左トモ半腱半膜様筋損傷

 
ノーザンファーム代表・吉田勝己氏

ノーザンファーム代表・吉田勝己氏

吉田勝己氏のコメント
「秋華賞には間に合いません。年内の復帰も厳しいと思います」

当初、秋華賞のステップレースである紫苑Sを目標としていたが放牧先で左トモを痛め回避。秋華賞へ直行するプランにローテーションを変更されていた。しかし、そのケガの治り具合が良くなく今回の決断に至ったそう。
via google imghp
 
メジャーエンブレム 牝3歳

メジャーエンブレム 牝3歳

父馬:ダイワメジャー
母馬:キャッチータイトル
母父:オペラハウス
所属:田村康仁(美浦)
生産:ノーザンファーム(安平町)
馬主:サンデーレーシング

通算成績:7戦5勝(5-1-0-1)
主な勝鞍:阪神JF、NHKマイルCなど
via google imghp
 
距離的な要因からオークスは回避。矛先を変えたNHKマイルCを快勝後、再びクラシック戦線に戻って来る予定だったのだが…やはり、トモの痛みなどはスピード豊かな馬の宿命か。まだ屈腱炎や骨折でないだけに年明けの復帰を心待ちにしたい。
 

3強対決は持ち越し

 
シンハライト 牝3歳

シンハライト 牝3歳

父馬:ディープインパクト
母馬:シンハリーズ
母父:シングスピール
所属:石坂正(栗東)
生産:ノーザンファーム(安平町)
馬主:キャロットファーム

通算成績:5戦4勝(4-1-0-0)
主な勝鞍:オークスなど
via google imghp
 
ジュエラー 牝3歳

ジュエラー 牝3歳

父馬:ヴィクトワールピサ
母馬:バルドウィナ
母父:Pistolet Bleu
所属:藤岡健一(栗東)
生産:社台ファーム(千歳市)
馬主:青山洋一

通算成績:4戦2勝(2-2-0-0)
主な勝鞍:桜花賞など
via google imghp
 
何と言っても、一番の楽しみだったのは秋華賞での「3強対決」だったろう。

メジャーエンブレム・シンハライト・ジュエラーはこの世代でも屈指の存在。桜花賞こそ、自分のリズムで走れなかったメジャーエンブレムが敗退しているものの本来のパフォーマンスからは程遠かった。

京都の内回り・2000mは各馬にとって限りなくフェアに近い条件だけに、再戦してどの馬が一番強いのか??という所が競馬ファンにとっては最大の焦点だったのだが…
 

メジャーエンブレムの軌跡

 

2015年12月13日 阪神JF 芝1600m

1着:メジャーエンブレム(ルメール)
2着:ウインファビュラス(松岡)
3着:ブランボヌール(岩田)

レースタイム:1.34.5
レース上がり3ハロン:35.8
勝ち馬上がり1ハロン:35.8
 
【阪神JF】
スタートからスピードの違いでハナに立つと、万全の競馬で2着以下に影を踏ませぬ完勝劇。前走は展開のアヤで負けたデンコウアンジュにもきっちりとリベンジを果たし世代最強の座を欲しいままにした。勝ち方を見る限り、競馬ファンのほとんどが桜花賞まではどう考えても負ける事は無いと確信をした筈だ。
 

2016年04月10日 桜花賞 芝1600m

1着:ジュエラー(デムーロ)
2着:シンハライト(池添)
3着:アットザシーサイド(福永)
4着:メジャーエンブレム(ルメール)

レースタイム:1.33.4
レース上がり3ハロン:34.3
勝ち馬上がり1ハロン:33.0
 
【桜花賞】
戦前の予想ではメジャーエンブレムの逃げに対して、シンハライト&ジュエラー2頭の追い込みがどこまで迫れるかに注目が集まった。しかし、レースではメジャーエンブレムがよもやの先行策。いつもの定位置では無い事に戸惑ったかメジャーエンブレムは直線でも伸びあぐね、後方に位置したシンハライトとジュエラーが豪快に伸びてワンツーフィニッシュを決めた。
 

2016年05月08日 NHKマイルC 芝1600m

1着:メジャーエンブレム(ルメール)
2着:ロードクエスト(池添)
3着:レインボーライン(福永)

レースタイム:1.32.8
レース上がり3ハロン:35.1
勝ち馬上がり1ハロン:35.1
 
【NHKマイルC】
前走の敗因を糧に、今回は強引にでもハナを主張したメジャーエンブレム。結果、かなりのハイペースとなり先行勢は総崩れとなった。それでも、唯一メジャーエンブレムは先頭を守りきり最後方から伸びるロードクエストの猛追を凌ぎ切りGⅠ2勝目を飾る。桜花賞での騎乗を批判されたルメール騎手も面目躍如といった所か。
 

まとめ

 
今回の発表で肩を落とした方もたくさんいたのではないだろうか。

やはり、強い馬同士のライバル対決というのは心躍る様なワクワク感が常にあるし、何より「短距離馬VS中距離馬」という図式にもなる秋華賞の2000m戦というのは特に見応えがあって面白いものだ。少し前で恐縮だが、ラインクラフトVSエアメサイアの戦いは今見ても鳥肌が立つ程。それに加えて、「逃げ馬VS差し馬」という要素も加わり、筆者は既に頭の中で3頭によるレースシミュレーションも行っていた。それだけに残念という事他ならない。

しかし、故障ばかりは誰も責められない。メジャーエンブレムには少しでも早い回復をしてもらって来年のヴィクトリアマイルでの更なる活躍が見れる事を願うばかりである。

関連記事

関連タグ

著者