ドバイターフ (G1・芝1800m)
ドバイターフには日本からリアルスティール(牡4・矢作)がライアン・ムーア騎手を鞍上に迎え出走。スタートから好位の外目でレースを進め、直線に入るとゴーサインに鋭く反応し、ゴール前で差を詰めてきたイギリスのユーロシャーリーン(牝5)を退け優勝。海外で悲願の初G1制覇を果たした。勝ちタイムは1分47秒13。リアルスティールを管理する矢作芳人調教師は「日本ダービーを勝った時よりうれしいです。色々積み重ねてきて多くの人が支えてくれました。負け続けて色々と言われて悔しかったけど、ようやく勝つことができました。ライアン・ムーア騎手は世界一のジョッキーなので、彼で負けたらしょうがないと思っていました。次走は決めていませんが、1600m~2000mのレースを使いたいと思います。」
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ドバイシーマクラシック (G1・芝2410m)
ドバイシーマクラシックにはドゥラメンテ(牡4・堀)、ワンアンドオンリー(牡5・橋口)、ラストインパクト(牡6・角居)が出走。レース前にドゥラメンテの右前脚が落鉄するアクシデントが発生。ドゥラメンテのテンションが上がってしまい、打ち替えられずそのまま出走することになってしまった。レースはワンアンドオンリーが好位につけ、ドゥラメンテとラストインパクトが中団後方からレースを進めた。直線に入るとイギリスのポストポンド(牡5)が抜け出し優勝。ドゥラメンテも懸命に脚を伸ばしたが、2着に終わった。ラストインパクトは3着、ワンアンドオンリーは5着だった。ドゥラメンテの鞍上ミルコ・デムーロ騎手は「スタートして勝ち馬の後ろにうまくつけた。いつもは凄い脚を使うけど今日はそこまでじゃなかった。落鉄も影響したと思う。」と振り返った。オーナーの吉田俊介氏は「凱旋門賞に行きたい気持ちは変わりませんが、次走も含めて帰ってから考えます。」
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ドバイワールドカップ (G1・ダート2000m)
ドバイワールドカップには日本からホッコータルマエ(牡7・西浦)が出走。中団後方からレースを進めたが、直線に入っても差が縮まらず9着に終わった。勝ったのは昨年の同レース2着馬でアメリカのカリフォルニアクローム(牡5)。ホッコータルマエの幸英明騎手は「スタートはうまく出たが、外から馬が来た時に噛みに行ってしまった。砂をかぶる競馬になり、本来の力を出しきれませんでした。」
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アルクオーツスプリント (G1・芝1000m)
アルクオーツスプリントには日本からベルカント(牝5・角田)が出走。好位につけたがラストスパートで他馬について行けず12着と大敗してしまった。勝ったのはオーストラリアのバッファリング(セ8)。ベルカントの武豊騎手は「状態は良かったけど、他馬のレベルが高かった。力が足りなかった。」
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ドバイゴールドカップ (G2・芝3200m)
ドバイゴールドカップには日本からネオブラックダイヤ(牡8・鹿戸)が出走。レースは3番手でうまく運べたものの、直線でついて行けず8着に終わった。ネオブラックダイヤの秋山真一郎騎手は「展開的には絶好だったが、伸びませんでした。世界の馬は強かったです。」
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UAEダービー (G2・ダート1900m)
UAEダービーには日本からラニ(牡3・松永)、ユウチェンジ(牡3・森)、オンザロックス(牡3・森)が出走。スタートでラニが躓き、最後方から行く展開になった。レース中盤でユウチェンジがハナにたち、ラニも追い上げて2番手に。直線に入ると粘るユウチェンジをラニが交わし優勝。粘ったユウチェンジは3着、オンザロックスは5着に終わった。ラニが日本馬で初のUAEダービーを制覇した。ラニのオーナー前田幸治氏は「前のレースが前残りだったので、豊には2.3番手で競馬をしてくれと言いました。スタートで躓かなければ5馬身離していたと思います。僕の夢はケンタッキーダービーを勝つことなので、ケンタッキーダービーに向かいます。」
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母:ラヴズオンリーミー
母父:ストームキャット
2015年共同通信杯以来の勝利。
現在世界ナンバー1ジョッキーと呼び声が高いライアン・ムーア騎手を背にドバイで悲願のG1初制覇を成し遂げた。