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死亡したマンハッタンカフェの現役時代を振り返る!

 

2001年 菊花賞 1着

アグネスタキオン、クロフネ、ジャングルポケットと同じ黄金世代の1頭。線が細く父サンデーサイレンスと瓜二つの漆黒馬であったが、春は馬場状態が悪いレースが多く惨敗が続くも夏以降、良馬場の条件戦を快勝するもトライアルではまたしても馬場状態の影響で惨敗した。そんな中6番人気で迎えた本番を良馬場で迎え、初GⅠにてジャングルポケット以下黄金世代の強豪を下す。
 

2001年 有馬記念 1着

初の強豪古馬との対決となった暮れの有馬記念。テイエムオペラオー、メイショウドトウのワンツー常連の古馬が全盛期の力ではなくなっていたが立ちふさがる形のレースだった。展開はスローで流れ短い直線ヨーイドンの競馬となり末優秀なマンハッタンカフェに軍配があがった。ジャングルポケットもこの年のジャパンカップでこの2頭を下しており、マンハッタンカフェが続く事で世代交代と黄金世代の層の厚さを印象づけた。
 

2002年 天皇賞春 1着

明け4歳の初戦は、ハプニングもあり落とて迎えた本番。テイエムオペラオー、メイショウドトウがいなくなったがナリタトップロードが1番人気、同世代のジャングルポケット、サンライズペガサスが相手のレースを完勝し豊富なスタミナを披露し完勝。秋には凱旋門賞に挑戦するも線の細い馬なだけに馬場が合わず惨敗しそのまま引退。
 

種牡馬時代を振り返る!

 
・血統背景

 母サトルチェンジは、名繁殖牝馬ビワハイジの母アグサンの半妹。
 マンハッタンカフェとビワハイジは従兄弟というファミリー。

・産駒実績

 ヒルノダムール   天皇賞春1着
 ショウナンマイティ 宝塚記念3着、安田記念2着&3着
 ジョーカプチーノ  NHKマイルC1着
 グレープブランデー フェブラリーS1着
 レッドディザイア  秋華賞1着 ジャパンC3着
 ルージュバック   オークス2着 現役

※2016年産駒が最終世代の予定
 
「サンデーサイレンスの仔らしく精悍なインパクトのある馬で、競走成績も素晴らしく、種牡馬としてもチャンピオンサイヤーに輝くなど非常に優秀な馬だったので、これまでの功績に感謝しています。若くして亡くなったのは残念ですが、ご苦労様でしたと伝えたいです。」by社台スタリオンステーション 徳武英介氏
via JRA

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