ワンアンドオンリー(牡5歳)

ワンアンドオンリー(牡5歳)

生年月日:2011年2月23日
父:ハーツクライ
母:ヴァーチュ
母父:タイキシャトル
馬主:前田幸治
所属:橋口慎介(栗東)
生産者:ノースヒルズ(新冠町)
馬名の由来:唯一無二
通算成績:21戦4勝
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2014年の日本ダービーの最後の直線でイスラボニータとの壮絶な叩き合いを制して、2016年2月に定年を迎える橋口弘次郎調教師に悲願のダービー制覇をもたらしたワンアンドオンリー。
かつて父であるハーツクライとともにダービー2着という横山典弘騎手を背に見事に雪辱を果たした。
 

-2014年 日本ダービー(東京優駿)-

1着②ワンアンドオンリー(横山典)
2着⑬イスラボニータ(蛯名)
3着③マイネルフロスト(松岡)
4着⑭タガノグランパ(菱田)
5着⑤トゥザワールド(川田)
 
夏を越して3歳クラシック最後の一戦である菊花賞の前哨戦・神戸新聞杯(G2)を単勝オッズ1.6倍の圧倒的人気に応えて勝利、本番の菊花賞でも1番人気に支持されたが、道中外を回された影響から折り合いを欠いて9着と大敗してしまう。

この敗戦をきっかけに深刻なスランプに陥り、ここまで11連敗を喫したうえに掲示板を外したのが9度と悲惨な成績が続き、周囲の中でワンアンドオンリーは現役にも関わらず既に忘れられた存在になってしまっている。
 

新コンビ田辺騎手とともに復活へ

 
2014年の神戸新聞杯以降、ことごとく大敗続きのワンアンドオンリーだが、今年の2戦目にあたるドバイシーマクラシック(G1)で海外の強敵相手に5着とまずまずの走りをみせ、ようやく復調の気配をうかがわせている。

そして陣営は次走に6月26日の宝塚記念を選択。昨年は4番人気ながら11着に沈んでしまったが、状態が上向きつつある今ならまた違ったパフォーマンスをみせてくれるだろう。

その宝塚記念での鞍上は当初手綱を取る予定だった内田博幸騎手が騎乗停止で乗れなくなったため、田辺裕信騎手に任されることになった。
 
田辺裕信騎手

田辺裕信騎手

1984年2月12日生-福島県二本松市出身
通算成績:8223戦581勝
主な勝鞍:2014年フェブラリーステークス(コパノリッキー)・2016年安田記念(ロゴタイプ)
受賞歴:2011年中央競馬騎手年間ホープ賞・2014年フェアプレー賞(関東)
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2014年のフェブラリーステークスでは16番人気のコパノリッキーでホッコータルマエ、ベルシャザールなどのG1ホースを撃破し、今年の安田記念では8番人気のロゴタイプで誰も予想しなかった逃げ切り勝ちを決め、絶対王者モーリスを完封。ここ大一番での思い切った騎乗は流石としか言いようがなく、不振でもがき苦しむワンアンドオンリーにとっては願ってもない最高のパートナーになるだろう。
田辺騎手ならワンアンドオンリーの新たな一面を最大限に引き出してくれそうだ。
 

凱旋門賞挑戦は”好走”が絶対条件

 
ワンアンドオンリーを管理する橋口慎介は秋のフランス凱旋門賞挑戦を名言。周囲では「何のために行くのか??」「行くだけ無駄」とかなり疑問視されているようだが、橋口調教師は「宝塚記念での好走」を絶対条件にすると話しており、もし再び大敗を喫してしまえば今後の競走生活の明暗を分けてしまう大事な一戦になるだろう。

今年もキタサンブラック、ドゥラメンテ、ラブリーデイ、トーホウジャッカル、アンビシャスなどかなり強敵が揃った宝塚記念だが、ワンアンドオンリーと田辺裕信騎手の新コンビにはダービー馬の意地とプライドにかけてあっと言わせる素晴らしいレースをみせてほしい。

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