独自予想

 

◎エアスピネル

 
エアスピネル 牡4歳

エアスピネル 牡4歳

父馬:キングカメハメハ
母馬:エアメサイア
母父:サンデーサイレンス
所属:笹田和秀厩舎(栗東)
生産:社台ファーム(千歳市)
馬主:ラッキーフィールド

通算成績:10戦3勝(3-1-3-3)
主な戦績:2015年デイリー杯2歳ステークス、2017年京都金杯など
via google imghp
 
前走の東京新聞杯は極端な上がり勝負になって負けた印象。エアスピネル自身、33秒フラットの脚を使っている事からも決して悲観する内容ではない。今回さすがに二の舞いは踏まないだろうし、仮にブラックスピネルがまた逃げたとしても各馬で捕まえに行くレース展開が予想される。そうなればマイルでは安定した走りが出来るエアスピネルを本命に推すのが妥当な展望だろう。
 

◯プロディガルサン

 
プロディガルサン 牡4歳

プロディガルサン 牡4歳

父馬:ディープインパクト
母馬:ラヴズオンリーミー
母父:Storm Cat
所属:国枝栄厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム(安平町)
馬主:金子真人ホールディングス

通算成績:9戦2勝(2-2-1-4)
主な戦績:2015年芙蓉ステークスなど
via google imghp
 
東京新聞杯では目の覚める様な上がり32秒フラットの末脚を見せて2着入線。改めてこの馬の潜在能力を示した1戦だった。前走の金鯱賞では距離延長と気分的な部分もあって凡走。やはり気性的な面も含めてマイルの方がレースもしやすくキレが活かしやすいのだろう。今回、再度2戦2連対のマイルに照準を合わせ安田記念へ向けても賞金加算をしたい所だ。ある意味で最も勝負所の馬と見ての対抗に抜擢。
 

▲イスラボニータ

 
イスラボニータ 牡6歳

イスラボニータ 牡6歳

父馬:フジキセキ
母馬:イスラコジーン
母父:Cozzene
所属:栗田博憲厩舎(美浦)
生産:社台コーポレーション白老ファーム(白老町)
馬主:社台レースホース

通算成績:20戦6勝(6-5-4-5)
主な戦績:2014年皐月賞、セントライト記念、共同通信杯など
via google imghp
 
実績だけなら文句なしのNo.1イスラボニータ。しかし、2014年セントライト記念以降勝ち星から遠ざかり、年々ツメが甘くなって行っている様な気がして仕方がない。逆を言えば勝ち切れない反面、常に馬券へ絡む安定感は見過ごせずとりあえずは単穴以上には推しておかなければいけないだろう。今回大外枠というのが若干気にはなるものの、マイル戦なら無様な競馬はするまい。
 

▲ブラックスピネル

 
ブラックスピネル 牡4歳

ブラックスピネル 牡4歳

父馬:タニノギムレット
母馬:モルガナイト
母父:アグネスデジタル
所属:音無秀孝厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム(安平町)
馬主:サンデーレーシング

通算成績:14戦4勝(4-3-1-6)
主な戦績:2017年東京新聞杯など
via google imghp
 
前走の東京新聞杯はデムーロ騎手の奇策もあり展開に恵まれた部分もあっての快勝、という判断で大筋間違ってはいない。が、継続してデムーロ騎手が騎乗する点を踏まえても印をひとつ上げて対応しておくのが無難だ。彼の重賞に関しての勝負強さは周知の事実。ここは3馬身程のアドバンテージがあると見て無条件で単穴に上げておこう。
 

出馬表&レーティング&予想オッズ

 

想定RR:109.0

 
レーティング的には、エアスピネル対イスラボニータだが、フィエロ、プロディガルサン、ブラックスピネル、クルーガー、ヤングマンパワーあたりまでは、この条件での勝負であればいい勝負になりそうではある。頭数少ないがこのあたりをボックスが無難ではある。
 
 
馬番 出走馬 性齢 斤量 騎手 評価 本印 大川 小野寺 田中 予想オッズ
1 サンライズメジャー 牡8 56.0 松若風馬 104.1 105.4
2 アクションスター 牡7 56.0 佐藤友則 100.8 573.1
3 フィエロ 牡8 56.0 福永祐一 110.3 10.6
4 エアスピネル 牡4 56.0 武豊 113.1 2.5
5 ダッシングブレイズ 牡5 56.0 浜中俊 104.3 15.5
6 ヤングマンパワー 牡5 56.0 松岡正海 106.4 14.1
7 プロディガルサン 牡4 56.0 川田将雅 109.7 7.1
8 ブラックスピネル 牡4 56.0 M.デムーロ 108.7 3.9
9 クルーガー 牡5 57.0 松山弘平 107.0 × × 35.0
10 シェルビー牡8 56.0 四位洋文 99.3 485.5
11 イスラボニータ 牡6 57.0 C.ルメール 112.8 3.6


 

編集部内の見解

 
本命はエアスピネル、前走は展開が向かなかったが地力は差があるので軸でいいだろう。対抗はイスラボニータ。そろそろ加齢により勢いが落ちてきそうなので少し心配だがクラシック馬そこは走るかぎり地力の違いをみせてほしい。マイルでとてつもない脚をみせたプロディガルサンをもう一度見てみたい。(大川)
 
◎エアスピネルは前走展開が向かなかったし今回ハイペースになれば。◯プロディガルサンはやはりマイルがベスト。▲ブラックスピネルは前走上手く嵌った感するが力を付けているのは確実。今年は4歳馬で決まってくれれば。(小野寺)
 
本命は高松宮記念でも凄い脚で5着に入ったフィエロ。地力だけで言えばこのメンバーでも最上位だ。年齢などで人気を下げているなら内枠でスタートが上手い福永祐一騎手が上位に持って来てくれると踏んだ。対抗にやはりイスラボニータ。安定感で言えばこの馬の右に出るものはいない。外枠とは11頭立て、心配は無用。単穴に一発があるとするならプロディガルサン。東京新聞杯の走りが出来ればここを一掃出来る可能性は高い。エアスピネル、ブラックスピネルの2頭はまだ余り評価していないので連下に。(田中)

関連記事

関連タグ

著者