当サイトの恒例記事となっております重馬場適性診断。昨年の天皇賞秋では◯→◎→◯に推した3頭で決着、GⅠクラスになると実力が均衡している為に各馬の適性ファクターが着順に大きく影響して参ります。

今週末も週間天気予報の欄では雨マーク。という事で少し気が早いかもしれませんが、いつもと同じ形式で有力馬たちの中から道悪巧者を抽出して行きたいと思います。ちなみに、あくまでも予報ですので晴れに変わった場合はご容赦下さいませ。
 

皐月賞の上位人気順から(想定)

 

1番人気 ワグネリアン 重馬場適性◯

 

稍重~不良馬場での戦績 1戦1勝(1-0-0-0)

 
ワグネリアン

ワグネリアン

牡馬

父馬:ディープインパクト
母馬:ミスアンコール
母父:キングカメハメハ
所属:友道康夫厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:金子真人ホールディングス

通算成績:4戦3勝(3-1-0-0)
主な戦績:東京スポーツ杯2歳ステークスなど
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2戦目の野路菊ステークスでは重馬場ながら上がり33秒0の末脚を披露したワグネリアン。この事から得意とする意見も頷きは出来るが、とは言えキレ重視の点を考えれば良馬場の方が向いているに決まっている。加えて、そのレースでは他の馬も33秒台を使っていたり、キャリアで唯一最速の上がりを他馬に譲っている所からも単に特殊な馬場だったという見方の方が正しいだろう。こなせる、くらいのイメージがベストか。
 

2番人気 ステルヴィオ 重馬場適性◯

 

稍重~不良馬場での戦績 2戦1勝(1-1-0-0)

 
ステルヴィオ

ステルヴィオ

牡馬

父馬:ロードカナロア
母馬:ラルケット
母父:ファルブラヴ
所属:木村哲也厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム
馬主:サンデーレーシング

通算成績:5戦3勝(3-2-0-0)
主な戦績:スプリングステークスなど
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自身、2~3戦目で重馬場でしっかりと実績を残している様にどんな条件でもパフォーマンスが落ちないステルヴィオ。母父ファルブラヴも北海道シリーズの洋芝で好成績を残す産駒が多い事から、パワーが必要な荒れ馬場まで対応出来るだろう。天候云々が予想に影響するレベルの馬では無く、今回の皐月賞では騎手の腕込みで最も軸に相応しい1頭ではないだろうか。
 

3番人気 ジャンダルム 重馬場適性△

 

稍重~不良馬場での戦績 0戦0勝(0-0-0-0)

 
ジャンダルム

ジャンダルム

牡馬

父馬:Kitten's Joy
母馬:Believe
母父:サンデーサイレンス
所属:池江泰寿厩舎(栗東)
生産:North Hills Co. Limited(米)
馬主:ノースヒルズ

通算成績:4戦2勝(2-1-1-0)
主な戦績:ホープフルステークス2着など
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これまでの4戦は全て良馬場で結果を残して来たジャンダルム。適正は両親の成績からしか読み解け無いが、父キトゥンズジョイは現役時代の3歳以降で負けた3戦(全て2着)が稍重馬場、母ビリーヴに至っては稍重馬場以下を2戦して共に着外と基本的には得意としていない。そういう点から見ても決して歓迎のクチでは無いだろう。但し、同じキトゥンズジョイ産駒のダッシングブレイズは重馬場で3戦して2勝と活躍している事が非常に悩ましいポイントとなっている。
 

4番人気 キタノコマンドール 重馬場適性◯

 

稍重~不良馬場での戦績 0戦0勝(0-0-0-0)

 
キタノコマンドール

キタノコマンドール

牡馬

父馬:ディープインパクト
母馬:ベネンシアドール
母父:キングカメハメハ
所属:池江泰寿厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:DMMドリームクラブ

通算成績:2戦2勝(2-0-0-0)
主な戦績:すみれステークスなど
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キャリア2戦で良馬場以外の経験は無いキタノコマンドール。が、全姉デニムアンドルビーは重馬場でも豪快に追い込んで来る様な巧者であったし、母系を辿れば近親にトゥザヴィクトリーなどダートで活躍した馬がズラリ。下が多少緩くなってもしっかり駆け抜けれる走りをしているのだろう。但し、あくまでも背景からの推測だけに同馬はからっきしの下手という可能性も無くは無い。いずれにせよ、キレがあるだけに良馬場の方が良いタイプと推測する。
 

5番人気 オウケンムーン 重馬場適性△

 

稍重~不良馬場での戦績 1戦0勝(0-0-0-1)

 
オウケンムーン

オウケンムーン

牡馬

父馬:オウケンブルースリ
母馬:ムーンフェイズ
母父:エリシオ
所属:国枝栄厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム
馬主:福井明

通算成績:4戦3勝(3-0-0-1)
主な戦績:共同通信杯など
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新馬戦の稍重馬場で敗戦した事をどう捉えるかだが、自身上がり33秒4を使っている様にあれはほぼ良馬場扱いで良いだろう。そもそも、これまでキャリア4戦中3戦で上がり最速をマークしている事からも瞬発力型の1頭。手先が伸び切った素軽い走りからどう考えても重馬場は向いていないと判断する。血を辿れば父オウケンブルースリも湿った馬場はダメなタイプだった。
 

6番人気 タイムフライヤー 重馬場適性◎

 

稍重~不良馬場での戦績 2戦2勝(2-0-0-0)

 
タイムフライヤー

タイムフライヤー

牡馬

父馬:ハーツクライ
母馬:タイムトラベリング
母父:ブライアンズタイム
所属:松田国英厩舎(栗東)
生産:社台コーポレーション白老ファーム
馬主:サンデーレーシング

通算成績:6戦3勝(3-2-0-1)
主な戦績:ホープフルステークスなど
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今回のメンバーで重馬場なら最もパフォーマンスが上がるのはタイムフライヤーではないだろうか。萩ステークスで見せたあの鬼脚は適正の高さを物語る上で最上級のデータと言える。父ハーツクライはともかく、母父ブライアンズタイムがパワーと重厚さを補填しており荒れ馬場もOKのタイプ。他馬が脚を取られて走る中、同馬だけがスイスイ泳ぐ様に加速している姿が目に浮かぶ。
 

7番人気 エポカドーロ 重馬場適性◯

 

稍重~不良馬場での戦績 1戦1勝(1-0-0-0)

 
エポカドーロ

エポカドーロ

牡馬

父馬:オルフェーヴル
母馬:ダイワパッション
母父:フォーティナイナー
所属:藤原英昭厩舎(栗東)
生産:田上徹
馬主:ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン

通算成績:4戦2勝 (2-1-1-0)
主な戦績:スプリングステークス2着など
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稍重のあすなろ賞で強い競馬をしたエポカドーロ。更にドロドロ馬場になった場合は未知数だが、少なくとも血統的観点から見れば大歓迎のタイプではないだろうか。父に不良馬場の日本ダービーを圧勝したオルフェーヴル、母はフォーティーナイナー産駒ダイワパッションという事からも間違いなくこなせる筈。先行抜け出しのスタイルと相まって、馬場が悪くなった時に台頭するなら同馬の可能性は高い。
 

8番人気 ジェネラーレウーノ 重馬場適性◯

 

稍重~不良馬場での戦績 0戦0勝(0-0-0-0)

 
ジェネラーレウーノ

ジェネラーレウーノ

牡馬

父馬:スクリーンヒーロー
母馬:シャンハイロック
母父:ロックオブジブラルタル
所属:矢野英一厩舎(美浦)
生産:新生ファーム
馬主:Gリビエールレーシング

通算成績:4戦3勝(3-0-1-0)
主な戦績:京成杯など
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4戦全て良馬場で3連勝中のジェネラーレウーノ。推測の域を脱しないが、父スクリーンヒーローがゴールドアクターなどどちらかと言えばパワータイプで重馬場もこなす産駒が多い傾向。母父ロックオブジブラルタルもダートを得意とする血統で、その掛け合わせから苦手という事は考えにくい。同馬自身、瞬発力が無いだけに上りが掛かる馬場状態はむしろ望ましい。
 

9番人気 グレイル 重馬場適性◎

 

稍重~不良馬場での戦績 1戦1勝(1-0-0-0)

 
グレイル

グレイル

牡馬

父馬:ハーツクライ
母馬:プラチナチャリス
母父:ロックオブジブラルタル
所属:野中賢二厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:カナヤマホールディングス

通算成績:3戦2勝(2-0-0-1)
主な戦績:京都2歳ステークスなど
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新馬戦が不良馬場、そこできっちり差し切り勝ちを見せたグレイルは荒れた馬場でもパフォーマンスを維持出来るタイプと言える。が、今回は中山競馬場自体のコース適性にやや疑問が残る1頭で、大飛びのフットワークが多頭数の馬群を捌く事が出来るかという点に着目したい。岩田騎手だけにそれを嫌って4コーナー辺りから一気に仕掛けそうな雰囲気がプンプンする、それがハマるかどうか。
 

10番人気 サンリヴァル 重馬場適性◎

 

稍重~不良馬場での戦績 0戦0勝(0-0-0-0)

 
サンリヴァル

サンリヴァル

牡馬

父馬:ルーラーシップ
母馬:アンフィルージュ
母父:アグネスタキオン
所属:藤岡健一厩舎(栗東)
生産:斉藤安行
馬主:幅田京子

通算成績:4戦2勝(2-0-0-2)
主な戦績:芙蓉ステークスなど
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良馬場の経験しかないサンリヴァルだが、父ルーラーシップ、母父アグネスタキオンと不良馬場で重賞を完勝している大の道悪巧者。その配合含め、脚質的にもバテずにジワジワ伸びる走りを見ても歓迎なのは明らか。2戦目から3戦連続で中山芝2000mを使い続けている様に、皐月賞で高配当を呼ぶなら最有力候補に挙げても良いのではないだろうか。但し、展開の助けも必要なだけにかなりハードルは高いと思われるが…。
 

まとめ

 
以上、皐月賞出走予定の有力馬(上位10番人気まで)の重馬場適性診断でした。

何度も申し上げますが、あくまでこれらは筆者の個人的見解によるものです。断定した要素ではありませんので、その点は予めご了承下さい。

金曜時点で週末は傘マークが並んでいる週末の天気。ただ、大切なのは当日の馬場状態の見極めなので、降っていた場合は芝レースの流れや結果などを参考にして頂き、それぞれの感覚で馬場の判断をなさって下さい。それでは今週末も万馬券をゲットしましょう!!

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