モーリス&リアルスティール撃破へ虎視眈々

 
イスラボニータ(牡5)

イスラボニータ(牡5)

父:フジキセキ
母:イスラコジーン
母の父:Cozzene

調教師:栗田博憲(美浦)

馬主:社台レースホース

生産者:社台コーポレーション白老ファーム

通算成績:16戦6勝

主な勝鞍:2014年皐月賞(G1)
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2014年の天皇賞・秋で1番人気に支持されながら3着に敗れたのを機に、ここまで8連敗と皐月賞馬らしからぬ不甲斐ないレースが続いているイスラボニータ。
今年3戦目は得意の東京コースで行われるマイルG1・安田記念を選択。その東京コースは過去に9戦して4勝2着1回3着3回と相性は抜群、イスラボニータにとっては庭のようなものだ。
コースと距離適正だけで考えれば、モーリス・リアルスティール・サトノアラジンの上位人気馬より大きなアドバンテージになるし、何よりもフジキセキ産駒は東京実績が良く、近走の成績で侮ってはいけない。
イスラボニータもここにきて調教では抜群の動きを見せているので、あとは現時点で状態がどのくらい戻っているかだろう。皐月賞馬の意地とプライドにかけて簡単には負けられない。
 
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想定1番人気・モーリス
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断然の1番人気が予想されるモーリスは、5月1日の香港G1・チャンピオンズマイルを快勝して帰国、現在も美浦トレセンには戻らず東京競馬場で調整されている。昨年の安田記念を制して連覇がかかる今回は、当然実績や能力は一枚も二枚も抜けている印象。この馬の不安材料と言えば、海外帰りによるモーリスのコンディションと鞍上が日本での実績がほぼ皆無でテン乗りのT.ベリー騎手ということだろうか。
 
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想定2番人気・リアルスティール
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2番人気が予想されるリアルスティールは前走のドバイターフでライアン・ムーア騎手を背に圧勝しG1初制覇。今回から再び福永祐一騎手に手綱が戻るため、福永騎手の意気込みも相当なはず。唯一の不安材料は、初めての1600mの距離でしっかり流れに乗れるかだろう。そこさえクリアできればチャンスは十分にありそう。
 

鞍上の蛯名はダービーの雪辱

 
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24回目の挑戦となった日本ダービーで1番人気ディーマジェスティに騎乗するも、直線で追い込み届かず惜しくも3着。ダービージョッキーの称号は17歳下で30歳の川田将雅に奪われ、悲願のダービー制覇はまたもお預けとなってしまった。溜まりに溜まったうっぷんを晴らすためにも、今週の安田記念は絶対に負けられない。ベテラン蛯名の怒りの神騎乗に期待したい。

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