レース回顧
各馬綺麗に揃ったスタートは⑦サクラゴスペルがハナを奪う形になった。2番手に1番人気⑨エイシンスパルタンが続き、3.4番手に⑥オメガヴェンデッタ、⑪ブラヴィッシモという先行勢で、中団に①ロサギガンティア、②ヴェルステルキング、⑯ダッシングブレイズがポジションをとった。後方集団には⑩サトノアラジン、⑭アイライン、最後方に⑬サンライズメジャーという隊列でレースが進んだ。
直線に入っても隊列が変わらず⑦サクラゴスペル、⑨エイシンスパルタン、⑥オメガヴェンデッタが抜け出しを図るが、残り200mで外から⑩サトノアラジンが脚を伸ばして先行勢を一気に捕らえ優勝。さらに1.1/2馬身差で最後方から追い上げてきた⑬サンライズメジャーが入り、3着に中団を追走していた①ロサギガンティアが入線した。勝ちタイムは1分19秒6。
勝ったサトノアラジンには6月5日に東京競馬場で行われるG1安田記念への優先出走権が与えられた。
勝ったサトノアラジンには6月5日に東京競馬場で行われるG1安田記念への優先出走権が与えられた。
【2016.5.14 G2京王杯SC レース動画】
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魔法の末脚炸裂!悲願のG1制覇へ視界良好!
逃げてよし。差してよし。自在性が魅力!
全着順
着順 | 馬番 | 出走馬 | 斤量 | 騎手 | 評価 | タイム(着差) | 本印 | 単勝オッズ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 10 | サトノアラジン | 56.0 | 川田将雅 | 111.3 | 1:19.6 | ▲ | 4.5 |
2 | 13 | サンライズメジャー | 56.0 | 戸崎圭太 | 106.8 | 1.1/2 | × | 19.9 |
3 | 1 | ロサギガンティア | 57.0 | M.デムーロ | 107.0 | クビ | ◯ | 4.3 |
4 | 16 | ダッシングブレイズ | 56.0 | 浜中俊 | 106.0 | 1.1/4 | ▲ | 9.2 |
5 | 14 | アイライン | 54.0 | 吉田豊 | 102.5 | クビ | - | 44.7 |
6 | 6 | オメガヴェンデッタ | 56.0 | 武豊 | 104.2 | ハナ | ▲ | 9.3 |
7 | 9 | エイシンスパルタン | 56.0 | 藤岡佑介 | 106.0 | 1/2 | ◎ | 3.3 |
8 | 7 | サクラゴスペル | 57.0 | H.ボウマン | 104.4 | クビ | △ | 31.1 |
9 | 2 | ヴェルステルキング | 56.0 | 福永祐一 | 103.0 | クビ | ▲ | 24.8 |
10 | 11 | ブラヴィッシモ | 56.0 | 内田博幸 | 104.3 | 1/2 | - | 19.0 |
11 | 4 | サザナミ | 54.0 | T.ベリー | 100.0 | 1.1/2 | - | 89.0 |
12 | 3 | ヒルノデイバロー | 56.0 | 太宰啓介 | 101.0 | クビ | - | 46.8 |
13 | 8 | クラリティスカイ | 57.0 | 三浦皇成 | 105.3 | 1 | ☆ | 43.3 |
14 | 5 | ダンスアミーガ | 54.0 | C.ルメール | 98.2 | 1.3/4 | - | 82.0 |
15 | 15 | ダイワリベラル | 56.0 | 横山典弘 | 101.7 | 6 | × | 56.4 |
16 | 12 | エポワス | 56.0 | 柴田善臣 | 96.0 | アタマ | - | 240.9 |
配当&本印予想結果
三連単予想 | ①②⑥⑨⑩⑯-⑦-⑬⑮ 計252点 不的中 | ||||
---|---|---|---|---|---|
単勝 | ⑩ | 450円 | 枠連 | ⑤-⑦ | 1,420円 |
複勝 | ⑩ | 170円 | ワイド | ⑩-⑬ | 1,170円 |
⑬ | 430円 | ①-⑩ | 480円 | ||
① | 180円 | ①-⑬ | 1,390円 | ||
馬連 | ⑩-⑬ | 4,380円 | 馬単 | ⑩→⑬ | 7,420円 |
三連複 | ①-⑩-⑬ | 6,590円 | 三連単 | ⑩→⑬→① | 39,380円 |
母:マジックストーム
母父:Storm Cat
速いペースの中、道中は後方で折り合い、脚を溜める形に。直線で先行勢の脚が鈍ると外から一気に襲いかかり突き抜けた。マークした上がり3F32秒4の末脚はメンバー中最速で力の違いをみせた。
デビュー時はクラシック候補と騒がれたが、その後の重賞では惜敗続きで勝ちきれなかったが、5歳にして19戦目で重賞初制覇を果たした。レース前には初の1400mという距離に不安視されたが、この忙しいペースが眠った才能を目覚めさせたのかもしれない。
次はG1安田記念になるが、1400mよりは1600mの方がさらにレースがしやすくなる。モーリスやリアルスティールといった強敵がいるが、才能が開花した今なら十分に期待できる。