アドマイヤリード 土曜京都10R 飛鳥S
注目ポイント
前走と同じく最後方からレースを進め4コーナー付近から徐々に進出。取り付く脚の速さが他馬とは桁違いで、最後の直線は大外から全頭まとめて差し切る横綱相撲の内容だった。エンジンの性能が違うと言わんばかりの加速で重賞級である事は先ず間違いない。今年のヴィクトリアマイルで台風の目となる予感。このまま順調に行って欲しいばかりだ。
ゴールデンバローズ 土曜東京12R 4歳上1000万下
注目ポイント
2015年のUAEダービーで3着に入った実力馬。その後は調子を崩してか条件戦での惜敗が続き、昨年夏の大雪H以来半年ぶりのレースだった。内容は先行から抜け出す余裕の完勝で、馬体も一回り大きくなりスケールアップして帰って来ている。当時は重賞を何勝出来るかと言うレベルにあっただけに、今後のダート路線を賑わす存在となって欲しい。
サトノマックス 日曜東京4R 3歳新馬戦
注目ポイント
名門堀厩舎から遅れて来た大物ディープインパクト産駒が登場。上にカレンマタドールやエバーシャルマンがいる事からも仕上がり早ですぐに動ける血統だ。実際レースでも外目から手応え抜群で上がって行き、後続が迫って来たらまた伸びた様に非凡な内容で勝ち上がった。大きい伸びシロはあまり感じないものの、優等生タイプでどの条件でもそれなりに走れるのではないだろうか。昇級戦の走り次第で重賞で戦えるか否かを判断したい。
ブラゾンドゥリス 日曜10R バレンタインS
注目ポイント
ダートで抜群の安定感を誇るブラゾンドゥリス。4着以下になったのは新馬戦と1600万クラスの昇級戦、重賞の3戦のみで基本的にクラス慣れすれば相手なりに好走する馬主孝行な馬だ。どんな条件下でも走れる強みがあり、今後も馬券の軸候補としてお世話になるだろう。オープン番長になりそうな予感がするが、1400mのGⅢ戦位なら十分に戦えるポテンシャルはある筈だ。
ナヴィオン 日曜東京12R 4歳上1000万下
注目ポイント
2014~2015年クラシック戦線を沸かせたナヴィオンが故障明けから約1年半ぶりに実戦復帰。馬体もふた回りほど大きくなってさすがにいきなりはきついかと思われたが、上がり33秒台の脚を使ってそのキレ味を遺憾なく発揮。クビ差の2着に敗れたが、3着以下には3馬身差を付けており現級では役者が違ったのだろう。脚元さえ無事なら重賞を勝てた器だけに、今後の躍進が期待される。
まとめ
以上、2月2週の各競馬場における注目馬のまとめでした。
今週度肝を抜かれたのはやはりアドマイヤリードか。昇級戦の方が更にパフォーマンスが上がり、まるで他馬を子供扱いする圧巻の内容だった。しかも、1600万クラスだがこれまで重賞で善戦して来た馬たち相手だけにレースレベルも相当高かった。コンスタントに脚を使える様になって来ているので、今後もマイル~2000m前後の距離で活躍する事は間違いない。
後はナヴィオン。新馬戦の勝ち方が強烈だった同馬だが、展開に左右される脚質がネックとなりどうしても取りこぼしが多かったイメージ。だが、今回のレースでは先行して抜け出す味な競馬を見せて新境地を切り開いた様子。あの競馬を続けられるのなら今後も安定した成績を残せる筈だ。
今週度肝を抜かれたのはやはりアドマイヤリードか。昇級戦の方が更にパフォーマンスが上がり、まるで他馬を子供扱いする圧巻の内容だった。しかも、1600万クラスだがこれまで重賞で善戦して来た馬たち相手だけにレースレベルも相当高かった。コンスタントに脚を使える様になって来ているので、今後もマイル~2000m前後の距離で活躍する事は間違いない。
後はナヴィオン。新馬戦の勝ち方が強烈だった同馬だが、展開に左右される脚質がネックとなりどうしても取りこぼしが多かったイメージ。だが、今回のレースでは先行して抜け出す味な競馬を見せて新境地を切り開いた様子。あの競馬を続けられるのなら今後も安定した成績を残せる筈だ。
母馬:ベルアリュールⅡ
母父:Numerous
所属:須貝尚介厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム(安平町)
馬主:近藤利一
通算成績:12戦4勝(4-2-0-6)
主な戦績:2017年飛鳥Sなど