阪急杯2019の結果

 

阪急杯2019の動画

 

レース回顧

 
予想通り、ダイアナヘイローが外から先手を奪って単騎逃げの展開。ラインスピリット、トウショウピストなどの先行勢が続いて馬群はある程度ひと塊の馬群となって道中は進む。平均的な流れも緩急の少ない息が入りにくいペースとなって、各馬にチャンスが残されたまま直線コースへ。内からスルスルと伸びて来たレッツゴードンキが単独先頭に立つも、それを一瞬の内に外から差し切ったスマートオーディンが復活の勝利。大外から豪快に全馬をかわして、3歳の京都新聞杯以来となる重賞4勝目を飾った。3着にはインコースからジワジワ脚を伸ばしたロジクライが入線している。
 

勝ち馬スマートオーディン

 
スマートオーディン

スマートオーディン

牡馬

父馬:フジキセキ
母馬:レディアップステージ
母父:Alzao
所属:池江泰寿厩舎(栗東)
生産:スカイビーチステーブル
馬主:大川徹

通算成績:12戦5勝(5-1-0-6)
主な戦績:阪急杯、京都新聞杯など
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前走の京都金杯で復調の兆しを見せたスマートオーディンが、続く阪急杯で最後方追走から大外一気の競馬で勝利。2016年5月の京都新聞杯以来となる、実に2年9ヶ月ぶりの美酒を味わった。2~3歳当時はクラシックの最有力候補にまで名を連ねた素質馬が、故障からの長い休養明けを経てその輝きを取り戻した1戦。ダノンシャンティ産駒らしく高速決着に対応した非常に軽快な走りで、今後の短距離路線に活路を見出す結果となった。
 

レースを振り返ってのベスト予想

 
◎レッツゴードンキ
〇ロジクライ
▲ミスターメロディ
ダイアナヘイロー
△ロードクエスト
スターオブペルシャ
×エントシャイデン
ダイメイフジ
リョーノテソーロ
タイムトリップ
スマートオーディン
リライアブルエース
 

馬連:想定9点:×不的中、三連単:想定200点:×不的中

 
本命対抗はレッツゴードンキ、ロジクライで単穴は単勝10倍未満、連下は単勝15倍未満、紐は単勝50倍未満が理想の想定だっただろう。
 

全着順結果

 

RR:106.8 ※想定RR:106.9

 
                   
着順 馬番 出走馬 斤量騎手 評価タイム(着差) 本印 大川 坂入 田中 今中 単勝オッズ
1 17 スマートオーディン 56.0 藤岡佑 107.9 1:20.3 32.3
2 1 レッツゴードンキ 54.0 岩田 107.8 1 6.0
3 3 ロジクライ 56.0 横山典 109.6 1.1/4 × 5.5
4 11 ロードクエスト 57.0 川田 106.8 1/2 11.5
5 18 エントシャイデン 56.0 坂井 103.5 クビ × × × 15.7
6 14 ダイアナヘイロー 55.0 武豊 104.5 ハナ 5.7
7 16 ミスターメロディ 56.0 福永 107.0 ハナ 4.0
8 5 ラインスピリット 56.0 森一 104.1 1/2 × × 84.8
9 6 スターオブペルシャ 56.0 杉原 105.0 クビ × × 11.7
10 7 リライアブルエース 56.0 松山 104.5 クビ 33.7
11 4 タイムトリップ 56.0 浜中 103.8 1/2 × 23.2
12 8 コウエイタケル 56.0 小牧 100.2 クビ 323.4
13 15 ヒルノデイバロー 56.0 四位 102.7 クビ × 144.2
14 10 アドマイヤゴッド 56.0 北村友 102.4 1.1/4 268.2
15 12 リョーノテソーロ 56.0 96.8 ハナ 20.7
16 2 ヤングマンパワー 56.0 池添 105.0 1/2 × 59.3
17 9 ダイメイフジ 56.0 和田 101.7 1.3/4 × 18.6
18 13 トウショウピスト 56.0 古川 97.1 3.1/2 374.6


 

危険な人気馬結果 ダイアナヘイロー→6着(3人気)

 
やはりマークされて逃げ切れる実力まではなく、武豊騎手の精密機械的なペースを持ってしても6着という結果が精一杯だったダイアナヘイロー。外枠からスタートしてハナに立つまでに脚を使ってしまった事もあるが、それでもさすがにこのメンバーで押し切れる程、重賞連勝はそんなに甘くない。
 

穴馬予想結果 リライアブルエース→10着(12人気)

 
久々の1400mでテンに付いて行けず後方からの競馬を余儀なくされたリライアブルエース。馬群がギュッと凝縮され、上手く大外に持ち出せず直線を迎えると前が塞がる不利もあって不完全燃焼な1戦に終わってしまった。次走、マイル戦以上での巻き返しは必至か。
 

配当&本印予想結果

 
馬連予想 ①⑯-③④⑥⑦⑨⑪⑭ 不的中
単勝 17 3,230円 枠連 1-8 1,040円
複勝 17 790円 ワイド 1-17 3,770円
1 230円 3-17 3,780円
3 240円 1-3 700円
馬連 1-17 13,100円 馬単 17→1 28,580円
三連複 1-3-17 21,950円 三連単 17→1→3 207,070円


 

編集部の回顧

 
スマートオーディンが復活した為、結果外れたがスマートオーディンが本来の走りに戻れば納得の結果なのでしょうがない。2着本命、3着対抗で決まっているので予想としては全く問題ないだろう。やはりミスターメロディとダイアナヘイローは過剰人気だったなと。(大川)
 
混戦な一戦はやはり荒れた。勝ったスマートオーディンはメンバー唯一上がり3ハロン33秒台でもの凄い脚を使い追い込んで勝利した。展開が見事にハマったのだろう。レッツゴードンキ、ロジクライが内枠を生かしロスなく運び2、3着に入った。ミスターメロディは外枠が響いたとはいえ負けすぎか。(坂入)
 
見事な末脚でスマートオーディンが復活劇を遂げた。荒れるだろうなと思っていたが、さすがに頭はおろかヒモでも検討外の1頭だっただけにある意味で清々しい負け。本命ミスターメロディは直線での不利、対抗ロジクライはスタートで立ち遅れるビハインドが祟って3着。予想自体ツイていない。(田中)
 
パドックで抜群に見えたスマートオーディンだが、鞍上の藤岡祐騎手が完璧なタイミングで仕掛けて馬もそれに応えた見事なレースだった。1400という距離もかなり合っているように見えた。2着のレッツゴードンキもさすがの内枠の岩田騎手。先行争いが激しくなり前が崩れたレースだったが、馬券内にきた3頭はそれを見据えた素晴らしい騎乗だった。(今中)
 

阪急杯2019の予想

 

◎ミスターメロディ

 
ミスターメロディ

ミスターメロディ

牡馬

父馬:Scat Daddy
母馬:Trusty Lady
母父:Deputy Minister
所属:藤原英昭厩舎(栗東)
生産:Bell Tower Thoroughbreds(米)
馬主:グリーンフィールズ

通算成績:8戦3勝(3-3-0-2)
主な戦績:ファルコンステークスなど
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前走の阪神カップでは勝ち馬ダイアナヘイローにあと一歩の所まで迫ったミスターメロディ。先行して終いまでしっかりと脚を伸ばすスタイルの競馬に大崩れは無く、2度の着外も掲示板には入線している。新馬戦でダートながら8馬身もチギッたリョーノテソーロが今回の阪急杯に出走して来ている辺り、同馬がどれだけスピード力があるのかを証明している。ここでも十分頭を張れる存在だろう。
 

○レッツゴードンキ

 
レッツゴードンキ

レッツゴードンキ

牝馬

父馬:キングカメハメハ
母馬:マルトク
母父:マーベラスサンデー
所属:梅田智之厩舎(栗東)
生産:清水牧場
馬主:廣崎利洋HD

通算成績:30戦3勝 (3-7-5-15)
主な戦績:桜花賞など
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長くスプリント戦線の一線級で活躍を続けるレッツゴードンキ。大きなタイトルは3歳時の桜花賞だけだが、それ以外でGⅠ2着が何度もある名バイプレーヤーである。年齢的にも今年が最後の現役生活に近く、この後に控える高松宮記念が最大のチャンスだろう。その為にも、この阪急杯である程度計算できる走りは見せておきたいところ。是が非でも有終の美を飾って繁殖に上がって欲しい1頭だ。
 

▲ロジクライ

 
ロジクライ

ロジクライ

牡馬

父馬:ハーツクライ
母馬:ドリームモーメント
母父:Machiavellian
所属:須貝尚介厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:久米田正明

通算成績:15戦5勝(5-2-2-6)
主な戦績:富士ステークス、シンザン記念など
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マイル重賞2勝をあげているロジクライ。豊富な先行力とスピードは古馬でもトップクラスで、特に高速決着なら尚の事出番がありそう。これまで一貫して1600mを使い続けて来たが、馬自身の前進気鋭が増して来ており今なら1200~1400mの方が競馬もしやすいのではないだろうか。ある程度飛ばして行っても最後まで粘り込む地力があるだけに、ここは能力を測る意味でも抑えずに前へ行く競馬が見たい。
 

▲スターオブペルシャ

 
スターオブペルシャ

スターオブペルシャ

セン馬

父馬:ダイワメジャー
母馬:ターフローズ
母父:Big Shuffle
所属:藤沢和雄厩舎(美浦)
生産:社台ファーム
馬主:社台レースホース

通算成績:28戦7勝(7-5-7-9)
主な戦績:谷川岳ステークスなど
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藤沢和雄厩舎で長く活躍するオープンクラスのスターオブペルシャ。生粋の非根幹距離馬で、1400mに限定すればこれまで13戦して馬券圏外に終わったのは何と2回。ほぼほぼ上位争いを繰り返す7Fのスペシャリストである。思えば兄のロサギガンティアも阪神1400mの阪神カップ勝ち馬。血統的にもこの距離と絶大な相性を誇るのだろう。今回も特に警戒すべき伏兵候補だ。
 

出馬表&レーティング&予想オッズ

 

想定RR:106.9

 
マイル組とスプリント組がどちらも登場して難解なレースだが、ロジクライ、ミスターメロディ、レッツゴードンキ、ロードクエストあたりが評価上位。地力出し切れればヤングマンパワー、スターオブペルシャ、リライアブルエース、スマートオーディンあたりの激走もありえるだけに絞りきれないレースで難解。ポイントを絞って狙っていくべきだろう。
 
 
馬番 出走馬 斤量 騎手 評価 本印 大川 坂入 田中 今中 予想オッズ
1 レッツゴードンキ 54.0 岩田 107.7 7.0
2 ヤングマンパワー 56.0 池添 106.1 × 157.5
3 ロジクライ 56.0 横山典 109.7 × 7.2
4 タイムトリップ 56.0 浜中 104.0 × 54.5
5 ラインスピリット 56.0 森一 103.1 × × 114.8
6 スターオブペルシャ 56.0 杉原 106.0 × × 11.4
7 リライアブルエース 56.0 松山 105.6 94.3
8 コウエイタケル 56.0 小牧 100.0 713.8
9 ダイメイフジ 56.0 和田 103.0 × 9.2
10 アドマイヤゴッド 56.0 北村友 102.8 222.8
11 ロードクエスト 57.0 川田 106.8 12.6
12 リョーノテソーロ 56.0 96.8 41.5
13 トウショウピスト 56.0 古川 99.4 535.9
14 ダイアナヘイロー 55.0 武豊 104.4 3.6
15 ヒルノデイバロー 56.0 四位 100.7 × 108.7
16 ミスターメロディ 56.0 福永 108.0 2.8
17 スマートオーディン 56.0 藤岡佑 105.4 77.6
18 エントシャイデン 56.0 坂井 96.0 × × × 16.2


 

危険な人気馬 ダイアナヘイロー(想定2人気)

 
重賞で1番人気になった時は大敗、勝っているのは7番、11番人気時と基本的に気楽な逃げを打てた時だけのダイアナヘイロー。今回は間違いなく先行馬が徹底マークして来るだろうし、阪神カップの様なペースは見込めないだろう。そうなるといずれかで言えば敗退する可能性の方が高くなる気がしてならない。
 

穴馬予想 リライアブルエース(想定12人気)

 
結果が伴っていないリライアブルエースだが、ここ5走の重賞では全て0秒6差以内の着差。前走の東京新聞杯も直線で一度体勢を立て直す不利があってのものだけに、上手くレースを運べれば上位争いは可能な能力の持ち主だ。今回初騎乗の松山騎手がしっかりとエスコートしてくれるだろう。
 

編集部の見解

 
個人的にはミスターメロディより実績馬のレッツゴードンキとロジクライを軸に。成長という意味でいくとスターオブペルシャがそろそろやってくれないかと期待している。ダイアナヘイローは信用性が低いかなと。あとは引き続きリライアブルエースを狙ってみる。(大川)
 
本命はミスターメロディ。ここに来て本格化した印象。1400mは得意距離、高松宮記念に向けて負けられない。対抗はダイアナヘイロー。前走の阪神カップと同様マイペース単騎で逃げれば強い。絶好調の武豊騎手の手腕にかける。以下、スターオブペルシャ、レッツゴードンキなどが続く。(坂入)
 
上位から7~8番人気くらいまでの馬のいずれが勝ってもおかしくレース。そういう意味で博打的な予想を打っても良さそうだが、決定的な要素が見当たらない為に無難に立ち回りの上手い2頭を推す。本命ミスターメロディ、対抗ロジクライ。どちらかは3着以内に入る走りをしてくれるだろう。後は後方一気の展開になった場合にロードクエストとエントシャイデンを単穴にして保険をかけておく。(田中)
 
◎ダイメイフジ、5歳馬の成績がとにかく良いレースで本命はこの馬。坂路調教で加速ラップを踏んでおり順調そのもの。和田騎手との初コンビで飛躍に期待したい。○ミスターメロディ、毎回安定した走りで軸にしやすい一頭。福永騎手も無難な騎乗をしてくれるだろう。普通に走れば馬券内は固いか。(今中)

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