福島牝馬ステークス2019の結果

 

福島牝馬ステークス2019の動画

 
想定通り、カワキタエンカが単騎でハナへ。しかし、昨年とは打って変わって前半1000mが1分2秒台の超スローペースで馬群を形成した。各馬にチャンスのある形で後半戦に入って行くと、道中最後方にいたダノングレースが3コーナーで一気にポジションを押し上げペースアップ。前がひと塊のまま直線コースに入ると、外からデンコウアンジュが先行勢をまとめて差し切り、最後は2馬身以上突き放して完勝のゴールインとなった。2着に間を割って伸びたフローレスマジック、3着にダノングレースが粘り込んだ。人気のランドネは内から伸びあぐねて6着に敗退したものの、概ね上位人気勢での決着。
 

勝ち馬デンコウアンジュ

 
デンコウアンジュ

デンコウアンジュ

牝馬

父馬:メイショウサムソン
母馬:デンコウラッキー
母父:マリエンバード
所属:荒川義之厩舎(栗東)
生産:磯野牧場
馬主:田中康弘

通算成績:27戦3勝(3-1-3-20)
主な戦績:福島牝馬ステークス、ヴィクトリアマイル2着など
via google imghp
 
道中はずっと後方で脚を溜めて戦局を見ながらの追走となったデンコウアンジュ。3~4コーナーで外からダノングレースがグッと上がって行った時も仕掛けをワンテンポ遅らせて我慢の競馬。そして直線入り口から一気にスパートをかけると、外目を鮮やかに伸び切って強い内容の差し切り勝ち。ハマればこれだけの力差が出るのだからGⅠでも好走していた事が頷けるパフォーマンスだった。2015年のアルテミスステークス以来、実に3年半以上もの勝利を挙げ2つ目のタイトルを獲得した。ヴィクトリアマイルでも出て来れば要注目の存在だろう。
 

レースを振り返ってのベスト予想

 
◎デンコウアンジュ
〇フローレスマジック
▲ダノングレース
ランドネ
△カワキタエンカ
×カレンシエリエージョ
ウインファビラス
ミッシングリンク
ペルソナリテ
 

馬連:想定7点:〇勝利、三連単:想定112点:×不的中

 
本命は実績違いの勝ち馬デンコウアンジュで対抗単穴は単勝5倍未満、連下は単勝10倍未満、紐は結果どうあれ単勝50倍未満まで想定が理想の想定だっただろう。
 

全着順結果

 

RR:100.4 ※想定RR:100.5

 
                 
着順 馬番 出走馬 斤量騎手 評価タイム(着差) 本印 石川 坂入 大川 今中 田中 単勝オッズ
1 5 デンコウアンジュ 54.0 柴田善 105.8 1:48.1 6.0
2 6 フローレスマジック 54.0 石橋 104.0 2.1/2 3.4
3 10 ダノングレース 54.0 蛯名 100.0 1.1/4 3.9
4 7 ペルソナリテ 54.0 丹内 97.5 ハナ 38.1
5 9 ミッシングリンク 54.0 丸山 99.5 アタマ 24.1
6 3 ランドネ 54.0 戸崎 102.2 クビ 4.0
7 2 カレンシリエージョ 54.0 秋山 99.3 アタマ × × 17.8
8 8 ウインファビラス 54.0 松岡 96.5 3 21.8
9 4 カワキタエンカ 54.0 鮫島駿 99.4 5 8.8
10 1 ビスカリア 54.0 西村淳 96.0 ハナ 65.5


 

危険な人気馬結果 ランドネ→6着(3人気)

 
道中はスムーズに追走できていた様に見えたが、勝負どころでの急なペースアップでモタモタした印象のランドネ。元より大飛びでギアチェンジも遅く不器用なタイプの1頭。スピードに乗る前にレースが終わってしまった形で、行くならカワキタエンカを制してでも思い切ってハナに立つべきだった。
 

穴馬予想結果 該当馬なし

 

配当&本印予想結果

 
馬連予想 ③⑥-④⑤⑧⑩ 的中
単勝 5 600円 枠連 5-6 860円
複勝 5 140円 ワイド 5-6 270円
6 130円 5-10 400円
10 140円 6-10 280円
馬連 5-6 890円 馬単 5→6 2,060円
三連複 5-6-10 980円 三連単 5→6→10 6,670円


 

編集部の回顧

 
レースとしては予想よりもスローな展開に。勝ち馬のデンコウアンジュは上手く折り合いもつき素晴らしい末脚を披露。GⅠでも展開がはまれば期待できる一頭か。2着フローレスマジックは少し早く動く形になった分の差か。展開的に仕方ない部分もあり、それで2着なのだから力は示していると思う。3着のダノングレースについてはスローが響いた形か。ベストのタイミングで仕掛けたと思ったが結果的に早かった。次走ペースが流れそうなら巻き返せるであろう。(石川)
 
勝ったデンコウアンジュはいい競馬をした。柴田善臣騎手の好騎乗もお見事。2着のフローレスマジックは惜しい競馬だったが勝ち馬に33秒台の脚を使われては仕方ない。いずれは勝ちに恵まれるだろう。
 
ヨーイドンになったが地力決着の印象。デンコウアンジュ以外は古馬牝馬重賞でも役不足というラインだろう。ランドネ、カワキタエンカは当分評価は下げたほうが良さそう。結果的には少し点数使いすぎたが古馬牝馬ローカル戦なので2番手以降混戦であったことを考えると予想はこれで良かった。(大川)
 
予想通りのキレ味勝負の展開になり、一瞬で抜け出したデンコウアンジュ。鞍上の柴田善臣騎手とも手が合っていた。馬券的には面白く無かったが、良くも悪くも想像通りの一戦だった。(今中)
 
展開の読み違い。昨年同様にもっとペースが流れてくれると思っていたが、まさかの超スローペース。これでは逃げもしなかったランドネの出番は無かっただろう。逆にディープインパクト産駒の台頭と、格の違いで決め手を見せ付けたデンコウアンジュが勝ち切るのも納得の1戦。(田中)
 

福島牝馬ステークス2019の予想

 

◎ランドネ

 
ランドネ

ランドネ

牝馬

父馬:Blame
母馬:Loure
母父:A.P. Indy
所属:角居勝彦厩舎(栗東)
生産:Winchester Farm
馬主:小林英一ホールディングス

通算成績:10勝3勝(3-1-2-4)
主な戦績:スイートピーステークスなど
via google imghp
 
前に行ってしぶとく粘り込むスタイルが身上のランドネ。牝馬限定なら重賞でも十分に太刀打ち可能で、何より少頭数で自らレースを作れるのが強みとなりそう。フットワークも大きい為、エンジンのかかりが遅いタイプな事から4コーナーでペースアップするタイプの福島は如何にも合いそうなイメージがする。
 

○フローレスマジック

 
フローレスマジック

フローレスマジック

牝馬

父馬:ディープインパクト
母馬:マジックストーム
母父:Storm Cat
所属:木村哲也厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム
馬主:サンデーレーシング

通算成績:16戦4勝(4-4-3-5)
主な戦績:清水ステークスなど
via google imghp
 
ラキシス、サトノアラジンの全妹フローレスマジック。2歳時から注目される存在だったが、良血ぶりとは正反対に地道な競馬で勝ち上がって来た苦労人である。ようやくオープンクラスに上がって来たが、重賞ではまだ結果は出ていない。とは言え、今回のメンバー構成なら十分に勝ち負けまで演出してくれるだろう。
 

出馬表&レーティング&予想オッズ

 

想定RR:100.5

 
フローレマジック、デンコウアンジュ、ランドネにダノングレースがどの程度通用するのかというレースだろう。他でいくとカワキタエンカが復活できるかウインファビラスがからむかあたりまでで古馬牝馬ローカルだが少頭数だし上位ボックスでいいだろう。
 
馬番 出走馬 斤量 騎手 評価 本印 石川 坂入 大川 今中 田中 予想オッズ
1 ビスカリア 54.0 西村淳 100.0 70.2
2 カレンシリエージョ 54.0 秋山 97.0 × × 22.8
3 ランドネ 54.0 戸崎 100.2 4.2
4 カワキタエンカ 54.0 鮫島駿 99.7 12.1
5 デンコウアンジュ 54.0 柴田善 105.7 9.4
6 フローレスマジック 54.0 石橋脩 104.0 3.7
7 ペルソナリテ 54.0 丹内 96.0 87.2
8 ウインファビラス 54.0 松岡 97.7 15.8
9 ミッシングリンク 54.0 丸山 97.0 43.2
10 ダノングレース 54.0 蛯名 100.0 4.8


 

危険な人気馬 ランドネ(想定1番人気)

 
カワキタエンカとの兼ね合いになるが、ランドネが前に行って番手からカワキタエンカに突かれた時に沈む可能性はある。逆なら問題ないが、展開次第では一番危険な匂いがするのは前に行くランドネだろう。
 

穴馬予想 該当馬なし

 

編集部の見解

 
本命はランドネ、前走は行きたい馬が多く、参考外で良し。前々走や秋華賞をみても能力の高いところは示しているのでこのメンバーなら力上位であろう。追い切りでは動きも良く状態は良く感じるのでその点もプラス。対抗はフローレスマジック、前走をみても1600メートルよりはやはり1800メートルの方が合っている。前走は5着ではあったが展開上早めに動いていくかたちになった分の差であり、力負けではなくむしろ能力の高さを感じる。ここは巻き返しに期待。(石川)
 
本命はランドネ。とにかく逃げられればしぶとい。カワキタエンカとの兼ね合いだがマイペースでいければ押し切りも。対抗はダノングレース。条件戦とはいえいい脚を使って勝ち上がってきた。上がり勝負ならば差はない。(坂入)
 
ランドネ、カワキタエンカは信用できないので本命は実績的にも安定感あるデンコウアンジュで。フローレマジックは人気先行馬なのでさわりたくないが差がないので対抗に。ダノングレースは通用するとおもうので単穴で。ウインファビラスは直近復調しているので上位あるとみた。(大川)
 
◎デンコウアンジュ、差しが届くこのレースで切れ味勝負になればこの馬が一枚上か。好相性のメイショウサムソン産駒で好走必至。鞍上が不安材料。○フローレスマジック、中山牝馬ステークス組のディープ産駒。強い馬がいないので、データ的に好走しやすいこの馬が対抗。▲ミッシングリンク、久しぶりの芝レースになるが、福島1800で勝った事もあり、穴を狙うならこの馬か。(今中)
 
ここはランドネがカワキタエンカを見ながら楽に番手の追走を打てると見て本命とする。4コーナーから徐々にペースを上げて行きそのまま惰性で抜け出すイメージがぴったり。対抗はその流れに乗じてフローレスマジックが差し込む形か。いずれにせよ、オープンクラスの様なメンバー構成なので重賞未勝利の2頭でも十分に事足りる筈。(田中)

関連記事

関連タグ

著者