キャリア29戦でG1レース2着2回をはじめ、スプリント重賞3勝の快速馬ハクサンムーンが18日に登録を抹消された。当初は9月のセントウルステークスでの始動を見据えて栗東へ帰厩していたが、年齢的に状態が上がらなくなったため、このまま種牡馬入りとなった模様。今後は北海道新ひだか町のレックススタッドで繋養される。
全盛期のロードカナロアを撃破した唯一の馬
2013年セントウルS(G2) レース動画
1着:ハクサンムーン(酒井学) 2番人気
2着:ロードカナロア(岩田康誠) 1番人気
3着:ドリームバレンチノ(松山弘平) 3番人気
タイム:1分07秒5(良)
レース上がり3ハロン:33.7秒
勝ち馬上がり3ハロン:33.7秒
2着:ロードカナロア(岩田康誠) 1番人気
3着:ドリームバレンチノ(松山弘平) 3番人気
タイム:1分07秒5(良)
レース上がり3ハロン:33.7秒
勝ち馬上がり3ハロン:33.7秒
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2013年のセントウルSで当時G1・4勝を含む5連勝中だった”絶対王者”ロードカナロアを撃破。続くスプリンターズSでは惜しくも2着に敗れたが、ロードカナロアが2013年いっぱいで引退するまで最大のライバルであり続けた。
レース前のルーティンとなった旋回
ハクサンムーンの旋回まとめ
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気性が激しく、レースの本馬場入場の際に必ずグルグルと回ってから返し馬をすることで知られ、ハクサンムーンが入場の際には毎回大歓声が沸き起こっていた。
まとめ
同馬を管理した西園正都調教師は「2歳のデビューから6年の長い間、よく頑張ってくれました。G1も8度出走し、そのうち4度も掲示板に入ってくれました。彼の(旋回する)ルーティンが見られなくなるのはさみしいですが、今は感謝の気持ちでいっぱい。次は、この馬の産駒でG1を目指したいです」とコメント。
今後は種牡馬として第二の人生を歩むことになるが、是非ともG1級の快速馬をたくさん輩出してもらいたい。現役時代に叶えられなかったG1タイトルは未来の子どもたちに託される。
今までお疲れ様でした。そして沢山の思い出をありがとう!!
今後は種牡馬として第二の人生を歩むことになるが、是非ともG1級の快速馬をたくさん輩出してもらいたい。現役時代に叶えられなかったG1タイトルは未来の子どもたちに託される。
今までお疲れ様でした。そして沢山の思い出をありがとう!!
母:チリエージェ
母父:サクラバクシンオー
調教師:西園正都(栗東)
馬主:河崎五市
生産者:白井牧場
通算成績:29戦7勝
主な勝ち鞍:セントウルS(G2)