昨年の年度代表馬でG1レース4勝を誇るモーリスが6月5日に東京競馬場で行われる安田記念へ向かうことがオーナー吉田和美氏の夫でノーザンファーム代表の吉田勝己氏が発表した。
モーリスは昨年このレースを1番人気で制しており、今年は連覇が期待されている。

鞍上は現時点では未定だが昨年同様に川田将雅騎手が最有力候補になっているようだ。

吉田勝己氏は「安田記念に登録します。ファンの皆さんも楽しみでしょうし、私も楽しみにしています」とコメントした。

モーリスは5月2日に香港から帰国し、千葉県白井市の競馬学校で輸入検疫を消化している。
出走を最優先に進めるため、5月9日に東京競馬場へ移動し、2週間の着地検査を受ける予定。
 

転厩後6戦負けなし!!

 
モーリス(美浦・堀宣行厩舎)

モーリス(美浦・堀宣行厩舎)

父:スクリーンヒーロー
母:メジロフランシス
母父:カーネギー

主な勝鞍:安田記念(2015)・マイルCS(2015)・香港マイル(2015)・チャンピオンズマイル(2016)
 
3歳時に栗東・吉田直弘厩舎から美浦・堀宣行厩舎へ転厩し、ここからモーリスの快進撃が始まった。
デビューから背腰の痛みに悩まされ思うような結果が出せなかったが、厩舎の懸命なケアで回復。
転厩初戦のスピカS(1600万以下)は鞍上に戸崎圭太騎手を迎え、出遅れながらも大外から豪快に差し切り勝利し、オープン入りを果たした。

つづくダービー卿CTではまたも出遅れしまい後方からのレースを強いられたが、直線ではメンバー中最速の上がり3F33.0秒の末脚を繰り出し勝利した。
このレースでモーリスが叩き出した勝ちタイム1分32秒2は2005年にダイワメジャーが記録した1分32秒3を0.1秒上回るレースレコードだった。
 

2015年ダービー卿CT(G3)

出遅れながらもメンバー中最速の上がりで2着クラリティシチーに3馬身半差つけて快勝。
転厩後に秘めた才能が開花し、マイル界の主役へ躍り出た。
 

2015年安田記念(G1)

1着06番モーリス
2着13番ヴァンセンヌ
3着12番クラレント
 

安田記念連覇で次は世界最強をかけてソロウと対決!

 
転厩後6戦負けなしで、G1レース4勝と”国内最強マイラー”から”世界最強マイラー”への階段を駆け上がろうとしているモーリス。
今後、世界で「モーリス旋風」を巻き起こすためにも国内のレースは絶対に負けられない。
今年はドバイターフを勝ったリアルスティールが安田記念参戦を表明しているが、年度代表馬のプライドにかけて日本に敵なしというところを証明してもらいたい。
 
さらに今年は安田記念連覇を果たし、現在世界ナンバーワンマイラーの呼び声が高いフランスのソロウとの対決が期待される。
 
Solow(仏・Frederic Head)

Solow(仏・Frederic Head)

父:Singspiel
母:High Maintenance
母父:Highest Honor

主な勝鞍:ドバイターフ(2015)・イスパーン賞(2015)・クイーンアンS(2015)・サセックスS(2015)・クイーンエリザベス2世S(2015)
 

2015年ドバイターフ

 
現在6歳でG1レース5勝を誇り、1600m~2000mでは世界一との評価が高いソロウ。
モーリスには今後ヨーロッパのレースに出走する可能性が大いにありそうで、モーリスVSソロウの世界一をかけた戦いがいよいよ見れるかもしれない。

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