オルファン|土曜京都5R|3歳未勝利
全兄にドリームジャーニー、オルフェーヴルがおり、早くから活躍が期待されていたオルファン。ステイゴールド×メジロマックイーンという「黄金配合」の持ち主だけにすでに彼女のファンは多い。体質的な弱さからここまでデビュー時期が遅れたが、ようやく走れる状態にこぎつけた。この血統を知り尽くす陣営は「良いものを持っている」と一定の評価をしており、あとは実戦に行ってどうか。馬体重が400kg未満と使い詰めできないタイプだけに初戦で結果を残したい。
レアリスタ|土曜東京10R|府中S
半兄にGⅠ2勝馬リアルインパクトを持つレアリスタ。本馬もデビュー前から大きな期待を寄せれていたが、成績がなかなか安定せず飛躍できていない。前走のカウントダウンSは、初の関西圏輸送と右回りが影響して14着の大敗を喫し、一度立て直された今回は仕切り直しの一戦になる。舞台は4勝を挙げている得意の東京に戻り、鞍上にC.ルメール騎手を配したことからも陣営の意気込みが感じられる。今年初戦をものにして絶好のスタートを切りたい。
ベストマッチョ|土曜東京11R|オアシスS
キャリア7戦全てが東京コースで、格上挑戦となった根岸S(12着)以外は一度も連対を外していない”府中専用機”。前走のバレンタインSではブラゾンドゥリスにゴール前で競り負けたが、休み明け2戦目で変わり身を見せ、0.1秒差の2着と互角の内容。今回は2月の前走からあまり間隔が開いておらず、このメンバーなら上位争いは必至。この次は5月の欅Sにも出走が決まっており、秋に向けて何とか府中の舞台で賞金を加算しておきたい。
サトノキングダム|日曜東京9R|石和特別
約8ヶ月ぶりの実戦となった前走の館山特別はプラス18kgでの出走だったが、結果は勝ち馬サトノスティングタイム差なしのクビ差2着と復帰戦にしてはかなり上々の内容。今回は一度使われたことで上積みが見込め、デビュー戦で手綱を取った戸崎圭太騎手との再タッグも心強い。元々はクラシックでの有力候補に挙げられた逸材で、秘めたポテンシャルは間違いなく重賞級。ここから同世代のマカヒキ、サトノダイヤモンドに追いつく飛躍を期待したい。
キロハナ|日曜京都12R|4歳上1000万下
約9ヶ月半ぶりの実戦となった前走は、中団前目追走から最後は外から鮮やかに抜け出して後続を2馬身突き離して快勝し、改めてポテンシャルの高さを示した。長期休養明け2戦目の今回、相手は強化されるが、大舞台を目指す本馬にとってここは通過点でしかないはず。ディープインパクト×キングカメハメハという日本競馬屈指の良血だけに今後の大躍進が期待できる。今回は一気に突き抜けるかもしれない。
母:オリエンタルアート
母父:メジロマックイーン
調教師:池江泰寿(栗東)
馬主:サンデーレーシング
生産者:社台コーポレーション白老F
通算成績:0戦0勝