2019年 ブラックホール

 

2019年8月31日 札幌2歳ステークス 芝1800m 札幌競馬場

1着=⑥ブラックホール 牡2 54 (石川裕紀人) 5番人気
2着=⑪サトノゴールド 牡2 54 (武豊) 3番人気
3着=①ダーリントンホール 牡2 54 (池添謙一) 2番人気

タイム=1:50.4(稍重)
レース上がり3ハロン=37.0
勝ち馬上がり3ハロン=36.5

3連複=6,720円
3連単=89,460円
 

レース回顧

 
道中、逃げ馬が淡々としたペースで逃げ余り大きな動きも無く4コーナーへ。先行集団の一角にいたディアセオリーが一気にポジションを押し上げて行くと、そこから後方にいた各馬もポジションを押し上げる形となった。直線では1番人気のゴルコンダが一旦は先頭に立つものの、外から一瞬の脚で突き抜けたブラックホールが単独先頭に立ってそのままゴールイン。大外から追い込んだサトノゴールドが入線し、新種牡馬ゴールドシップ産駒のワンツーフィニッシュで決着。3着には人気馬のダーリントンホールがかろうじて入った。
 

2018年 ニシノデイジー

 

2018年9月1日 札幌2歳ステークス 芝1800m 札幌競馬場

1着=③ニシノデイジー 牡2 54 (勝浦正樹) 6番人気
2着=⑭ナイママ 牡2 54 (五十嵐冬樹) 4番人気
3着=①クラージュゲリエ 牡2 54 (M.デムーロ) 1番人気

タイム=1:50.1(良)
レース上がり3ハロン=37.6
勝ち馬上がり3ハロン=37.0

3連複=6,320円
3連単=87,570円
 

レース回顧

 
先行勢が何頭かかたまって前の集団を形成、ペースも淡々とした淀みない流れで実力がそのまま発揮される様な展開となった1戦。道中で痺れをきらしたナイママが捲り気味に上がって行くと、後続も一気にポジションを押し上げ隊列が大きく入れ替わって直線コースへ。絶好の手応えで回って来たニシノデイジーがそのナイママを早々に競り落とすと最後までリードを守り切って重賞初制覇。3着に1番人気クラージュゲリエが入っている。
 

2017年 ロックディスタウン

 

2017年09月02日 札幌2歳ステークス 芝1800m 札幌競馬場

1着=⑪ロックディスタウン 牝2 54 (C.ルメール) 1番人気
2着=⑭ファストアプローチ 牡2 54 (蛯名正義) 4番人気
3着=⑦[地]ダブルシャープ 牡2 54 (石川倭) 7番人気

タイム=1:51.4(良)
レース上がり3ハロン=36.6
勝ち馬上がり3ハロン=36.1

3連複=9,330円
3連単=33,770円
 

レース回顧

 
評判馬のクリノクーニング、カレンシリエージョを差し置いて1番人気に支持されたロックディスタウン。レースぶりも2戦目とは思えない程の落ち着きぶりで、中団から徐々にポジションを押し上げて力強く抜け出す横綱相撲の内容で重賞勝利。新種牡馬オルフェーヴルに嬉しい初タイトルをプレゼントした。2着にファストアプローチ、3着に地方馬のダブルシャープが入った。
 

2016年 トラスト

 

2016年09月03日 札幌2歳ステークス 芝1800m 札幌競馬場

1着=⑤トラスト 牡2 54 (柴田大知) 5番人気
2着=⑬ブラックオニキス 牡2 54 (城戸義政) 10番人気
3着=⑫アドマイヤウィナー 牡2 54 (岩田康誠) 7番人気

タイム=1:49.9(良)
レース上がり3ハロン=36.0
勝ち馬上がり3ハロン=36.0

3連複=89,480円
3連単=501,710円
 

レース回顧

 
地方馬トラストが積極的にハナを奪って主導権を握る流れ。各馬がバラけて追走し直線コースへ入るも、完全にペースを掴んだトラストが逆にリードを広げて悠々とゴールイン。マイネル軍団の岡田総帥が『この馬で英ダービーを獲る』と言わしめた逸材が開花した瞬間だ。2着に牝馬のブラックオニキス、3着アドマイヤウィナーの人気薄が入線し3連単は50万円馬券となった。
 

2015年 アドマイヤエイカン

 

2015年09月05日 札幌2歳ステークス 芝1800m 札幌競馬場

1着=⑪アドマイヤエイカン 牡2 54 (岩田康誠) 2番人気
2着=⑩プロフェット 牡2 54 (C.ルメール) 1番人気
3着=④クロコスミア 牝2 54 (勝浦正樹) 8番人気

タイム=1:50.8(稍重)
レース上がり3ハロン=36.8
勝ち馬上がり3ハロン=35.9

3連複=5,810円
3連単=26,990円
 

レース回顧

 
共にクラシック戦線に歩みを進める上位人気2頭でのワンツーフィニッシュ。先に動いたプロフェットと、それをマークしきったアドマイヤエイカン。直線で両馬の激しいデッドヒートが繰り広げられ、首の上げ下げによりハナ差先着したアドマイヤエイカンが重賞初制覇。一方、プロフェットも年明けに京成杯を勝つなどレースレベルも全体的に高かった。
 

2014年 ブライトエンブレム

 

2014年09月06日 芝1800m 良 札幌競馬場

1着=②ブライトエンブレム 牡2 54 (田辺裕信) 5番人気
2着=⑪マイネルシュバリエ 牡2 54 (柴田大知) 11番人気
3着=⑬レッツゴードンキ 牝2 54 (吉田隼人) 7番人気

タイム=1:50.0(良)
レース上がり3ハロン=36.6
勝ち馬上がり3ハロン=35.8

3連複=86,130円
3連単=452,740円
 

レース回顧

 
1番人気のミッキーユニバースが逃げる展開で前のプレッシャーが大きくかかったという事もあり、最後方にいたブライトエンブレムの捲りが一気に決まったレース。3着には翌年の桜花賞馬レッツゴードンキがおり、比較的現時点での素質馬が集う夏の2歳重賞では最も格の高いレースとも言える。4着ミュゼエイリアンも後の重賞勝ち馬だ。今考えると、これで3連単が45万円台というのは驚きである。
 

2013年 レッドリヴェール

 

2013年08月31日 札幌2歳ステークス 芝1800m 不良 函館競馬場

1着=①レッドリヴェール 牝2 54 (岩田康誠) 2番人気
2着=⑥マイネグレヴィル 牝2 54 (柴田大知) 4番人気
3着=④ハイアーレート 牡2 54 (吉田豊) 6番人気

タイム=1:59.7(不良)
レース上がり3ハロン=42.0
勝ち馬上がり3ハロン=41.3

3連複=10,570円
3連単=51,340円
 

レース回顧

 
この年は代替開催で函館競馬場での施行。しかも、激しい降雨により不良馬場となり完全に行った行ったの展開となった。その中でも、道中は後方に控え4コーナー前で一気に進出したレッドリヴェールが、前残りの馬たちを撫で斬って重賞制覇。勢いに乗って、この後阪神ジュベナイルフィリーズであのハープスターを破る大金星をあげる事になる。完全に馬場適性が求められた参考外のレース。
 

2012年 コディーノ

 

2012年09月01日 札幌2歳ステークス 芝1800m 札幌競馬場

1着=③コディーノ 牡2 54 (横山典弘) 3番人気
2着=⑪ラウンドワールド 牡2 54 (岩田康誠) 1番人気
3着=⑤エデンロック 牡2 54 (三浦皇成) 9番人気

タイム=1:48.5(良)
レース上がり3ハロン=34.8
勝ち馬上がり3ハロン=34.6

3連複=5,420円
3連単=22,330円
 

レース回顧

 
評判馬のコディーノとラウンドワールドの一騎打ち。ここでも、後の皐月賞馬ロゴタイプやNHKマイルC馬のマイネルホウオウなど強豪馬が出揃う中、番手の競馬から一瞬の脚で後続を突き放したコディーノが圧勝。2着のラウンドワールドもかなりの伸びを見せていたものの、コディーノの立ち回りが一枚上手だった。この後、東京スポーツ杯2歳Sも勝ち一気にクラシック最有力候補に躍り出る。
 

2011年 グランデッツァ

 

2011年10月1日 札幌2歳ステークス 芝1800m 札幌競馬場

1着=⑪グランデッツァ 牡2 54 (秋山真一郎) 1番人気
2着=⑥ゴールドシップ 牡2 54 (安藤勝己) 2番人気
3着=⑦マイネルロブスト 牡2 54 (松岡正海) 5番人気

タイム=1:50.8(稍重)
レース上がり3ハロン=36.6
勝ち馬上がり3ハロン=36.4

3連複=890円
3連単=2,430円
 

レース回顧

 
前走を圧勝して来たグランデッツァが番手抜け出しから盤石の競馬で重賞制覇。2着には後方から猛追した後の2冠馬ゴールドシップ、この年の朝日杯FSを2着するマイネルロブストと役者が揃った1戦だった。グランデッツァもゴールドシップも順調にクラシックまで駒を進めるが、結果的には後者が一気にスターダムへと駆け上がって行く事となる。
 

2010年 オールアズワン

 

2010年10月02日 札幌2歳ステークス 芝1800m 札幌競馬場

1着=⑬オールアズワン 牡2 54 (安藤勝己) 3番人気
2着=⑪アヴェンチュラ 牝2 54 (池添謙一) 2番人気
3着=②アドマイヤセプター 牝2 54 (四位洋文) 1番人気

タイム=1:49.8(良)
レース上がり3ハロン=36.5
勝ち馬上がり3ハロン=35.8

3連複=770円
3連単=6,200円
 

レース回顧

 
人気馬4頭の見事な上位先着。その中でも洋芝適性の高さで確かな末脚を発揮したオールアズワンが、後の秋華賞馬アヴェンチュラの猛追を振りきって勝利。4着にも後の重賞を制覇するルルーシュが入線するなど、例年以上に素質馬が軒並み好走したレースだった。やはり同レースはクラシックのみならず、競走馬としての登竜門である。
 

2009年 サンディエゴシチー

 

2009年09月05日 札幌2歳ステークス 芝1800m 札幌競馬場

1着=③サンディエゴシチー 牡2 54 (藤岡佑介) 3番人気
2着=⑪モズ 牡2 54 (吉田稔) 4番人気
3着=⑨アーバンウィナー 牡2 54 (田中勝春) 6番人気

タイム=1:49.7(良)
レース上がり3ハロン=35.4
勝ち馬上がり3ハロン=35.1

3連複=19,250円
3連単=103,440円
 

レース回顧

 
新馬、クローバー賞と連勝して来たサンディエゴシチーが、ここでも危なげないレース運びで快勝し3連勝で重賞制覇。控えても落ち着いた競馬で内に潜り、直線で空いたスペースにすぐ突っ込める器用さもこの競馬場で戦うには必要不可欠な武器だろう。逆に、大味な競馬で圧勝して人気になっている馬などは疑ってかかった方が良いだろう。
 

2008年 ロジユニヴァース

 

2008年10月04日 札幌2歳ステークス 芝1800m 札幌競馬場

1着=④ロジユニヴァース 牡2 54 (横山典弘) 1番人気
2着=⑦イグゼキュティヴ 牡2 54 (津村明秀) 5番人気
3着=②モエレエキスパート 牡2 54 (山口竜一) 3番人気

タイム=1:49.1(良)
レース上がり3ハロン=36.8
勝ち馬上がり3ハロン=36.0

3連複=3,110円
3連単=19,960円
 

レース回顧

 
翌年のダービー馬ロジユニヴァースが中団から長い脚を使い前を行くライバルを一気にねじ伏せた。以降は番手からの競馬で抜け出すイメージの馬だったが、デビュー間もない頃は少々強引な競馬もしていた様だ。横山典騎手の手腕にもよるが、元々こういったレースも出来る抜けた能力があっただけにダービーを勝てたのだろう。やはり、強い馬は強い。
 

2007年 オリエンタルロック

 

2007年9月29日 札幌2歳ステークス 芝1800m 札幌競馬場

1着=⑦オリエンタルロック 牡2 54 (武豊) 6番人気
2着=⑩サブジェクト 牡2 54 (安藤勝己) 1番人気
3着=⑪ホウザン 牡2 54 (菊沢隆徳) 13番人気

タイム=1:51.9(良)
レース上がり3ハロン=37.9
勝ち馬上がり3ハロン=36.9

3連複=44,400円
3連単=259,540円
 

レース回顧

 
武豊騎乗のオリエンタルロックがほぼ最後方から一気の末脚で札幌競馬場では珍しい後方からの追い込みを決めた。2着には1番人気のサブジェクトが入線、3着には13番人気のホウザンが入り3連単は26万円弱と大きく荒れる結果となった。その他の上位入線馬を見ても基本的に前残りの展開なので、ここはオリエンタルロックの力が大きく抜けていたという事だろう。
 

2006年 ナムラマース

 

2006年09月30日 札幌2歳ステークス 芝1800m 札幌競馬場

1着=⑧ナムラマース 牡2 54 (藤岡佑介) 1番人気
2着=④アドマイヤヘッド 牡2 54 (岩田康誠) 5番人気
3着=⑨イクスキューズ 牝2 54 (北村宏司) 2番人気

タイム=1:49.7(良)
レース上がり3ハロン=35.6
勝ち馬上がり3ハロン=35.1

3連複=1,360円
3連単=8,430円
 

レース回顧

 
2番人気のイクスキューズが楽なペースで逃げる展開。1番人気のナムラマースにとってはやや厳しいペースとなったが、直線で猛追を見せ最後は何とか差し切って見せた。これで、未勝利、コスモス賞を含む3連勝。翌年の春に毎日杯も勝利しクラシック戦線で顕著な活躍をする事となる。
 

2005年 アドマイヤムーン

 
2005年10月01日 札幌2歳ステークス 芝1800...

2005年10月01日 札幌2歳ステークス 芝1800m 札幌競馬場

1着=⑬アドマイヤムーン 牡2 55 (本田優) 1番人気
2着=②ディープエアー 牡2 55 (藤田伸二) 6番人気
3着=⑤モエレジーニアス 牡2 55 (五十嵐冬樹) 4番人気

タイム=1:50.4(良)
レース上がり3ハロン=36.0
勝ち馬上がり3ハロン=35.5

3連複=2,630円
3連単=12,770円
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レース回顧

 
アキノレッドスターが逃げる展開も、地方馬のモエレジーニアスが4コーナーで一気にしかけて直線入り口では早くも先頭へ。抜け出しを図った所へ、中団に位置していた1番人気アドマイヤムーンが余裕の手応えであっさりとかわす。最後まで本気で追われる事無く、レベルの違いを見せ付ける内容で重賞初勝利を飾った。2着には追い込んだディープエアー、3着にそのモエレジーニアスが入線。
 

2004年 ストーミーカフェ

 
2004年10月02日 札幌2歳ステークス 芝1800...

2004年10月02日 札幌2歳ステークス 芝1800m 札幌競馬場

1着=⑥ストーミーカフェ 牡2 55 (四位洋文) 5番人気
2着=③ダンツキッチョウ 牡2 55 (藤田伸二) 1番人気
3着=②セイウンビバーチェ 牡2 55 (本田優) 7番人気

タイム=1:49.9(良)
レース上がり3ハロン=37.4
勝ち馬上がり3ハロン=37.4

3連複=4,620円
3連単=27,060円
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レース回顧

 
ストーミーカフェが後続を引き離して単独の逃げ。そのまま4コーナーに入ってもリードを保ち、最後に1番人気ダンツキッチョウの猛追を半馬身差振り切っての勝利でまんまと逃亡劇を飾った。3着には先行から粘り込んだセイウンビバーチェが入線。期待された地方所属のモエレフェニックスは果敢に番手で競馬するも力尽きて11着と大敗した。
 

2003年 モエレエスポワール

 
2003年10月4日 札幌2歳ステークス 芝1800m...

2003年10月4日 札幌2歳ステークス 芝1800m 札幌競馬場

1着=⑦モエレエスポワール 牡2 55 (千葉津代) 10番人気
2着=②アズマサンダース 牝2 55 (上村洋行) 8番人気
3着=⑨ヤマニンシュクル 牝2 54 (四位洋文) 2番人気

タイム=1:54.1(稍重)
レース上がり3ハロン=35.4
勝ち馬上がり3ハロン=35.4

馬単=69,790円
3連複=35,040円
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レース回顧

 
発馬から誰もハナを主張せず、押し出される様にモエレエスポワールが先頭へ。稍重馬場という事もあり、前半1000mが65秒9という超絶なスローペース。結果、逃げたモエレエスポワールがそのまま逃げ切り、番手のアズマサンダースが2着というベタな行った行ったの競馬となった。3着に中団から追い込んだヤマニンシュクルが入線。1.4倍の圧倒的指示を受けたキョウワスプレンダは後方から競馬を進めて6着に敗退した。
 

2002年 サクラプレジデント

 
2002年09月28日 札幌2歳ステークス 芝1800...

2002年09月28日 札幌2歳ステークス 芝1800m 札幌競馬場

1着=①サクラプレジデント 牡2 54 (田中勝春) 2番人気
2着=③テイエムリキサン 牡2 54 (小原義之) 3番人気
3着=⑧ワンダーボーイ 牡2 54 (福永祐一) 1番人気

タイム=1:51.7(良)
レース上がり3ハロン=35.7
勝ち馬上がり3ハロン=35.3

馬単=1,650円
3連複=860円
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レース回顧

 
9頭の少頭数で行われたレース。不利も少なく上位人気3頭が力を出し合い順当な決着となった。優勝したのは、中団から最速の脚を繰り出して前を差し切ったサクラプレジデント。4分の3馬身差の2着にテイエムリキサン、離れた3着に1番人気ワンダーボーイが入線。サクラプレジデントはクラシック戦線でも大いに活躍する事となる。
 

2001年 ヤマノブリザード

 
2001年09月22日 札幌2歳ステークス 芝1800...

2001年09月22日 札幌2歳ステークス 芝1800m 札幌競馬場

1着=⑥ヤマノブリザード 牡2 54 (川島洋人) 1番人気
2着=⑬マイネヴィータ 牝2 54 (中舘英二) 7番人気
3着=⑤トリッキーアイズ 牡2 54 (横山典弘) 4番人気

タイム=1:50.9(良)
レース上がり3ハロン=37.0
勝ち馬上がり3ハロン=35.9

馬連=2,690円
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レース回顧

 
マイネルプロスパーが逃げる展開で淡々と流れ、ペースも落ち着き前残りの様相。直線コースで先に抜け出したマイネヴィータが粘り込みを図る中、先行勢のトリッキーアイズやマイネルリバティーが迫る一進一退の攻防。しかし、最後の最後に外から後方一気を決めた1番人気ヤマノブリザードがまとめてかわしきった所がゴール。2着マイネヴィータと上がりを丸1秒上回る鬼脚で豪快に中央のタイトルをもぎ取って見せた。
 

2000年 ジャングルポケット

 
2000年09月23日 札幌3歳ステークス 芝1800...

2000年09月23日 札幌3歳ステークス 芝1800m 札幌競馬場

1着=⑦ジャングルポケット 牡3 53 (千田輝彦) 5番人気
2着=⑩タガノテイオー 牡3 53 (藤田伸二) 4番人気
3着=③テイエムオーシャン 牝3 53 (本田優) 1番人気

タイム=1:49.6(良)
レース上がり3ハロン=36.2
勝ち馬上がり3ハロン=35.8

馬連=2,200円
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レース回顧

 
1番人気テイエムオーシャンが逃げ、後続を引き連れて直線コースへ。一旦先行勢を競り落として逃げ切り態勢に入ったかと思われたが、中団から一気に番手へ上がったタガノテイオーがそれを捉えて先頭へ。しかし、更に外から一瞬の脚で差し切ったのが後のダービー馬ジャングルポケットだった。最速の末脚でまとめたかわし待望の初タイトルを獲得。
 

まとめ

 
以上、札幌2歳ステークスの近20年のレースまとめ。

同じ夏の2歳ステークスでも函館や小倉と違い、同レースはクラシックにも直結するレベルの高い競走となりやすい。勝ち馬を見ても行く行くまで長く活躍するなど、上位好走馬は素質が高かったり将来性のあるタイプが多いのが特徴だろうか。

いずれにせよ、激走というよりは評判通りに実力を発揮するケースが多いのでレース自体大きく荒れる事も少ない。ここは手堅く行くのが懸命の様である。

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