トリコロールブルー|土曜東京9R|フリージア賞
☆注目ポイント★
半兄に芝の中距離路線で実績を残したダノンジェラートとワールドインパクト(共に父ディープインパクト)がいる良血。昨年7月の中京新馬戦を後続に2馬身差つけて快勝し、続く黄菊賞では勝ち馬タガノアシュラに逃げ切りを許したものの、結果的に展開の差が出ただけで全く悲観する内容ではなかった。秘めたポテンシャルや血統面から是非ともクラシック戦線に乗ってもらいたい期待の一頭。キャリア3戦目となる今回、鞍上に3年連続リーディングの戸崎圭太騎手を配して確実に賞金を加算したいところ。
ゴルゴバローズ|土曜京都10R|橿原S
☆注目ポイント★
一昨年10月のデビュー以来、全5戦中3勝2着2回と堅実な走りを見せるゴルゴバローズ。唯一掲示板を外した昨年の昇竜S(8着)はオープンの壁に阻まれた恰好だが、そこから着々と地力を強化し、明け4歳で迎えた今年は上のクラスでも好勝負が見込める。以前は先手を奪ってそのまま押し切るスタイルだったが、前走は中団で控えても結果が出せたようにレースに幅ができたことも大きな強みだろう。主戦のM.デムーロ騎手が手の内に入れているのも心強く、ここから一気に連勝街道を歩みたい。
ファンディーナ|日曜京都9R|つばき賞
☆注目ポイント★
今年1月のデビュー戦で圧巻のパフォーマンスを発揮したファンディーナ。レース序盤から先手を奪いペースを落として逃げると、直線に入っても後続との差をグングン広げ、終わってみれば9馬身差の圧勝。半兄に同僚のナムラシングン(父ヴィクトワールピサ)がいる血統だが、秘めたポテンシャルとスケールの高さは間違いなく兄以上だろう。2連勝を目指す今回は今後を占う試金石の一戦になるが、正直これと言った強敵は見当たらず一強ムード。まずはここを難なく突破してクラシック参戦を叶えてもらいたい。
エピカリス|日曜東京9R|ヒヤシンスS
☆注目ポイント★
昨年8月のデビューから無傷の3連勝で北海道2歳優駿を制した世代屈指のダート巧者。その北海道2歳優駿では単勝オッズ1.0倍の断然人気に支持されると、他馬を一切相手にしない持ったままの大差勝ちを演じた。全く底知れずの能力を持つ本馬に対して巷では、「古馬の一線級より強い」という声が上がっているほど。今年初戦となる今回、R.ムーア騎手騎乗のフォギーナイトや2連勝中のアディラートなど同世代のライバルが揃ったが、ここで勝負付けを済まして次のUAEダービーへ弾みをつけたい。
トーセンマタコイヤ|日曜東京10R|アメジストS
☆注目ポイント★
全妹に一昨年の二冠牝馬ミッキークイーンがいる血統。前走のオリエンタル賞ではこれまでとは一転して先手を取ると、最後は後続を3馬身突き放して快勝。思い切った脚質転換が功を奏してようやく本格化してきた印象だ。以前のような体質の弱さも解消され、レース選択にも幅が出た今なら念願のオープン入りもそう遠くはないはず。かつてはGⅠ馬ゴールドアクターを負かした実績の持ち主で、3戦連続のC.ルメール騎手鞍上&得意の東京コースなら勝ち負け必至だろう。
まとめ
以上、今週の注目馬5頭をピックアップ。
最注目は3戦無敗のエピカリス。今年は昨年ラニが制したUAEダービー参戦が決まっており、状態次第ではダートの本場アメリカで行われるベルモントSも視野に入っている模様。”日本最強ダート馬”へ今週は結果も内容も問われる一戦になる。
あとはトリコロールブルーとファンディーナのクラシックが期待できる2頭。トリコロールブルーはダービーへ、ファンディーナはオークスへ進めればかなり面白い存在になるはず。賞金加算へ今回は必勝態勢で臨む。
最注目は3戦無敗のエピカリス。今年は昨年ラニが制したUAEダービー参戦が決まっており、状態次第ではダートの本場アメリカで行われるベルモントSも視野に入っている模様。”日本最強ダート馬”へ今週は結果も内容も問われる一戦になる。
あとはトリコロールブルーとファンディーナのクラシックが期待できる2頭。トリコロールブルーはダービーへ、ファンディーナはオークスへ進めればかなり面白い存在になるはず。賞金加算へ今回は必勝態勢で臨む。
母:ペンカナプリンセス
母父:Pivotal
調教師:友道康夫(栗東)
馬主:シルクレーシング
生産者:ノーザンファーム
通算成績:2戦1勝(1-1-0-0)
主な勝鞍:16'2歳新馬