近年稀に見る豪華メンバーが集結する今年のクラシック。朝日杯FSを制した2歳王者のリオンディーズ、デビューから負け知らずのサトノダイヤモンドをはじめ、一発を狙う能力の高い伏兵馬もそろった。今年最も注目を集めているのがマカヒキだろう。前走の弥生賞は重賞初挑戦にも関わらず、リオンディーズ、エアスピネルといった強敵を撃破、一躍主役に躍り出た。父ディープインパクト譲りの末脚を武器に3連勝。新馬戦、若駒S、弥生賞のローテーションは父親と同じで、巷では「ディープインパクトの再来」とまで言われている。
 
マカヒキ

マカヒキ

ディープインパクト譲りの瞬発力と末脚が魅力。
今年のクラシック最有力候補だ。
 

鞍上弱化!?不安続出

 
川田将雅(30)

川田将雅(30)

1985年生まれ佐賀県出身。
祖父、伯父、父が現役の調教師という競馬一族。
奥さんは元タレントのおおつか麗衣。
2008年にキャプテントゥーレでG1初制覇。
 
そんなマカヒキに対して、ネットではある不安が続出。それは今回の皐月賞からコンビを組む川田将雅騎手に対するもの。主戦のクリストフ・ルメール騎手が先約のサトノダイヤモンドに騎乗することが決まったため、川田騎手に白羽の矢が立った。皐月賞の1週前追い切りに騎乗し「反応が素晴らしいし、無事にレースまで行ってくれれば」と期待しているようだが、ネットでは色々な懸念が浮上した。
 
「これは仕掛け遅れフラグ」

「川田の差しの期待度が薄い」

「不穏な空気が」

「川田は不味いよ。平場以外買っちゃいけない」

「さすがにマカヒキで内ドン詰まりはないよなあ川田」

「川田の差し追い込みほど見ててイライラするものはないw」
 

追い込みが下手!?

 
川田騎手と言えば昨年宝塚記念を制したラブリーデイや安田記念を制し、年度代表馬に輝いたモーリスなど、近年は乗り馬に恵まれ、リーディング争いにも顔を出す騎手になってきた。特に先行馬を勝たせる技術に定評がある。
しかし、今回のマカヒキのような追い込み馬にはあまり上手いイメージを持たれていないも事実だ。
 
ハープスター

ハープスター

2013年の新潟2歳Sで直線最後方から全頭ごぼう抜きで勝利。牝馬クラシック三冠確実とまで言われたが、勝てたのは桜花賞のみ。オークスではヌーヴォレコルトを捕らえられず2着に敗れ、川田騎手の仕掛けの甘さを指摘する声が。
2015年に故障で引退。G1量産を期待されたが、僅か1勝に終わってしまった。
 
最もイメージの強いのがハープスターだ。2014年の桜花賞では最後方から強烈な末脚で制したが、一部では仕掛けが遅く、たまたま運よく勝てたレースとまで言われている。実際、断然人気を背負いながら、阪神JFとオークス(落鉄もあった)では差し切れずに敗れているように、川田騎手の追い込みに不安があるのも仕方がない気がする。
 
今年は相手が強力で騎手の仕掛けで勝負の明暗が分かれるだろう。ライバルのリオンディーズやエアスピネルは前目で競馬できるし、仕掛けるタイミングが遅くなれば、溜め殺しになってしまう。そのくらい今年はハイレベルで勝つのは難しい。
 

テン乗りに強い!

 
追い込みに不安がある川田騎手だが、テン乗りには滅法強い騎手だ。2012年のオークスではジェンティルドンナで勝ち、昨年の安田記念はモーリスを勝利に導いているように大舞台でも平常心で乗れるメンタルの強さはピカイチだ。川田騎手には世間の不安を振り払う素晴らしい騎乗を期待したい。

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