馬体診断
取材当時で馬体重は460kg前後で、非常にコンパクトにまとまった綺麗なシルエット。全身がゴムマリの様で走りにも弾力がありそう。兄のサウンズオブアースも乱れのない走法だったが、恐らく本馬も同様の感じだろう。ネオユニヴァースで産駒が走った事を考えれば、これが走らない訳がない。
血統構成
ディープインパクト | サンデーサイレンス | Halo | Hail to Reason |
Cosmah | |||
Wishing Well | Understanding | ||
Mountain Flower | |||
ウインドインハーヘアー | Alzao | Lyphard | |
Lady Rebecca | |||
Burghclere | Busted | ||
Highclere | |||
ファーストバイオリン | Dixieland Band | Northern Dancer | Nearctic |
Natalma | |||
Mississippi Mud | Delta Judge | ||
Sand Buggy | |||
Sunrise Symphony | Secretariat | Bold Ruler | |
Somethingroyal | |||
Wimbledon Star | Hoist the Flag | ||
Chris Evert |
兄弟馬
近親馬
特になし
血統評価:1.0pt
兄サウンズオブアースが重賞馬ではないが重賞級、あとは小粒だが父ディープインパクトでどうかわるかだろう。母はG1馬だけに十分期待出来る血統背景ではある。
前評判
牧場関係者曰く、『早くからディープインパクト産駒らしいキビキビとしたキレのある動きを見せて目立っていました。牡馬なのでもう少しダイナミックさも欲しいなと思ってたんですが、昨年の冬から春にかけてその点も一気に解消されて来たのでひと安心です。兄を見ても血統的に下地は揃っていますし、最近の成長ぶりを見ていると期待せざるを得ませんね』との事。サウンズオブアース(ネオユニヴァース)以降は、マンハッタンカフェ→ヴィクトワールピサと付けられたが、ようやく待望のディープインパクト産駒がお出ましだ。
馬名の由来
バリオラージュ
【意味】…バイオリン奏法の一種
母名からの連想でネーミング。この血統の産駒が何故市場て取引されず吉田照哉氏所有でデビューするのか謎だが、少なくともベクトルは期待をしている方にガンガン向いているという事は間違いない。
母名からの連想でネーミング。この血統の産駒が何故市場て取引されず吉田照哉氏所有でデビューするのか謎だが、少なくともベクトルは期待をしている方にガンガン向いているという事は間違いない。
編集部内の評価
先ずもって、ネオユニヴァースからディープインパクトに変わり産駒の質が下がるという事は無いだろう。この段階で無事ならばクラシック戦線に乗るのは既定路線と思われる。但し、兄の勝ちきらなさを見るとワンパンチ足りないタイプの血統か。その点がどこまで払拭出来るかをこの産駒で見てみたい。(田中)
父ディープインパクトは評価できるが胴がつまっており体型的には好みではない。が兄サウンズオブアースと馬名が良いのでタイミング次第では検討します。(大川)
父がディープインパクトに変わって期待大で、兄のサウンズオブアースはあっさりと越えてくれそう。指名したい一頭。(小野寺)
母馬:ファーストバイオリン
母父:Dixieland Band
所属:角居勝彦厩舎(栗東)
生産:社台ファーム(千歳市)
馬主:社台レースホース