄くリラックスしていて、終始手応えも良かったです。昨年の11月にJBCクラシックを勝ってからその後の走りが本来のものではなかったので、今日は何とか立て直したかったです。元々は力のある馬で、スピードもあり、中距離でもしっかりと走ってくれます。この馬の実力通りのレースが出来たので、これで僕もアメリカへ気分良く旅立てます。ケンタッキーダービーも頑張って来ますので応援して下さい」
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ソルテ(大井所属)

ソルテ(大井所属)

吉原騎手のコメント
「発馬が上手い馬で1枠のコパノリッキーより前に行けそうなのを確認して、この展開ならソルテの競馬をしようと思いハナを切りました。道中も上手く進めれたのですが、もっと言えばコパノリッキーをもう少し内に封じ込めれば言う事は無かったんですが......。でも、JRAの強豪相手でも太刀打ち出来る所まで成長して来ていますね。今の時期に中央のGI馬達とレースが出来て夢の様でした。今日は次に期待が持てる走りが出来ました。G1制覇も夢ではないレベルまで来ていると思います」
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ベストウォーリア

ベストウォーリア

戸崎騎手のコメント
「先頭集団を上手く見ながらついて行けたのですが、最後はジリジリと離されてしまいました」
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サウンドトゥルー

サウンドトゥルー

大野騎手のコメント
「いつもと違い砂に脚を取られて走り辛そうな感じでした。ダートの質が合わなかったのかも知れないですね」
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モーニン

モーニン

M.デムーロ騎手のコメント
「直線手前で反応が出来ませんでした。最後この馬のいつもの末脚を見せて頑張ってくれましたが、前の馬は遠かったです。地方の競馬場ならもう少し長い距離の方が良いですね」
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まとめ

 
コパノリッキーが全盛期を思わせる様な王道の先行抜け出しで久々の勝利。これでダートG1は6勝目を飾った。近走はなかなか自分の競馬がさせてもらえず人気を裏切る結果が続いていたが、今回は鞍上のエスコートも絶妙にハマりいつものコパノリッキーの姿があった。武豊騎手は先週の天皇賞春に続きG1を連勝。オーナーである風水師のDr.コパ氏はこの日が誕生日で最高のバースデープレゼントを貰った形。何事も流れというものがある様だ。いずれにせよ、衰えは一切ない事が証明出来たので後はコンスタントに能力が発揮出来るかが今後の課題となりそう。
 
思い切った競馬で2着に粘ったソルテは名だたるJRAの強豪馬相手に健闘の2着。重賞6連勝の実力はダテではなく、これで中央勢とも互角に渡り合える事が分かった。今回の2着で帝王賞への優先出走権も与えられ、次走は有力馬の1頭として参戦する事になりそう。モーニン、ノンコノユメは地方競馬の戦い方にまだ慣れていない部分がやはり浮き彫りとなった。サウンドトゥルーと合わせて、違う競馬場での巻き返しに期待したい。

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