新馬戦-ホープフルSと勝ちあがったあと、今年のクラシックの主役として期待されていたハートレーが皐月賞に続いて日本ダービーも回避し、春は全休することが決まった。前走の共同通信杯9着と謎の大敗を屈したが、皐月賞での巻き返しを誓い調整していた最中に左前脚のハ行が見つかり断念することになってしまった。

※ハ行とは馬の歩様に異常があることで、骨折や屈腱炎のサインであることが多い。

幸いにもハートレーに怪我の症状は見られなかったが大事をとって休ませ、秋から始動するようだ。
 
ハートレー

ハートレー

父:ディープインパクト
母:Wickedly Perfect
母父:Congrats

ハイレベルな今年の3歳勢のなかでデビューから注目を浴びていた馬。順調に来ていれば間違いなく3強に割って入る能力はあり、日本ダービーでの巻き返しを期待されていたが、残念ながら春は全休することに。
 

「ホープフルの呪い」2年連続優勝馬が離脱

 
ホープフルステークス優勝馬のクラシック離脱は昨年のシャイニングレイに続いて2年連続となってしまった。また、ここ15年以上1999年のエアシャカール(皐月賞・菊花賞)を最後にホープフルステークス覇者がクラシックで勝つことはなくなった。まさに鬼門のレースと言える。
 
シャイニングレイ

シャイニングレイ

父:ディープインパクト
母:シェルズレイ
母父:クロフネ

2014年のホープフルステークスを勝ち、翌年の弥生賞で1番人気(1.9倍)で7着と敗れたあと屈腱炎を発症。1年以上の離脱を強いられ今現在も復帰のメドは立っていない。前年の例もあるため、ハートレーには何事もなければいいが。
 

ノーザンファーム期待馬のはずが

 
春のクラシックを離脱してしまったハートレーだが、実は生産牧場ノーザンファームの吉田勝己氏が3歳世代で一番期待を寄せている馬だった。また、競馬関係者の間では「ディープインパクトの最高傑作」と評価が高かった。

吉田勝己氏に限らず、マイネル軍団の岡田繁幸総帥もハートレーを大絶賛しており、東の横綱候補だったが....。
 
 (1877)

ウイニング競馬のインタビューにてお笑いコンビ・ジャングルポケット斉藤慎二とキャプテン渡辺の「今年のイチオシ馬は?」の質問に対して「ハートレー」と堂々と答え、さらには凱旋門賞まで視野に入れていると発言していた。まさかこんなことになるとは思っていなかったはずで吉田氏にとっては大誤算だろう。
 

手塚師「誰が乗っても勝てる」

 
F.ベリー騎手の騎乗停止で鞍上が白紙になった共同通信杯、記者に誰を乗せるかと聞かれた手塚調教師は「鞍上は牧野(記者)でいいよ!それくらい誰が乗っても勝てる」と言い放ったそう。結果、横山典弘騎手が騎乗し、9着と大敗してしまったのだが、こういう発言は冗談でもするべきではなかったような。

ともあれハートレーはまだ3歳なわけで、ゆっくりと回復して万全の状態でレースに出てほしい。

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