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タッチパネルを使った視知覚能力テストの結果

 
 ウマの目は側頭部にあるから、真後ろ以外の350度が見えるという広い視野を持っているが、両眼立体視(左右の眼で、わずかに異なる画像を見ると立体感を感じること。これを製品に生かしたのが3Dテレビなど)をできる範囲は狭いということが分かっている。また、視力は0.8程度、色覚は赤緑色覚異常(赤と緑の判別ができない)であるといわれている。
 
タッチパネルテスト

タッチパネルテスト

 この実験は、画面に現れた図形を口先でタッチするとチャイムが鳴って自動給餌器からニンジンが報酬として与えられるタッチパネルを使って、「図形の大きさの違いをどの程度まで区別できるか」などを調べ、チンパンジー・ヒト・イルカでの実験結果と比較した。その結果、「曲線や直線といった共通の要素を含む図形」は、チンパンジーなどと同じように知覚できることが分かったそうだ。
 
 そこから導き出されたのは、つまり、環境がどのようなものであれ、環境に適応するために得られた身体がどのようなものであれ、視覚への依存度がどのようなものであれ、「見ている世界」は、ウマもチンパンもヒトもイルカも、よく似ている可能性が大きいということなのだそうである。そして、それをどのように馬券必勝法に生かすかが最大の関心事であるのだが、そんなことを国立大学が研究するはずないよな。

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