馬体診断
個人的な好みとしてはかなりの良い線。青鹿毛で馬体自体に見栄えがあり、柔らかみがありふっくらと見せながらもシャープさも兼ね備えた理想的なフォルムである。兄のマルカシェンク・ガリバルディの実績が物語る様に、母の産駒は実質的にマイラーがほとんど。但し、2~3歳時は能力である程度の距離なら走れるという事もあるが、クラシック向きかと言われると疑問符は付く。
血統構成
ディープインパクト | サンデーサイレンス | Halo | Hail to Reason |
Cosmah | |||
Wishing Well | Understanding | ||
Mountain Flower | |||
ウインドインハーヘアー | Alzao | Lyphard | |
Lady Rebecca | |||
Burghclere | Busted | ||
Highclere | |||
シェンク | Zafonic | Gone West | Mr.Prospector |
Secrettame | |||
Zaizafon | The Minstrel | ||
Mofida | |||
Buckwig | Buckfinder | Buckpasser | |
Shenanigans | |||
Dickie Ludwig | T.V.Commercial | ||
Coppahaunk |
兄弟馬
近親馬
特になし
血統評価:2.5pt
3頭の重賞馬をだしており繁殖牝馬としては優秀な母ではあるが、全兄に未勝利馬もおりけしてPOG鉄板とはいえない側面もある。
前評判
昨年のセレクトセールで9000万円弱で取引された高額馬。競り落としたのは、ロイカバードで一躍有名になった寺田寿男オーナーだ。そもそもシェンク自体の子出しが非常に良く、先日もガリバルディが古馬になって中京記念を勝った様に成長力もある血統。本馬自体の情報はまだ余り見かけないが、順調ならば年内のデビューも問題無いだろう。一族悲願のクラシック制覇なるか。
馬名の由来
コルヴァッチ
【意味】…スイスの山の名前
どこかの国の大統領みたいな名前だが、海外の有名な山からのネーミング。正直、名前は微妙な感じだ。そもそも、寺田寿男オーナーの実績が乏しいので名前も格好良く聞こえて来ない先入観もあるだろう。
どこかの国の大統領みたいな名前だが、海外の有名な山からのネーミング。正直、名前は微妙な感じだ。そもそも、寺田寿男オーナーの実績が乏しいので名前も格好良く聞こえて来ない先入観もあるだろう。
編集部内の評価
馬体だけ見て「これは指名確実!!」と唸ったのだが、その後の情報を見てかなりテンションが下がってしまった。ロイカバードで奇跡のヒキを見せた寺田寿男氏の所有では期待は出来ない。加えて、名前もダサいので今回は恐らく泣く泣くスルーしなくてはならないだろう。一族も大好きだし、今回はチャンスかと思ったのだが…(田中)
馬体はポテッとしていてタイプではないがガリバルディの下と考えればありはありなのだが、コルヴァッチっていう馬名が牝馬っぽくてタイプではない。兄弟に安定感がない為、パス。(大川)
母馬:シェンク
母父:Zafonic
所属:藤原英昭厩舎(栗東)※予定
生産:社台ファーム(千歳市)
馬主:寺田寿男