コース見解
ダイヤモンドSの為に設定された限定コースである。それだけサンプル数も少なく限りなく偏ったデータにはなるが…それは致し方ない。このコースの特徴としては合計4回の坂を昇り降りしなくてはならない。なので距離+アップダウンに耐えられる膨大なスタミナとある程度の上がりが使える事が最重要課題となる。コーナーを4回周るため、基本的には内枠でコースロスの少ない馬が有利だ。
タイム、ラップ見解
正直な所、これだけの長距離戦になると持ちタイムの優劣などは余り関係が無い。馬場によっては、上がりが少し速くなって切れ味も求められる場合もあるが、余程の事が無い限り35秒台が相場だろう。すなわち、一にも二にも走りきれるスタミナが優先。それに加え、ある程度前目に付けれる器用さがあればラップ如何に問わず上位争いには食い込める筈だ。
枠順見解
枠/勝率/連対率/複勝率
1枠 11% 11% 11%
2枠 0% 0% 11%
3枠 11% 22% 22%
4枠 0% 11% 33%
5枠 11% 11% 11%
6枠 0% 0% 0%
7枠 0% 0% 0%
8枠 20% 50% 70%
血統見解
長距離戦になると無類の強さを発揮するハーツクライ。フェイムゲームを筆頭に純ステイヤーが何頭も生まれる豊富なスタミナが武器で、且つ上がりもしっかりと使える点が他の種牡馬を圧倒する理由だろう。ダイヤモンドSしかデータサンプルが無いものの、近5年の複勝率が60%を超えておりかなりの信頼度を誇る。単複の回収率も100を超えており、特注種牡馬として考えておきたい。
該当期間中は2頭出走で1頭勝ち上がりと言う結果だが、他の長距離戦の傾向からしてもハーツクライに匹敵するスタミナ値を持っているのがステイゴールドだろう。こちらも同様にキレ勝負も対応出来、更に道悪もこなせると言う意味ではかなり万能。また、人気になりにくいキャラクターが単複の回収値を大幅に上げている事からも高配当を期待するのなら同産駒を中心に展望してみても良い。
イメージ的に3000mを超える長距離戦が苦手とされているディープインパクト産駒だが、データ的には勝ちきれないもののさすがの安定感を誇っている。GⅠになると分が悪くなるもの、
それ以下のクラスではある程度信用に値するのではないだろうか。そもそも、ディープインパクト自体は天皇賞春で世界レコードを叩き出しているだけにスタミナ面で不安視する必要も無いのかもしれない。
それ以下のクラスではある程度信用に値するのではないだろうか。そもそも、ディープインパクト自体は天皇賞春で世界レコードを叩き出しているだけにスタミナ面で不安視する必要も無いのかもしれない。
まとめ
枠の有利不利は無いとされているが、データ上では見るからに大外有利。とは言え、内枠で距離損せずに走った馬の方が明らかに上位に来るだけに、要は騎手の腕が問われるコースなのだろう。距離が長く馬群がバラけやすくなる為、ポジショニングを調整しやすくそれ故の数値のバラつきだろう。
種牡馬についてはシンプルにスタミナ重視の血統を重視すべきであり、上記以外にはマンハッタンカフェ、ジャングルポケット、ゼンノロブロイなどの産駒に警戒が必要だ。
☆ポイント☆
・基本的には順当に収まりやすい
・差し優勢も1頭は先行馬が絡むパターン
・ハーツクライにとっては最高の舞台
・北村宏司騎手の庭
種牡馬についてはシンプルにスタミナ重視の血統を重視すべきであり、上記以外にはマンハッタンカフェ、ジャングルポケット、ゼンノロブロイなどの産駒に警戒が必要だ。
☆ポイント☆
・基本的には順当に収まりやすい
・差し優勢も1頭は先行馬が絡むパターン
・ハーツクライにとっては最高の舞台
・北村宏司騎手の庭
・混合オープン=3:33.4/35.9/35.5