スタートから3番手を追走していた1番人気ケイアイレオーネ(牡6・佐宗応和厩舎)は3~4コーナーから先頭に立つと後続を突き放し、2着の5番人気クラージュドール(牡6・川島正一厩舎)に4馬身差つけて快勝した。勝ちタイムは2分7秒。
さらに3/4差の3着に3番人気ユーロビート(セ7・渡辺和雄厩舎)が入った。
勝ったケイアイレオーネと2着のクラージュドールには6月29日に大井競馬場で行われる帝王賞(Jpn1)への優先出走権が与えられた。
勝ったケイアイレオーネの的場文男騎手は自身が持つ重賞勝利最年長記録を59歳8ヶ月に更新。
デビューから43年目を迎えた今でも衰えることを知らない騎乗技術とタフさは健在だ。
さらに3/4差の3着に3番人気ユーロビート(セ7・渡辺和雄厩舎)が入った。
勝ったケイアイレオーネと2着のクラージュドールには6月29日に大井競馬場で行われる帝王賞(Jpn1)への優先出走権が与えられた。
勝ったケイアイレオーネの的場文男騎手は自身が持つ重賞勝利最年長記録を59歳8ヶ月に更新。
デビューから43年目を迎えた今でも衰えることを知らない騎乗技術とタフさは健在だ。
2016年大井記念(ダート・2000m)
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「衰え知らずの鉄人・的場文男」とは
今年で60歳を迎える的場文男騎手だが、最大の魅力は鍛え上げられた肉体と豪快な追いっぷりだろう。
調教では誰よりも早く乗っているし、調整ルームでは筋トレとエアロバイクを欠かさないという努力家である。
こういった一つ一つ積み重ねがここまで長く騎手を続けられる要因なのだろう。
調教では誰よりも早く乗っているし、調整ルームでは筋トレとエアロバイクを欠かさないという努力家である。
こういった一つ一つ積み重ねがここまで長く騎手を続けられる要因なのだろう。
通称”文男ダンス”と呼ばれる的場騎手の追い方。
現在、中央競馬でも岩田康誠騎手や川田将雅騎手、浜中俊騎手など豪快なアクションで追っている騎手が多いが、このトントン騎乗を世に広めたのは間違いなく的場騎手だ。
現在、中央競馬でも岩田康誠騎手や川田将雅騎手、浜中俊騎手など豪快なアクションで追っている騎手が多いが、このトントン騎乗を世に広めたのは間違いなく的場騎手だ。
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なぜか勝てない東京ダービー
騎手人生43年の間で数多くのビッグタイトルを総なめし、記録を塗り替えてきた的場文男騎手だが、なぜか東京ダービーだけ勝てていない。
過去34回挑戦して2着9回で1993年には1番人気に支持されたブルーファミリーがスタートで大きく出遅れるという運の無さ・・・。
昨年も2着になってしまったが、的場騎手は「2着でも出場34回の中で一番です。もし勝っていたら騎手をやめたかもしれない。静代さん(急死した小久保調教師の母)に「やめちゃ駄目、まだ乗りなさい」と言われたような気がする」と現役を続けるきっかけになったようだ。
過去34回挑戦して2着9回で1993年には1番人気に支持されたブルーファミリーがスタートで大きく出遅れるという運の無さ・・・。
昨年も2着になってしまったが、的場騎手は「2着でも出場34回の中で一番です。もし勝っていたら騎手をやめたかもしれない。静代さん(急死した小久保調教師の母)に「やめちゃ駄目、まだ乗りなさい」と言われたような気がする」と現役を続けるきっかけになったようだ。
的場騎手にとって35回目の挑戦となる今年の東京ダービーではアンサンブルライフに騎乗する。
年齢的にも現役を続けられる期間が長くないことは本人が一番わかっていると思う。
ファンとしては今年60歳を迎えるメモリアルな年に是非とも悲願のダービー制覇を成し遂げてもらいたい。
がんばれ的場文男!!
年齢的にも現役を続けられる期間が長くないことは本人が一番わかっていると思う。
ファンとしては今年60歳を迎えるメモリアルな年に是非とも悲願のダービー制覇を成し遂げてもらいたい。
がんばれ的場文男!!
2着⑯クラージュドール(森泰斗)
3着⑭ユーロビート(吉原寛人)
4着⑫ナリチュウドラゴン(酒井忍)
5着⑥ジャルディーノ(赤岡修次)