有馬記念2017の結果

 

有馬記念2017の動画

 

レース回顧

 
内枠で好スタートを切ったキタサンブラックが当然の逃げ。各馬を引き連れて6回コーナーを回る事になるが、誰も競りかけず完全な勝ちパターンで直線コースへ。後ろからかわせる馬がいる訳も無く、悠々と逃げ切って引退レースを見事な圧勝劇で幕を閉じた。2着には先行して粘り込んだクイーンズリング、3着にはスワーヴリチャードとの争いを制したシュヴァルグランが入線。完全に前残りの展開となった。
 

勝ち馬キタサンブラック

 
キタサンブラック

キタサンブラック

牡馬

父馬:ブラックタイド
母馬:シュガーハート
母父:サクラバクシンオー
所属:清水久詞厩舎(栗東)
生産:ヤナガワ牧場
馬主:大野商事

通算成績:20戦12勝(12-2-4-2)
主な戦績:菊花賞、天皇賞春、ジャパンカップ、大阪杯、天皇賞秋、有馬記念など
 
現役最強馬の意地と貫禄を見せ逃げ切り勝ちを収めたキタサンブラック。歴代最多タイのGⅠ7勝目とテイエムオペラオーが持つ獲得賞金額を抜いて1位の座に躍り出る記念すべき1勝となった。武豊騎手と共に一時代を築き上げ、今年は特にGⅠ4勝という大活躍でまさに『北』を象徴する一年。今後はブラックタイドの後継種牡馬として、第二の人生を歩む事となる。
 

レースを振り返ってのベスト予想

 
◎キタサンブラック
○シュヴァルグラン
▲スワーヴリチャード
×サトノクラウン
×ミッキークイーン
×ヤマカツエース
×シャケトラ
×クイーンズリング
×レインボーライン
×ルージュバック
×サトノクロニクル
×ブレスジャーニー
×サクラアンプルール
×サウンズオブアース
 

予想回顧

 
本命キタサンブラック、対抗シュヴァルグラン、対抗スワーヴリチャードまではすんなりと決まるだろう。とは言え、スワーヴリチャードが飛ぶ可能性を考えると連下までは行かずとも3着候補に可能性のある馬を入れる買い方がベストと言える。とは言え、それでもクイーンズリングが2着に入線する展望は不可能。BOX買いでたまたま的中するレベルでないと考えられない。
 

全着順結果

 

RR:114.6 ※想定RR:114.3

 
                                 
着順 馬番 出走馬 斤量 騎手 評価 タイム(着差) 本印 道永 田中 大川結城 単勝オッズ
1 2 キタサンブラック 57.0 武豊 118.8 2:33.6 1.9
2 3 クイーンズリング 55.0 Cルメ 110.6 1.1/2 33.1
3 10 シュヴァルグラン 57.0 Hボウ 117.1 ハナ 6.7
4 14 スワーヴリチャード 55.0 Mデム 117.2 クビ 4.5
5 11 ルージュバック 55.0 北村宏 110.8 1.1/4 55.4
6 7 シャケトラ 57.0 福永 110.7 3/4 29.6
7 16 サウンズオブアース 57.0 Cデム 113.1 クビ × 132.9
8 8 レインボーライン 57.0 岩田 111.9 1/2 × × ×× 44.7
9 6 サトノクロニクル 55.0 戸崎 107.0 クビ 70.7
10 1 ヤマカツエース 57.0 池添 110.1 1/2 24.6
11 13 ミッキークイーン 55.0 浜中 112.4 1/2 × ×× 19.6
12 4 ブレスジャーニー 55.0 三浦 106.0 3/4 × × 71.7
13 12 サトノクラウン 57.0 ムーア 113.9 ハナ × 9.8
14 5 トーセンビクトリー 55.0 田辺 103.3 1.1/4 159.5
15 15 カレンミロティック 57.0 川田 109.7 1.3/4 204.8
16 9 サクラアンプルルール 57.0 蛯名 104.5 2.1/2 × 72.9


 

配当&本印予想結果

 
馬連予想 ②⑩-①⑫⑭ 不的中
単勝 2 190円 枠連 1-2 1,600円
複勝 2 120円 ワイド 2-3 1,180円
3 550円 2-10 280円
10 180円 3-10 2,760円
馬連 2-3 3,170円 馬単 2→3 3,810円
三連複 2-3-10 5,420円 三連単 2→3→10 25,040円


 

危険な人気馬結果 スワーヴリチャード→4着(2番人気)

 
結果だけ見れば実力は足りていた。しかし、外枠と右回りの不得手がもろに影響して最後の詰めに影響した様だ。やはり、有馬記念はどこか1つでも上手く噛み合わなければ勝ち切るところまで行けないレース。逆を言えば来年以降は非常に楽しみな逸材。
 

穴馬予想結果 サクラアンプルール→16着(13番人気)

 
道中の行きっぷりも良く直線に向いた時はオッと思わせるシーンもあったサクラアンプルルール。しかし、外からスワーヴリチャードとシュヴァルグランに寄られ挟まれた時点でジエンド。そこから鞍上もまともに追う事無く最下位に沈んでしまった。大レースとは言えアクシデントや不利は付き物。運が無かったとしか言い様が無い。
 

編集部の回顧

 
本命キタサンブラック、対抗シュヴァルグラン、単穴スワーヴリチャードは当然の印。が、2着クイーンズリングが抜けという残念なグランプリとなってしまった。内枠のルメール、という安易な発想だけで買える程に頭は柔軟では無い。これはあくまで負け犬の遠吠えだが、玄人の方が取りにくい馬券だっただろう。(田中)
 
本命対抗はコレ以外選択肢はなかった。だとしても結局最後までキタサンブラックは楽な競馬ばかりさせてもらったなという印象。結局ドゥラメンテレベルのパフォーマンスもなく相手に恵まれ続けた印象。シュヴァルグランは内からクイーンズリングに前をカットされ外からスワーヴリチャードによられ進路がとれなかった。とれていれば普通に2着だっただろう。スワーヴリチャードも右回り悪いとしてもクイーンズリングに先着されちゃいけない。予想としてはこの3頭の1着固定で勝負でよかったレース。(大川)
 
自分の競馬に徹し有終の美を飾った◎キタサンブラック。これでGⅠ最多勝タイと歴代賞金王に。本当におめでとう!2着には全くノーマークのクイーンズリング、3着に▲シュヴァルグランが入った。狙った○ヤマカツエースは池添騎手が位置を取りに行ったことで道中楽しめたが、最後は止まってしまった。シュヴァルグランとスワーヴリチャードは結果的に枠順に泣いた恰好。(結城)
 

有馬記念2017の予想

 

◎キタサンブラック

 
キタサンブラック

キタサンブラック

牡馬

父馬:ブラックタイド
母馬:シュガーハート
母父:サクラバクシンオー
所属:清水久詞厩舎(栗東)
生産:ヤナガワ牧場
馬主:大野商事

通算成績:19戦11勝(11-2-4-2)
主な戦績:菊花賞、天皇賞春、ジャパンカップ、大阪杯、天皇賞秋など
via google imghp
 
有馬記念で引退となるキタサンブラック。これまで数々のタイトルを獲得して来た同馬だが、GⅠ最多勝利タイとなる7勝目と歴代獲得賞金額1位の座をかけてここで有終の美を飾りたいところ。武豊騎手がまたしても神の手で絶対有利の内枠を引き当てた事で一気にその可能性が上昇。スタートさえ普通に決めれれば後は流しでコーナーを6回周って来るだけの事。不動の本命としてドラマチックなラストランを見たい。
 

◯シュヴァルグラン

 
シュヴァルグラン

シュヴァルグラン

牡馬

父馬:ハーツクライ
母馬:ハルーワスウィート
母父:Machiavellian
所属:友道康夫厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:佐々木主浩

通算成績:22戦7勝(7-5-5-5)
主な戦績:ジャパンカップなど
via google imghp
 
前走のジャパンカップで遂にGⅠ制覇を成し遂げたシュヴァルグラン。これまで敗戦を舐め続けたキタサンブラックを鮮やかに差し切る内容で勝利、ハーツクライ産駒の覚醒を予感させるものだった。若干不器用さがあり中山の小回りがどうかという不安はあるものの、今の調子とボウマン騎手との相性の良さで十分カバー出来るレベルにある。ここも連勝可能。
 

▲スワーヴリチャード

 
スワーヴリチャード

スワーヴリチャード

牡馬

父馬:ハーツクライ
母馬:ピラミマ
母父:Unbridole'sSong
所属:庄野靖志厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:NICKS

通算成績:7戦3勝(3-3-0-1)
主な戦績:日本ダービー2着、アルゼンチン共和国杯など
via google imghp
 
秋初戦のアルゼンチン共和国杯を完勝して臨むスワーヴリチャード。日本ダービーではレイデオロに肉薄の2着、そのレイデオロがジャパンカップでキタサンブラックに先着している事からもここで通用する事は明白だ。後は不安材料である右回りを鞍上のM.デムーロ騎手がどう上手く乗りこなすかだけ。下半期絶好調の彼の手腕で難なく操縦出来れば一気の頂点へ、年間GⅠ勝利記録7勝目をかけて人馬ともに是が非でも欲しいタイトル。
 

出馬表&レーティング&予想オッズ

 

想定RR:114.3

 
ようやくキタサンブラックに本印が集中する対戦メンバーという事で有馬としてはレベルが低いかもしれないが内枠に入ったこともありまず3着内はハズさないだろう。軸として人気馬へ流せば鉄板馬券かなと。こういう時ほど本命が飛ぶイメージもあるがさすがに引退レースは仕上げてきているだろう。
 
                
馬番 出走馬 性齢 斤量 騎手 評価 本印 道永 田中 大川結城 予想オッズ
1 ヤマカツエース 牡5 57.0 池添 110.0 18.0
2 キタサンブラック 牡5 57.0 武豊 118.8 2.1
3 クイーンズリング 牝5 55.0 Cルメ 107.4 50.6
4 ブレスジャーニー 牡3 55.0 三浦 103.0 × × 46.9
5 トーセンビクトリー 牝5 55.0 田辺 103.1 196.9
6 サトノクロニクル 牡3 55.0 戸崎 105.6 61.7
7 シャケトラ 牡4 57.0 福永 109.5 22.5
8 レインボーライン 牡4 57.0 岩田 111.8 × × × × 22.1
9 サクラアンプルール 牡6 57.0 蛯名 106.0 × 46.6
10 シュヴァルグラン 牡5 57.0 Hボウ 116.9 6.6
11 ルージュバック 牝5 55.0 北村宏 110.7 35.5
12 サトノクラウン 牡5 57.0 ムーア 115.0 × 10.6
13 ミッキークイーン 牝5 55.0 浜中 113.5 × × × 10.6
14 スワーヴリチャード 牡3 55.0 Mデム 117.0 3.8
15 カレンミロティック セ9 57.0 川田 110.8 288.5
16 サウンズオブアース 牡6 57.0 Cデム 111.0 × 74.9


 

危険な人気馬 スワーヴリチャード(想定2番人気)

 
どの媒体でもその話題で持ち切りだが、スワーヴリチャードの右回りの適性についてはかなりの不安がある。新馬戦、未勝利、皐月賞のいずれもがコーナリングのぎこちなさ含めて走りにくさを如実に見て取れる。パフォーマンスを見ても明らかなサウスポー。陣営は『今なら右回りでも対応出来る』とコメントしているが、実際の所は果たしてどうか。
 

穴馬予想 サクラアンプルール(想定10番人気)

 
実績だけ見れば中山適性がずば抜けているのはヤマカツエースとサクラアンプルルールの2頭。前者は内枠を引き当て完全にオッズが下がっているも、ことローテーションだけで言えばむしろこちらの方が勝負気配を感じる。秋初戦の天皇賞秋から直行で有馬記念パターンは好走ケースが多いし、加えて有馬記念男の蛯名正義騎手鞍上で鬼に金棒だ。距離さえ克服出来れば一発も。
 

編集部の見解

 
◎キタサンブラック。有終の美飾るのに飾るのに相応しい枠。ここに入れば後は勝つだけ。◯ミッキークイーン。正直このレースは二番手以降が悩ましかったが、割と牝馬が好走する当馬を対抗に。宝塚や去年のこの舞台でも充分やれる実績あり。▲シュヴァルグラン。ボウマンJがジャパン有馬と連勝したいと早くから明言して見事にやってのけた。器用さが足りないこの馬にこの舞台は微妙だが今回もボウマンマジックが炸裂すれば。(道永)
 
本命はキタサンブラック以外に無い。この枠なら普通に先行して抜け出せば後ろから抜かれる心配は無いだろう。対抗はシュヴァルグラン。ジャスタウェイ同様、本格化したハーツクライ産駒をナメてはいけない。ここもあっさり差し切るシーンがあっても驚けない。対抗はスワーヴリチャード。正直、枠と不器用さで割り引きたいが…こういう時こそのM.デムーロだろう。万が一の可能性も含めて。(田中)
 
本命はキタサンブラック。安定感は抜群。対抗はシュヴァルグラン。充実しておりこの距離は凡走しない。単穴にスワーヴリチャードとブレスジャーニー。3歳馬は古馬よりレベル高いがスワーヴリチャードは右回りが不安なのとブレスジャーニーは3走目で激走あると。この4頭はさすがに上位なのであとは3着想定とした。地力考えると☆の馬たちの可能性は十分あるが確率から考えて馬券想定しない。(大川)
 
公開枠順抽選会では神懸かり的な強運で最高の枠を引いた豊・キタサンブラック。逃げ馬不在とはいえ、ここは感動のドラマチック有馬記念。レースを盛り上げるためにも、キタサンに真の王者としての強さ見せてもらうためにもルメール・クイーンズリング、田辺・トーセンビクトリー、戸崎・サトノクロニクルあたりが果敢に攻め、外枠になってしまったが、ミルコ・スワーヴも黙ってキタサン祭りを眺めているはずもない。直線は短いが、激戦の攻防を堪能したい。本命は、だからこその豊・キタサンブラック。ため息の出るような強さを見せつけ、7つ目の冠が引退に花を添える。対抗は昨年4着馬の池添・ヤマカツエースを抜擢。内々で勝負の時をジッと待ち、名だたるGⅠ馬たちに一泡吹かせるか。単穴はボウマン・シュヴァルグランとムーア・サトノクラウン。力量、コース適性、鞍上の手腕込みで、この4頭の首位争いと見る。連下には意地を見せてほしい祐一・シャケトラとミルコ・スワーヴリチャード。ヒモに浜中・ミッキークイーンと岩田・レインボーラインまで。(結城)

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