今年の凱旋門賞を池江師はこう見る

 
今年の仏G1・凱旋門賞に日本馬で唯一の参戦となったマカヒキ。前哨戦のニエル賞を快勝して日本競馬悲願の凱旋門賞制覇が大きく期待されたが、結果は見せ場すら作れず14着に終わった。

またしても世界との差をまざまざと見せつけられたわけだが、過去にオルフェーヴルで2年連続2着の実績を残した池江泰寿師は今年の凱旋門賞をどう見たのか??
 
池江泰寿(47歳)

池江泰寿(47歳)

父はメジロマックイーン、ステイゴールド、ディープインパクトなど多くの名馬を管理した名伯楽・池江泰郎氏。引退後は息子の泰寿が厩舎を引き継ぎ、2011年にはステイゴールド×メジロマックイーンという池江家所縁の血統で誕生したオルフェーヴルで史上初の親子三冠トレーナーとなった。

主な管理馬:ドリームジャーニー・トーセンジョーダン・オルフェーヴル・ラブリーデイ・ミッキークイーンなど多数
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「勝ち馬(ファウンド)は最初から内を狙っていたし、それをエスコートする立ち回りをしていたのがデットーリ(3着=オーダーオブセントジョージ)。ああいう、よどみないペースを作ってガリレオ産駒がワンツースリーだからね。オルフェーヴルの最初の挑戦(12年=2着)では、われわれも作戦を練って(僚馬の)アヴェンティーノを前に置いてオルフェの壁を作ったり・・・といろいろ戦術を立てた。そういう作戦が重要になることがあるのが凱旋門賞なんだ」
 
さらにマカヒキに関しては「あれだけ走れなかったんだから、能力を出し切っての敗戦じゃなかったことだけは間違いない」とジャッジ。池江師は単なる力負けではなく、道中外を回らされたことや3歳馬のメンタル的な弱さが影響したと分析したうえでこう続けた。
 
「それよりも3歳馬で果敢に凱旋門賞に挑戦したことを称えるべき。困難なことを乗り越えてこそ、競馬界全体の進化があるわけだし、これまで凱旋門賞に挑戦してきた先人が築き上げてきたものを生かすのは、われわれの使命でもある」
 

悲願達成へ!来年はダイヤモンドとともに参戦!!

 
当初はマカヒキとともに凱旋門賞参戦を予定していたサトノダイヤモンドだったが、日本ダービー(2着)での落鉄で爪を痛めたこともあって惜しくも断念。しかし、池江師は「来年は行くよ。これからの1年のローテーションは、そこを目標にやって行く!」とキッパリ明言した。
 
サトノダイヤモンド(牡3歳)

サトノダイヤモンド(牡3歳)

父:ディープインパクト
母:マルペンサ
母の父:Orpen
馬主:里見治
生産者:ノーザンファーム
主な勝ち鞍:'16神戸新聞杯(G2)
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今年の凱旋門賞で14着に終わったマカヒキを管理する友道康夫師が「チャンスがあるなら来年も凱旋門賞に挑戦したい」と話しているように来年はマカヒキ&サトノダイヤモンドのダービー1、2着馬の参戦が決定的。
 
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来年の凱旋門賞はこうなって欲しい!!
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史上最高レベルと称される世代のツートップがここから1年の間、今よりも走りに磨きをかけてリベンジを果たすことを期待して来年以降も日本馬の凱旋門賞挑戦を応援したい。

まずは来週の菊花賞でサトノダイヤモンド初のG1制覇を皆で見届けようではないか!!

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