独自予想

 

◎クインズミラーグロ

 
クインズミラーグロ 牝5歳

クインズミラーグロ 牝5歳

父馬:マンハッタンカフェ
母馬:ジャストトゥートゥー
母父:In Exoess
所属:和田正道厩舎(美浦)
生産:富田牧場(浦河町)
馬主:クイーンズ・ランチ

通算成績:23戦5勝(5-3-5-10)
主な戦績:2015年紫苑ステークスなど
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昨年末にようやくオープンクラスへ返り咲いたクインズミラーグロ。その後の重賞では2走連続3着と惜しい競馬が続いているが、今回は武豊騎手を配して背水の陣で望んで来た。和田正道厩舎にとって是が非でも欲しいタイトルであり、ここを勝って賞金加算を成功させてのヴィクトリアマイル参戦が青写真となる。相手もこれまでよりはかなり弱化しているメンバー構成だけにビシっと決めて重賞ウィナーの仲間入りと行きたい。
 

◯ウキヨノカゼ

 
ウキヨノカゼ 牝7歳

ウキヨノカゼ 牝7歳

父馬:オンファイア
母馬:アドマイヤダッシュ
母父:フサイチコンコルド
所属:菊沢隆徳厩舎(美浦)
生産:ファニーフレンズファーム(日高町)
馬主:國分純

通算成績:16戦4勝(4-1-1-10)
主な戦績:2015年キーンランドカップ、2013年、クイーンカップなど
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追い込み一辺倒の脚質もあり、ここ数戦はほぼ最速の上がりを使いながら僅差の着順に終わっているウキヨノカゼ。しかし7歳にしてもその末脚は健在で、後は展開がハマればという条件が必須となる。そういう意味では一昨年の勝ち方を見ても、4コーナーで一気にペースアップする様な小回りコースの方が合っている様に思われ今回初参戦となる福島競馬場が実はピッタリかもしれない。期待値込での対抗とする。
 

▲デンコウアンジュ

 
デンコウアンジュ 牝4歳

デンコウアンジュ 牝4歳

父馬:メイショウサムソン
母馬:デンコウラッキー
母父:マリエンバード
所属:荒川義之厩舎(栗東)
生産:磯野牧場(浦河町)
馬主:田中康弘

通算成績:11戦2勝(2-0-0-9)
主な戦績:2015年アルテミスステークスなど
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昨年は牝馬クラシック戦線の王道ローテを歩み続けたデンコウアンジュ。さすがに一線級の馬たちと渡り歩いて勝ち星こそあげれなかったが、それでも毎レース惜しいところまで顔を出す堅実さは評価しておきたい。今回、初の福島参戦という事でこれまでより一気にメンバーが楽になった。キャラ的にも血統的にもむしろローカルでこそのタイプと思われ、ここで力の違いを見せつけるシーンも十分に有り得る。まさに単穴にピッタリだ。
 

▲フロンテアクイーン

 
フロンテアクイーン 牝4歳

フロンテアクイーン 牝4歳

父馬:メイショウサムソン
母馬:ブルーボックスボウ
母父:サンデーサイレンス
所属:国枝栄厩舎(美浦)
生産:林孝輝(浦河町)
馬主:長妻和夫

通算成績:13戦2勝(2-3-1-7)
主な戦績:2017年初音ステークスなど
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前走の中山牝馬ステークスでは4番人気に支持されながらも8着に敗退したが、その差は0.3秒とそこまで大きく負けていない。オークスでもシンハライトから2馬身差の6着など大舞台でもしぶとさを発揮している事から、相手なりに走るという意味での安定感はメンバーでも随一。後は福島競馬場での乗り方さえハマれば一気にタイトルホルダーとなれる下地は揃っていよう。
 

▲ロッカフラベイビー

 
ロッカフラベイビー 牝5歳

ロッカフラベイビー 牝5歳

父馬:キングカメハメハ
母馬:シーディドアラバイ
母父:ジャングルポケット
所属:鹿戸雄一厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム(安平町)
馬主:山田弘

通算成績:19戦3勝(3-3-3-10)
主な戦績:2017年1000万下など
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デビュー時からその素質の高さには定評があったロッカフラベイビー。が、その後はなかなか歯車が噛み合わずに暫く500万下をウロウロする期間が長く続く事となる。ようやく昨年夏に脱出すると、そこからは追い込みに脚質を絞りようやく安定感のある走りが出来る様になった印象だ。前走ではデムーロ騎手が騎乗して後方から一気の捲りを見せ後続に3馬身差を付ける圧勝。まさに福島でのお手本の様な乗り方で、同レースの予行演習を見ている様だった。
 

▲クロコスミア

 
クロコスミア 牝4歳

クロコスミア 牝4歳

父馬:ステイゴールド
母馬:デヴェロッペ
母父:ボストンハーバー
所属:西浦勝一厩舎(栗東)
生産:小島牧場(浦河町)
馬主:大塚亮一

通算成績:14戦2勝(2-1-3-8)
主な戦績:2015年赤松賞など
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2勝馬ながら昨年は重賞戦線を渡り歩いたクロコスミア。中でもローズステークスではあのシンハライトとハナ差の接戦を演じ能力の高さを見せつけている。走りにムラがあり気分屋な所があるものの、逆を言えば気持ち良く走らせれば重賞を十分に勝ち切れるという事でもある。今回、関東のNo.1と言っても過言ではない戸崎圭太騎手が鞍上で、その持て余した力を最大限に発揮する手腕に期待したい。
 

出馬表&レーティング&予想オッズ

 

想定RR:100.5

 
ウキヨノカゼが1頭アタマ出ているが距離適性を考えると大混戦。しかも低いレベルなだけに荒れ前提で手広く狙う価値のあるレースだろう。
 
 
馬番 出走馬 性齢 斤量 騎手 評価 本印 大川 小野寺 田中 予想オッズ
1 ギモーヴ 牝4 54.0 鮫島克駿 95.0 24.3
2 ハピネスダンサー 牝6 54.0 北村友一 98.0 64.0
3 デンコウアンジュ 牝4 54.0 秋山真一郎 99.7 14.4
4 ウエスタンレベッカ 牝4 54.0 義英真 90.0 367.3
5 ウインファビラス 牝4 54.0 松岡正海 98.9 6.1
6 ウキヨノカゼ 牝7 54.0 吉田隼人 105.0 10.8
7 トウカイシェーン 牝4 54.0 田中健 97.0 148.2
8 フロンテアクイーン 牝4 54.0 北村宏司 100.0 5.6
9 クインズミラーグロ 牝5 54.0 武豊 99.3 2.5
10 エテルナミノル牝4 54.0 菱田裕二 97.0 27.8
11 ブリガアルタ 牝4 54.0 勝浦正樹 97.0 46.8
12 ペイシャフェリス 牝6 54.0 川須栄彦 101.2 34.1
13 クロコスミア 牝4 54.0 戸崎圭太 100.2 4.8
14 ロッカフラベイビー 牝5 54.0 津村明秀 98.5 13.4
15 リーサルウェポン 牝6 54.0 丹内祐次 96.9 104.9
16 タマノブリュネット 牝5 54.0 丸山元気 99.5 356.2


 

編集部内の見解

 
本命対抗はそこまで中心視していないので一応って感じで紐なしで上位ボックスのイメージで想定した。ギモーヴ、ロッカフラベイビーは、重賞はいっかいみてからでいいだろう。特に注目の馬がいないので印うった馬の中で決まってくれないかなって程度。(大川)
 
◎デンコウアンジュは待望のローカル戦で復活。◯フロンテアクイーンも◎同様ローカルの牝馬限定なら実績上位。▲ロッカフラベイビーは格上だが鞍上込みでチャンスある。(小野寺)
 
本命は前走ようやく覚醒した感じのロッカフラベイビー。他にこれと言って推したい馬がおらず、ここは格より調子を取りたい。福島競馬場=津村明秀というイメージも加わっての厚い印とする。対抗には逆に格だとNo.1のウキヨノカゼ。小回りコースの方が合っている様な気がするのでここは対抗に上げておく。単穴には武豊騎手を配して勝負気配のクインズミラーグロ。鞍上の調子込み。後は手広く連下候補に入れて荒れ待ちの展望だ。(田中)

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