2017年天皇賞春の結果

 

2017年天皇賞春の動画

 

レース回顧

 
大外のヤマカツライデンが想像通りの大逃げで馬群を引っ張る流れに。そこから大きく離れた2番手にキタサンブラックが位置し実質の逃げる形を取った。注目のサトノダイヤモンドは中団へ。1000m通過が58秒3、2000mが1分59秒7というハイラップで厳しい流れを各馬が追走するも、キタサンブラックが4コーナーで一気に進出しいつも通りの競馬を展開する。そこへシュヴァルグラン、サトノダイヤモンド、アドマイヤデウスの3頭が仕掛ける様に直線コースへ。しかし、キタサンブラックの脚色は衰えずそのままの態勢でゴールし連覇を達成した。終わってみれば、ディープインパクトが持つ従来の記録を0秒9更新するレコードタイムで圧勝。現役最強馬の座をしっかりと死守する形でGⅠ5勝目を飾った。
 

勝ち馬キタサンブラック

 
キタサンブラック 牡5歳

キタサンブラック 牡5歳

父馬:ブラックタイド
母馬:シュガーハート
母父:サクラバクシンオー
所属:清水久詞厩舎(栗東)
生産:ヤナガワ牧場(日高町)
馬主:大野商事

通算成績:16戦10勝(10-2-3-1)
主な戦績:2015年菊花賞、2016年天皇賞春、ジャパンC、2017年大阪杯、天皇賞春など
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レースを振り返ってのベスト予想

 
◎キタサンブラック
○サトノダイヤモンド
△シャケトラ
シュヴァルグラン
ゴールドアクター
×アルバート
レインボーライン
ディーマジェスティ
アドマイヤデウス
 

予想回顧

 
今回、本命は前年覇者というアドバンテージと順調さでキタサンブラックだったろう。1番人気の怨念も見事に払拭、現役最強馬の実力を見せ付けた。対抗にはサトノダイヤモンドを上げ、基本的にこの2頭が勝つ想定で良かった。即ち、単穴は無し。そして連下候補にシャケトラ、シュヴァルグラン、ゴールドアクターの3頭を並べる。3着想定にアルバート、レインボーライン、ディーマジェスティ、アドマイヤデウスを入れての展望が完璧な印付けと言える。
 

全着順結果

 

RR:114.3 ※想定RR:115.1

 
ほぼほぼ想定通りだがレーティング頭のサトノダイヤモンドが完敗した事で少し想定より下回った。タイムも優秀で後ろからの馬には逆に辛い展開だったがキタサンブラックの完勝だった。全体的にレベルが低いので次の最強馬待ちだろう。
 
着順 馬番 出走馬 斤量 騎手 評価 タイム(着差) 本印 大川 小野寺 田中 単勝オッズ
1 3 キタサンブラック 58.0 武豊 118.6 R3:12.5(良) 2.2
2 6 シュヴァルグラン 58.0 福永祐一 115.6 1.1/4 12.0
3 15 サトノダイヤモンド 58.0 C.ルメール 121.4 クビ 2.5
4 10 アドマイヤデウス 58.0 岩田康誠 112.7 クビ 76.3
5 7 アルバート 58.0 川田将雅 112.3 3 22.4
6 9 ディーマジェスティ 58.0 蛯名正義 114.4 1.1/2 35.8
7 12 ゴールドアクター 58.0 横山典弘 114.5 3/4 20.7
8 13 トーセンバジル 58.0 四位洋文 109.7 クビ 79.6
9 1 シャケトラ 58.0 田辺裕信 113.0 クビ 9.9
10 5 ファタモルガーナ 58.0 浜中俊 107.0 1/2 219.1
11 14 ワンアンドオンリー 58.0 和田竜二 108.0 2 113.9
12 16 レインボーライン 58.0 M.デムーロ 109.3 1.1/4 23.2
13 8 タマモベストプレイ 58.0 吉田隼人 100.0 5 211.5
14 4 スピリッツミノル 58.0 幸英明 99.7 1/2 221.1
15 17 ヤマカツライデン 58.0 松山弘平 101.6 3 134.2
16 11 プロレタリアト 58.0 杉原誠人 90.0 1.1/4 326.8
17 2 ラブラドライト 58.0 酒井学 96.5 3/4 167.7


 

配当&本印予想結果

 
馬連予想 ①⑥⑫⑮-③⑦⑨⑯ 的中
単勝 3 220円 枠連 2-3 1,090円
複勝 3 110円 ワイド 3-6 260円
6 160円 3-15 140円
15 110円 6-15 350円
馬連 3-6 1,040円 馬単 3→6 1,430円
三連複 3-6-15 610円 三連単 3→6→15 3,780円


 
2017年天皇賞春の的中馬券

2017年天皇賞春の的中馬券

 

危険な人気馬結果 シュヴァルグラン→2着(4番人気)

 
シュヴァルグラン 牡5歳

シュヴァルグラン 牡5歳

父馬:ハーツクライ
母馬:ハルーワスウィート
母父:Machiavellian
所属:友道康夫厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム(安平町)
馬主:佐々木主浩

通算成績:19戦6勝(6-5-4-4)
主な勝鞍:2016年阪神大賞典、アルゼンチン共和国杯など
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内枠のポジショニングを利して福永祐一騎手が完璧に立ち回った印象だ。能力的にも3番手筆頭候補だったが、全体的な底力と鞍上の勝負弱さを懸念したが今回は全てが上手く噛み合った。しかし、それでも前にキタサンブラックがいるという残念さ。今後距離が短くなる各GⅠでは絶対的なスピード指数が足りない為、またある程度の善戦で終わってしまうイメージが強い。タイトル奪取のチャンスがあるとすれば来年の同レースだろう。
 

穴馬予想結果 スピリッツミノル→14着(16番人気)

 
スピリッツミノル 牡5歳

スピリッツミノル 牡5歳

父馬:ディープスカイ
母馬:バアゼルクローバー
母父:ラムタラ
所属:本田優厩舎(栗東)
生産:フジワラファーム(新ひだか町)
馬主:吉岡實

通算成績:29戦6勝(5-1-1-22)
主な戦績:2016年比叡Sなど
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今回は能力の足りない馬にとってチャンスの芽が出ない厳しいレースだった。ラップが11~12秒台の継続するハイラップを刻み続ける展開の中で、息の入れる暇のない競馬を強いられてはさすがに下位の馬の台頭は不可能。キタサンブラックが出走する場合は今後も同様の傾向が続くと見て、展望も絞って行く方が良いだろう。今回の結果である程度の取捨選択が見えて来た形だ。
 

編集部内の回顧

 
本命サトノダイヤモンド、う~んちょっと過剰評価しすぎてるか。キタサンブラックはキタサンブラックの実力を出しただけで完勝だったが展開的には向いたのは向いた。今回はそれでも絶対にキタサンブラックが勝ったレースだったと言える。対抗にゴールドアクターをおいたが見事に出遅れて終わった感があった。このレベルの馬がGⅠ連勝し続けるレベルというのが残念である。(大川)
 
本命シャケトラは出遅れ気味のスタートから追って前に付け折り合いを欠いた瞬間に終わった。キャリアの浅さや騎手の経験値が今回は裏目に出た形か。対抗サトノダイヤモンドは外枠不利、初距離&初斤量でキタサンブラック相手にこの競馬なら良しとすべきか。単穴ゴールドアクターもシャケトラ同様出遅れでジ・エンド。結果として1番人気連敗のジンクスを破ったキタサンブラックの長距離戦での強さが際立った1戦だった。それにしても福永祐一騎手のスタートの安定感はこういったレースで無類の信頼が置ける。よく考えて見れば、馬連は3→6で“サブロー”決着となった。(田中)

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