ダコール 牡8歳

ダコール 牡8歳

父馬:ディープインパクト
母馬:アジアンミーティア
母父:Unbridled
所属:中竹和也厩舎(栗東)
生産:ノースヒルズマネジメント(新冠町)
馬主:ノースヒルズ

通算成績:44戦7勝(7-12-8-17)
主な勝鞍:新潟大賞典など
獲得賞金:約3億3000万円※2016年8月現在
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余りにも走り過ぎていて、もはや『ノースヒルズ=ダコール』的な位置づけで認識している人も多いのではないだろうか??w

それもその筈で、上記通算成績も大したものなのだがそれ以上に6着以下が44戦中6回しかない。つまり、残り38戦は全て掲示板内に入線していたのである。要は、どのレースを見ても最後の直線では一瞬の見せ場を作っているという事になる。自然と頭に刻まれる訳だ。

…これは、人間で言う“セルフブランディングの鬼”と言っても過言ではない。世のサラリーマン諸君にも見習ってもらいたいものである。レースに勝てはしなくても、ちょっとでも存在感は出しておいて認識してもらう=いつかどこかのチャンスで拾ってもらえるという、まさに営業の鑑だw
 

平社員・ダコール物語

 
オルフェーヴル 牡

オルフェーヴル 牡

父馬:ステイゴールド
母馬:オリエンタルアート
母父:メジロマックイーン
所属:池江泰寿厩舎(栗東)
生産:社台コーポレーション白老ファーム(白老町)
馬主:サンデーレーシング

通算成績:21戦12勝(12-6-1-2)
主な勝鞍:クラシック3冠、有馬記念、宝塚記念など
獲得賞金:約13億4000万円
via google imghp
 
ウインバリアシオン 牡

ウインバリアシオン 牡

父馬:ハーツクライ
母馬:スーパーバレリーナ
母父:Storm Bird
所属:松永昌博厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム(安平町)
馬主:ウイン

通算成績:23戦4勝(4-7-2-10)
主な勝鞍:青葉賞、日経賞など
獲得賞金:約5億8000万円
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サダムパテック 牡

サダムパテック 牡

父馬:フジキセキ
母馬:サマーナイトシティ
母父:エリシオ
所属:西園正都厩舎(栗東)
生産:社台コーポレーション白老ファーム(白老町)
馬主:大西定

通算成績:30戦6勝(6-2-3-19)
主な勝鞍:マイルCS、弥生賞、京王杯SCなど
獲得賞金:約4億円
via google imghp
 
ダコールはあのオルフェーヴルと2010年同期入社。しかし、若い時はいまいち波に乗れずクラシック戦線という出世争いには参加出来ませんでした。…例えるなら、上記3頭は企業内のエリートたち。一方のダコールは中途採用の駆け出し営業マンといった所でしょうか。

さすがに大社長へと登り詰めたオルフェーヴルとは収入もその華やかさも比べ物になりませんが、部長クラスのウインバリアシオンやサダムパテックとならどうでしょう??人気度で見ればダコールも引けを取らないし、生涯収入だってサダムパテックとならほぼ大差がありません。今後の活躍次第ではこの2頭なら逆転すら可能なポジションに付けているのであります。
 
怪我や病気で気楽に休める様な安泰の位置にいる馬より、少々の痛みなら堪えてでも各取引先へと小まめに顔を出す平社員のダコールの方がずっと立派。それこそ、まともな結果が出なくたっていつかその無駄足が花となって実る時が来る…そう信じて、ダコールは雨の日も風の日も懸命に走り続けたのでしょう。
 

一度だけ新潟で咲いた花

 

2015年05月10日 新潟大賞典 芝2000m 新潟競馬場

1着:ダコール(小牧)
2着:ナカヤマナイト(オールプレス)
3着:アルフレード(津村)

レースタイム:1.59.6
レース上がり3ハロン:33.9
勝ち馬上がり3ハロン:32.9
 
そして、2015年の新潟でダコールの努力は遂に実りました。

その他大勢のライバルがいる中、その土地の重要な商談を任されたダコールはこれまでの経験を活かして見事なプレゼンを披露。新潟大賞典社には大層気に入られた様です。いやー、本当に良かったですね。

毎回、最終候補までは残るものの営業を勝ち取るまでは行かない事が多かったダコールですが、新潟大賞典社の社長はその姿に目をかけてくれていたとの事でした。いつも頑張っていれば、見てくれている人は必ずいるという事でありましょうか。
 

営業内訳

 
生涯戦績における6着以下の内訳は以下の通りである。
 

・2015年 天皇賞秋(GⅠ)…14着

 

・2015年 新潟記念(GⅢ)…6着

 

・2014年 新潟記念(GⅢ)…12着

 

・2014年 小倉記念(GⅢ)…7着

 

・2013年 日経新春杯(GⅡ)…10着

 

・2012年 オールカマー(GⅡ)…9着

 
こうして見ると、6回の内の半分はGⅡ以上という結果に。…要は、大舞台には弱いチキン野郎という事かw

その他では、何と一度は結果の出した事のある新潟で2年連続の失態を犯している。この成績は実に興味深い。
 

まとめ

 
以上、ダコールの切実な会社員日記の一部をご紹介致しました。

しかし、今週末に迫った新潟記念は大丈夫でしょうか??掲示板を外した数少ないレースでも、新潟記念はここ2年連続で着外に終わっている鬼門のレースであります。主戦の小牧太騎手が何故か降ろされているという事実も目にしましたが、代わって鞍上は絶好調男のデムーロ騎手。

このタッグが生み出す化学変化に期待したいと思います。競馬の神様、頑張る平社員・ダコールにもう一度勲章を与えて下さい!!よろしくお願い致します!!

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