レース回顧&動画

 
各馬揃ったスタートは、予想通り好ダッシュを決めたダンツペンダントがハナを切る展開になった。その後ろに先行集団にゲッカコウ、エンジェルフェイス、ロッテンマイヤーが続き、中団好位にウインファビラス、アウェイク、ビッシュがポジションを取る。さらに後ろの後方にはアットザシーサイド、デンコウアンジュ、チェッキーノ、シンハライトといった有力馬が並ぶ。

1000mの通過タイムは59.8秒で3コーナーに入ると、縦長だった馬群が徐々に縮まっていくが、シンハライトとチェッキーノはまだ後方で、シンハライトは馬群の中、チェッキーノは外から末脚にかける。

直線に入ると、先頭がエンジェルフェイスに替わり、外からビッシュが上がっていく。真ん中からシンハライト、外からチェッキーノが脚を伸ばすが、シンハライトは馬群から抜け出せない。200mを過ぎたところで、エンジェルフェイスの脚が止まり、ビッシュが先頭に立つ。誰もがビッシュの勝利を確信した瞬間、馬群をこじ開けてきたシンハライトと大外からチェッキーノが突っ込んでくる。

3頭の優勝争いはシンハライトがチェッキーノにクビ差抜け出して勝利。勝ちタイムは2分25秒0。2着にチェッキーノ、半馬身差の3着にビッシュが入った。
 

2016年G1優駿牝馬(オークス)

1着③シンハライト(池添)
2着⑬チェッキーノ(戸崎)
3着⑭ビッシュ(M.デムーロ)
4着⑯ジェラシー(横山典)
5着⑤ペプチドサプル(四位)
 

桜の雪辱果たし見事樫の女王へ輝く!!

 
シンハライト(牝3・石坂正厩舎)

シンハライト(牝3・石坂正厩舎)

父:ディープインパクト
母:シンハリーズ
母父:シングスピール

主な勝鞍:G3チューリップ賞(2016)・G1オークス(2016)←NEW
 
一番の懸念材料だった馬体重が前走の桜花賞からマイナス4kgの422kgと許容範囲内にとどまったのが良かった。スタートがスローになり、池添謙一騎手がイメージしていたところより少し後ろになってしまったが、それでも人馬は慌てることなく最後の爆発力にかけ、後方を追走。直線では馬群の中に閉じ込められなかなか抜け出せなかったが、一瞬の隙を見逃さずに素晴らしい勝負根性で馬群をこじ開け豪快に差し切った。
 
前走の桜花賞ではハナ差僅か2センチと悔しい敗戦。鞍上の池添騎手自身も春のG1は2着3回と惜しいレースが続き、「オークスで悔しさを晴らす!!」と強い気持ちで臨んだ。直線でデンコウアンジュにぶつかり2日間の騎乗停止処分を受けたが、勝利への執念はどの騎手も強く、凄まじいほどの気迫が感じられる騎乗だった。

今回は2歳女王メジャーエンブレムと桜花賞馬ジュエラーが回避したため、リベンジは果たせなかったが、オークス馬になったことで、クラシック最終戦の秋華賞で堂々とこの2頭に立ち向かえるはず。
 

あと一歩及ばずも今後につながる2着!!

 
チェッキーノ(牝3・藤沢和雄厩舎)

チェッキーノ(牝3・藤沢和雄厩舎)

父:キングカメハメハ
母:ハッピーパス
母父:サンデーサイレンス

主な勝鞍:G2フローラS(2016)
 
レースでは折り合いを重視してシンハライトと並ぶように後方を追走。直線で大外に持ち出すと、シンハライトと同じ上がり3F33.5秒の末脚を繰り出したが、馬群を割ったシンハライトにクビ差及ばなかったが、良血馬らしい能力の高さをみせたレースだった。今後は放牧に出され、秋に備えるが、もう一段階パワーアップできれば、メジャーエンブレム・ジュエラー・シンハライトの同世代のG1馬を逆転できるはずだ。さらなる成長に期待したい。
 

レース結果を振り返ってのベスト予想

 
◎シンハライト
◯チェッキーノ
△ビッシュ
△デンコウアンジュ
×アットザシーサイド
×ジェラシー
×ペプチドサプル
☆エンジェルフェイス
☆フロンテアクイーン
☆レッドアヴァンセ
 
初の長距離輸送、馬体重、2400mの距離と懸念材料はあったが、メジャーエンブレムとジュエラー不在の中では絶対能力が一枚上手と判断し、シンハライトを不動の本命に。唯一シンハライトを負かせる馬として戸崎圭太騎手騎乗のチェッキーノを対抗に。結果はクビ差だったが、不利なく追い込んできたチェッキーノと窮屈な競馬を強いられながらも勝ち切ったシンハライトの2頭の間にはクビ差以上に差があると感じた。ビッシュはポテンシャルの高さは認めるが、シンハライトやチェッキーノに比べるとワンパンチ足りない印象で良くて2.3着と予想。デンコウアンジュは不利を受け少し可哀想な競馬だったが、シンハライトの方が断然脚色が良かったし、不利がなければ3着はあったとは思うが、勝つまでにはいかなかっただろう。
 
今回はこの4頭を中心に予想するのがベストだったと考える。エンジェルフェイスは3番人気に支持されたが、早い流れでのレース経験がないし、血統面でも2400mの距離が向かないことは予想できたはず。鞍上のC.ルメール騎手はとても魅力だがさすがに過剰人気という印象を受ける。また、ロッテンマイヤーも血統背景と地力想定考えると人気しすぎており、完全な買わされ馬だっただろう。今回の皆さんの予想はいかがだっただろうか。上記の印に近かった方は是非一緒に予想してみよう。
 

全着順

 
着順 馬番 出走馬 斤量 騎手 評価 タイム(着差) 本印 単勝オッズ
1 3 シンハライト 55.0 池添謙一 111.3 2:25.0 2.0
2 13 チェッキーノ 55.0 戸崎圭太 109.0 クビ 4.0
3 14 ビッシュ 55.0 M.デムーロ 107.0 1/2 16.0
4 16 ジェラシー 55.0 横山典弘 103.0 1.1/2 × 37.1
5 5 ペプチドサプル 55.0 四位洋文 103.0 ハナ 29.1
6 12 フロンテアクイーン 55.0 蛯名正義 103.0 クビ × 41.8
7 15 レッドアヴァンセ 55.0 田辺裕信 101.0 ハナ × 38.8
8 18 ダイワドレッサー 55.0 三浦皇成 101.0 クビ 202.7
9 8 デンコウアンジュ 55.0 川田将雅 101.3 ハナ 18.1
10 11 エンジェルフェイス 55.0 C.ルメール 100.0 1 × 12.2
11 4 アットザシーサイド 55.0 福永祐一 105.3 3/4 14.7
12 2 アウェイク 55.0 吉田豊 101.0 1.3/4 × 64.2
13 17 ロッテンマイヤー 55.0 T.ベリー 100.5 1.1/2 18.4
14 9 ウインファビラス 55.0 松岡正海 95.3 1.1/2 145.5
15 6 アドマイヤリード 55.0 岩田康誠 100.0 アタマ 32.5
16 1 フロムマイハート 55.0 石橋脩 90.0 1.1/4 × 113.9
17 7 ゲッカコウ 55.0 柴田大知 95.0 4 144.0
18 10 ダンツペンダント 55.0 古川吉洋 90.0 4 246.0
 

配当&本印予想結果

 
三連単予想 ③⑧⑬⑭-④⑤⑥-①②⑪⑫⑮⑯ 計264点 的中
単勝 200円 枠連 ②-⑦ 300円
複勝 110円 ワイド ③-⑬ 200円
130円 ③-⑭ 660円
320円 ⑬-⑭ 910円
馬連 ③-⑬ 420円 馬単 ③→⑬ 650円
三連複 ③-⑬-⑭ 2,070円 三連単 ③→⑬→⑭ 5,790円


 
2016年優駿牝馬(オークス)三連単的中馬券

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