レース傾向&展開

 
【函館・芝1200m】
向正面2コーナーにあるポケット地点からのスタートになる函館・芝1200mは、3コーナーまで約490m上り坂が続き、そこからゴールまで下り坂が続くかなり極端なコース形態。最後の直線は約260mと短く、地方競馬とさほど変わらず、東京・中山・京都・阪神などに比べてヨーロッパ特有の深く重い芝(洋芝)が用いられている函館コースは比較的時計が遅く、高速決着になりにくいのが最大の特徴だ。

枠はごく僅かだが、外枠が有利な傾向。脚質としては、やはり逃げ・先行に越したことはないが、徐々に開催が進むにつれて馬場が荒れてくると先行馬が止まってしまい差しも決まるようになってくる。
 
この舞台はレースの前半が激しい流れになりやすく、上りのかかるかなりタフなコースのため、スプリンターとしてのスピードに加え、重い馬場をこなすスタミナも必要になるため、前走から距離を短縮してきた馬を狙ってみるのも大いにアリだと思う。

今回の函館スプリントステークスは函館競馬開幕週ということもあり、まずは先行~中団好位の馬が有利と考えるのがベスト。
 
【レース展開】
今年の函館スプリントステークスは、⑩スカイキューティーと⑭ローレルベローチェの2頭によるハナ争いが有力。後ろの先行集団には、①レッツゴードンキ③シュウジ⑧ティソーナ⑨アクティブミノル⑪キャンディバローズ⑯ソルヴェイグが続き、中団から後方にかけて④オデュッセウス⑤エポワス⑦オメガヴェンデッタ⑫ティーハーフ⑬アースソニックがレースを運ぶ展開になるだろう。
 

独自予想

 
◎アクティブミノル(牡4歳)

◎アクティブミノル(牡4歳)

父:スタチューオブリバティ
母:ピエナアマゾン
母父:アグネスタキオン
所属:北出成人厩舎(栗東)
via google imghp
 
一昨年の2歳時に新馬戦と函館2歳ステークスの函館・芝1200mで2連勝を果たした実績があり、コースと距離適性は間違いなくメンバートップ。昨年のセントウルステークスでは、重賞2勝馬で今年のダービーを制したマカヒキを全弟に持つウリウリと、ヴィクトリアマイル2連覇の偉業を成し遂げたストレイトガールを撃破していることから能力の高さは疑いようがない。一時は大敗が続いたが、前走の高松宮記念ではかなりのハイペースのなかで、16人気ながら4着と好走し、ようやく復調の兆しを見せており、2戦2勝の得意の舞台で重賞3勝目を期待する。
 
◯ティーハーフ(牡6歳)

◯ティーハーフ(牡6歳)

父:ストーミングホーム
母:ビールジャント
母父:Green Desert
所属:西浦勝一厩舎(栗東)
via google imghp
 
昨年の同レースでは道中後方追走から直線は大外に持ち出して、メンバー中最速の上がり3ハロン34.0の末脚で差し切り、2着のアースソニックに2馬身半差つけて圧勝。今年は唯一2連覇を目指せる立場にある。前々走の高松宮記念では直線でスムーズさを欠いて6着に敗れたが、最後も持ち前の鋭い伸び脚をみせており、不利がなければ十分に上位争いできたはずだ。また、前走の安土城ステークス(オープン特別)では2ヶ月の休み明けで6着に終わったものの、メンバー中最速の上がり33.2秒の脚はさすがと言ったところで決して悲観する内容ではない。また、池添騎手は歴代最多の同レース3勝と勝ち方を熟知している鞍上にも期待する。
 
▲レッツゴードンキ(牝4歳)
昨年の桜花賞馬で、メンバー唯一のG1ウィナー。前々走の高松宮記念では、最後の直線で進路が狭くなったうえに、レコード決着(1分06秒7)となりながも、1分07秒4の時計をマークしたことは十分に評価して良いだろう。やはりこの馬はマイルよりスプリントがベストで、洋芝実績もある。今まで強い相手と戦ってきた経験を生かして完全復活を期待する。
 
▲シュウジ(牡3歳)
前走のNHKマイルカップは明らかに距離が長かったこと、前々走のファルコンステークスは重馬場が響いたことを考えれば近2走は度外視しても大丈夫だろう。昨年の小倉2歳ステークスを勝っていることから、この馬もレッツゴードンキ同様にベストは短距離。今回は斤量52kgで出走できるのも大きな魅力で、能力的に十分チャンスはありそうだ。
 
▲ローレルベローチェ(牡5歳)
前走の高松宮記念では絶好のスタートから先手を奪ったが、後続に差され16着と大敗。しかし、G1初挑戦で十分に見せ場を作ったレースぶりは評価する。その高松宮記念を除けば、3勝2着1回と近走は安定しているので、リフレッシュされた今回は改めて好勝負を期待したい。
 

三連単フォーメーション:①③⑨⑫⑭-④⑦⑧-⑬ 計245点

 

出馬表&レーティング&予想オッズ

 
ティーハーフ、オメガヴェンデッタ、ローレルベローチェ、アースソニック、レッツゴードンキの5頭が上位混戦。アクティブミノルが安定感ないものの展開がはまった時には強いのと、3歳勢が軽斤量を生かしてどこまで台頭できるかがポイントだろう。
 
馬番 出走馬 斤量 騎手 評価 本印 大川 小野寺 田中 渡辺 予想オッズ
1 レッツゴードンキ 54.0 吉田隼人 103.8 9.6
2 ヤマニンプチガトー 54.0 村田一誠 97.0 187.4
3 シュウジ 52.0 岩田康誠 98.0 × 4.8
4 オデュッセウス 100.0 戸崎圭太 94.0 × 8.3
5 エポワス 56.0 杉原誠人 96.0 64.0
6 セイコーライコウ 57.0 柴田善臣 102.2 97.8
7 オメガヴェンデッタ 56.0 武豊 104.2 5.6
8 ティソーナ 52.0 柴山雄一 98.0 × 19.6
9 アクティブミノル 56.0 藤岡康太 101.4 6.4
10 スカイキューティー 54.0 勝浦正樹 100.0 220.0
11 キャンディバローズ 50.0 菱田裕二 98.5 × × 40.1
12 ティーハーフ 56.0 池添謙一 104.6 5.1
13 アースソニック 56.0 三浦皇成 103.8 × × 29.2
14 ローレルベローチェ 56.0 中井裕二 104.0 4.3
15 ファントムロード 56.0 石橋脩 97.0 146.9
16 ソルヴェイグ 50.0 丸田恭介 97.5 × 72.6

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