2019年 リスグラシュー

 

2019年12月22日 有馬記念 芝2500m 中山競馬場

1着=⑥リスグラシュー 牝5 55 (D.レーン) 2番人気
2着=⑩サートゥルナーリア 牡3 55 (C.スミヨン) 3番人気
3着=⑦ワールドプレミア 牡3 55 (武豊) 4番人気

タイム=2:30.5(良)
レース上がり3ハロン=37.6
勝ち馬上がり3ハロン=34.7

3連複=10,750円
3連単=57,680円
 

レース回顧

 
アエロリットが外から果敢にハナを奪って後続を牽引、入りの1000m=58秒台というハイペースのラップを刻んで大きく後ろを引き離すレース展開となった。道中、アーモンドアイ以下の有力勢は揃って後方待機で牽制し合いながらの追走となったが、やはり1番人気アーモンドアイが勝負所で仕掛けて行って一気に隊列が動く形で終盤へ。直線入り口ではフィエールマンがそれをかわして先頭へ立つも、サートゥルナーリア、リスグラシューの順に外からかわして行くと最後はそのリスグラシューが流す余裕の走りも2着に5馬身差を付ける圧勝の内容で有終の美を飾った。アーモンドアイはまさかの9着大敗でフィニッシュ。
 

2018年 ブラストワンピース

 

2018年12月23日 有馬記念 芝2500m 中山競馬場

1着=⑧ブラストワンピース 牡3 55 (池添謙一) 3番人気
2着=⑫レイデオロ 牡4 57 (C.ルメール) 1番人気
3着=⑮シュヴァルグラン 牡6 57 (H.ボウマン) 9番人気

タイム=2:32.2(稍重)
レース上がり3ハロン=36.9
勝ち馬上がり3ハロン=35.7

3連複=4,910円
3連単=25,340円
 

レース回顧

 
スタートで後手を踏んだキセキが強引に外から先手を取ってハナに立つ展開。前半は比較的落ち着いたペースとなったが、途中から急にスイッチが入り後続を離して突っ走る流れとなった。それをベストポジションで進めたブラストワンピースが4コーナーで積極的に仕掛けて行き、直線では前を捉える競馬。坂を駆け上がり先頭に立つとレイデオロ以下を振り切って嬉しい重賞初勝利を飾った。3着には古豪シュヴァルグランが入線。レース直前に降り出した雨が影響し、レイデオロは勝負どころでの反応が悪く後手の走りで2着に甘んじてしまった。
 

2017年 キタサンブラック

 

2017年12月24日 有馬記念 芝2500m 中山競馬場

1着=②キタサンブラック 牡5 57 (武豊) 1番人気
2着=③クイーンズリング 牝5 55 (C.ルメール) 8番人気
3着=⑩シュヴァルグラン 牡5 57 (H.ボウマン) 3番人気

タイム=2:33.6(良)
レース上がり3ハロン=35.2
勝ち馬上がり3ハロン=35.2

3連複=5,420円
3連単=25,040円
 

レース回顧

 
内から好発を決めスンナリと先頭に立ったキタサンブラック。シャケトラが番手を追走するも競りかけるまでもなく、完全なスローペースの前有利な展開に。コーナー6回を淡々とした形で進み直線でも粘り腰を見せるキタサンブラックに他馬は追いつけない。そのまま坂上で完全に勝利を確信した同馬が引退レースを有終の美で飾り、最多タイとなるGⅠ7勝目を飾った。2着には牝馬クイーンズリング、3着にシュヴァルグランが入線。
 

2016年 サトノダイヤモンド

 

2016年12月25日 有馬記念 芝2500m 中山競馬場

1着=⑪サトノダイヤモンド 牡3 55 (C.ルメール) 1番人気
2着=①キタサンブラック 牡4 57 (武豊) 2番人気
3着=②ゴールドアクター 牡5 57 (吉田隼人) 3番人気

タイム=2:32.6(良)
レース上がり3ハロン=35.9
勝ち馬上がり3ハロン=35.5

3連複=1,050円
3連単=3,940円
 

レース回顧

 
キタサンブラックとサトノダイヤモンドの2強による一騎打ちが濃厚となったレース。番手追走の前者に早めのプレッシャーをかける後者。そこへ僚馬のサトノノブレスが4コーナーで更に後ろから突く形のチームプレーを取るなどした池江陣営の作戦勝ちで、サトノダイヤモンドが最後のゴール前差し切りを飾った。上位3頭は完全に頭抜けていた印象。
 

2015年 ゴールドアクター

 

2015年12月27日 有馬記念 芝2500m 中山競馬場

1着=⑦ゴールドアクター 牡4 57 (吉田隼人) 8番人気
2着=⑨サウンズオブアース 牡4 57 (M.デムーロ) 5番人気
3着=⑪キタサンブラック 牡4 55 (横山典弘) 4番人気

タイム=2:33.0(良)
レース上がり3ハロン=35.0
勝ち馬上がり3ハロン=34.8

3連複=20,360円
3連単=125,870円
 

レース回顧

 
アルゼンチン共和国杯で重賞初制覇を飾ったばかりのゴールドアクターが、並み居る強豪相手に圧巻の競馬で見事グランプリタイトルをゲットした。2着にはシルバーコレクターのサウンズオブアースが入り、3着には逃げ粘った3歳のキタサンブラックが入線。1番人気で引退レースだったゴールドシップは精彩を欠いて8着に沈んだ。
 

2014年 ジェンティルドンナ

 

2014年12月28日 有馬記念 芝2500m 中山競馬場

1着=④ジェンティルドンナ 牝5 55 (戸崎圭太) 4番人気
2着=⑥トゥザワールド 牡3 55 (W.ビュイック) 9番人気
3着=⑭ゴールドシップ 牡5 57 (岩田康誠) 1番人気

タイム=2:35.3(良)
レース上がり3ハロン=34.6
勝ち馬上がり3ハロン=34.1

3連複=15,120円
3連単=109,590円
 

レース回顧

 
引退レースとなったジェンティルドンナが、絶好のポジションで流れに乗ると直線に入ってもリードを保って自ら有終の美を飾った。これでGⅠタイトルは7つ目。2着には前走の菊花賞大敗から巻き返した3歳馬のトゥザワールド。3着に1番人気のゴールドシップが入線し、3連単は10万円を超える波乱決着となった。
 

2013年 オルフェーヴル

 

2013年12月22日 有馬記念 芝2500m 中山競馬場

1着=⑥オルフェーヴル 牡5 57 (池添謙一) 1番人気
2着=④ウインバリアシオン 牡5 57 (岩田康誠) 4番人気
3着=⑭ゴールドシップ 牡4 57 (R.ムーア) 2番人気

タイム=2:33.8(良)
レース上がり3ハロン=36.7
勝ち馬上がり3ハロン=36.0

3連複=1,420円
3連単=5,240円
 

レース回顧

 
暴君の3冠馬オルフェーヴル。引退レースとして臨んだ同レースで4コーナー先頭から2着に8馬身差を付ける驚異的な競馬。またひとつ新たな伝説を作ってその波乱万丈な競走馬生活に終止符を打った。2着にはその永遠のライバルであったウインバリアシオンが入るドラマチックな演出もお見事。2年連続凱旋門賞2着の実績は今後も塗り替えられる事は無いだろう。
 

2012年 ゴールドシップ

 

2012年12月23日 有馬記念 芝2500m 中山競馬場

1着=⑬ゴールドシップ 牡3 55 (内田博幸) 1番人気
2着=⑥オーシャンブルー 牡4 57 (C.ルメール) 10番人気
3着=⑨ルーラーシップ 牡5 57 (C.ウィリアムズ) 2番人気

タイム=2:31.9(良)
レース上がり3ハロン=36.0
勝ち馬上がり3ハロン=34.9

3連複=4,020円
3連単=24,250円
 

レース回顧

 
クラシック2冠馬のゴールドシップが道中最後方の競馬からロングスパートをかけ常識外の競馬で有馬記念を制覇。3歳馬の中でもケタ違いの能力で世代を席巻したが、その覇権の勢いは古馬にまで届いた。2着には同じステイゴールド産駒のオーシャンブルー。3着には実力馬のルーラーシップが入線し、比較的落ち着いた配当での決着。
 

2011年 オルフェーヴル

 

2011年12月25日 有馬記念 芝2500m 中山競馬場

1着=⑨オルフェーヴル 牡3 55 (池添謙一) 1番人気
2着=⑤エイシンフラッシュ 牡4 57 (C.ルメール) 7番人気
3着=⑦トゥザグローリー 牡4 57 (福永祐一) 9番人気

タイム=2:36.0(良)
レース上がり3ハロン=34.0
勝ち馬上がり3ハロン=33.3

3連複=24,290円
3連単=78,260円
 

レース回顧

 
3冠を制して古馬に挑んで来たオルフェーヴルが最後方からの競馬で一気の差し切り勝ち。堂々とこの年の4冠を制して年度代表馬に選ばれる活躍を見せた。2着には前年のダービー馬エイシンフラッシュ、3着にはトゥザグローリーの人気薄2頭が上位入線し、3連単は8万円弱とそこそこの配当。これもオルフェーヴル伝説の序章に過ぎなかった。
 

2010年 ヴィクトワールピサ

 

2010年12月16日 有馬記念 芝2500m 中山競馬場

1着=①ヴィクトワールピサ 牡3 55 (M.デムーロ) 2番人気
2着=⑦ブエナビスタ 牝4 55 (C.スミヨン) 5番人気
3着=⑪トゥザグローリー 牡3 55 (C.ウィリアムズ) 14番人気

タイム=2:32.6(良)
レース上がり3ハロン=34.6
勝ち馬上がり3ハロン=34.6

3連複=11,610円
3連単=60,770円
 

レース回顧

 
前走ジャパンカップで3着に入ったヴィクトワールピサ。内枠から積極的な競馬で意表を突く作戦に出て番手抜け出しからのグランプリ奪取となった。デムーロ騎手してやったりのレースで、中団から脚を伸ばしたブエナビスタの猛追をハナ差凌ぎ切って皐月賞以来2つ目のタイトルを獲得。翌年には何とドバイワールドカップを制する活躍を見せる事となる。
 

2009年 ドリームジャーニー

 

2009年12月27日 有馬記念 芝2500m 中山競馬場

1着=⑨ドリームジャーニー 牡5 57 (池添謙一) 2番人気
2着=②ブエナビスタ 牝3 53 (横山典弘) 1番人気
3着=⑥エアシェイディ 牡8 57 (後藤浩輝) 11番人気

タイム=2:30.0(良)
レース上がり3ハロン=36.0
勝ち馬上がり3ハロン=35.2

3連複=5,460円
3連単=18,890円
 

レース回顧

 
3歳牝馬ブエナビスタと5歳のドリームジャーニーが人気を分け合い、レースでも直線で2頭のマッチレースとなった。先手を打ったブエナビスタが抜け出した所をドリームジャーニーが捕まえる形で後続を突き放し、最後は勢いに勝ったドリームジャーニーが半馬身抜け出て春の宝塚記念に続く同一年グランプリ連覇を達成。離れた3着に11番人気のエアシェイディが入るも3連単は2万円を切る低配当決着だった。
 

2008年 ダイワスカーレット

 

2008年12月28日 有馬記念 芝2500m 中山競馬場

1着=⑬ダイワスカーレット 牝4 55 (安藤勝己) 1番人気
2着=⑭アドマイヤモナーク 牡7 57 (川田将雅) 14番人気
3着=⑥エアシェイディ 牡7 57 (後藤浩輝) 10番人気

タイム=2:31.5(良)
レース上がり3ハロン=36.4
勝ち馬上がり3ハロン=36.4

3連複=192,500円
3連単=985,580円
 

レース回顧

 
現役最強牝馬のダイワスカーレットが悠々と先手を打ち、強豪馬相手に影を踏ませぬ快走でグランプリのタイトルをGET。追い掛けた先行勢は軒並み脚を使い切って失速。代わりに突っ込んで来たのが最後方待機策に賭けていた最下位人気のアドマイヤモナークだった。2着にも10番人気のエアシェイディが入り、3連単は100万円に届きそうな超大万馬券となった。
 

2007年 マツリダゴッホ

 

2007年12月23日 有馬記念 芝2500m 中山競馬場

1着=③マツリダゴッホ 牡4 57 (蛯名正義) 9番人気
2着=⑦ダイワスカーレット 牡4 53 (安藤勝己) 5番人気
3着=④ダイワメジャー 牡4 57 (M.デムーロ) 6番人気

タイム=2:33.6(稍重)
レース上がり3ハロン=36.4
勝ち馬上がり3ハロン=36.3

3連複=73,320円
3連単=800,880円
 

レース回顧

 
暮れの中山の荒れ馬場に加えて、稍重で泥濘んだ馬場が各馬のスタミナを奪う消耗戦となった。先行して且つパワーのある馬が台頭する条件下で、最も中山競馬場を得意とするマツリダゴッホが4コーナー先頭の積極策から逃げ切り勝ち。2、3着のダイワ勢を引き連れて堂々の有馬記念制覇を飾った。3連単は80万円を超える万馬券決着。
 

2006年 ディープインパクト

 

2006年12月24日 有馬記念 芝2500m 中山競馬場

1着=④ディープインパクト 牡4 57 (武豊) 1番人気
2着=①ポップロック 牡5 57 (O.ペリエ) 6番人気
3着=⑤ダイワメジャー 牡5 57 (安藤勝己) 3番人気

タイム=2:31.9(良)
レース上がり3ハロン=35.4
勝ち馬上がり3ハロン=33.8

3連複=2,890円
3連単=9,680円
 

レース回顧

 
伝説の3冠馬ディープインパクトの引退レース。まだまだ走れると言わんばかりのパフォーマンスで、見事1.2倍の圧倒的支持に応え完勝し有終の美を飾った。2着にはペリエ騎乗のポップロック、3着にはダイワメジャーが入線。最後の最後までディープインパクトは飛び続け、全国のファンに勇気と希望を与えてくれた。
 

2005年 ハーツクライ

 

2005年12月25日 有馬記念 芝2500m 中山競馬場

1着=⑩ハーツクライ 牡4 57 (C.ルメール) 4番人気
2着=⑥ディープインパクト 牡3 55 (武豊) 1番人気
3着=⑭リンカーン 牡5 57 (横山典弘) 6番人気

タイム=2:31.9(良)
レース上がり3ハロン=35.5
勝ち馬上がり3ハロン=35.0

3連複=2,970円
3連単=30,500円
 

レース回顧

 
圧倒的1番人気ディープインパクトがいつも通り後方からの競馬。逆にいつもとは違い先行したのがハーツクライ。番手から追走し4コーナーで徐々にエンジンをふかして行くと、捲り気味に上がって来たディープインパクトと共に前を捉えて直線コースへ。そこからまた一段ギアを上げて加速、迫り来るディープインパクトの追撃を半馬身差抑えて見事にハーツクライが初タイトルを獲得した。3着にはリンカーンが入線。
 

2004年 ゼンノロブロイ

 

2004年12月26日 有馬記念 芝2500m 中山競馬場

1着=①ゼンノロブロイ 牡4 57 (O.ペリエ) 1番人気
2着=⑨タップダンスシチー 牡7 57 (佐藤哲三) 3番人気
3着=⑥シルクフェイマス 牡5 57 (四位洋文) 9番人気

タイム=2:29.5(良)
レース上がり3ハロン=35.6
勝ち馬上がり3ハロン=35.3

3連複=5,860円
3連単=24,760円
 

レース回顧

 
タップダンスシチーが逃げゼンノロブロイがマンマークの番手追走。レースも道中全く動かずそのままの隊列で直線コースへ。上位人気2頭が楽をした結果、その両頭による完全な行った行ったの競馬となり最後はゼンノロブロイがタップダンスシチーを競り落として有馬記念のタイトル及び古馬3冠を達成した。3着にシルクフェイマスが入線。
 

2003年 シンボリクリスエス

 

2003年12月28日 有馬記念 芝2500m 中山競馬場

1着=⑫シンボリクリスエス 牡4 57 (O.ペリエ) 1番人気
2着=③リンカーン 牡3 55 (武豊) 4番人気
3着=②ゼンノロブロイ 牡3 55 (柴田善臣) 3番人気

タイム=2:30.5(良)
レース上がり3ハロン=35.6
勝ち馬上がり3ハロン=35.3

馬単=1,980円
3連複=1,720円
 

レース回顧

 
菊花賞馬ザッツザプレンティが大逃げを打ち、それにアクティブバイオが競りかけて隊列は長くなる大味なレース展開。リンカーンが4コーナー早め先頭へ立ち、そこに1番人気シンボリクリスエスが並びかけるも一瞬にしてかわし最後は何と9馬身差を付ける内容で完勝。引退レースに自ら華を添えた。3着にゼンノロブロイ。
 

2002年 シンボリクリスエス

 

2002年12月22日 有馬記念 芝2500m 中山競馬場

1着=①シンボリクリスエス 牡3 55 (O.ペリエ) 2番人気
2着=⑧タップダンスシチー 牡5 57 (佐藤哲三) 13番人気
3着=②コイントス 牡4 57 (岡部幸雄) 8番人気

タイム=2:32.6(稍重)
レース上がり3ハロン=35.8
勝ち馬上がり3ハロン=34.6

馬単=20,630円
3連複=40,570円
 

レース回顧

 
1番人気ファインモーションが逃げるも、3コーナーでタップダンスシチーがハナを奪い後続を大きく引き離し直線コースへ。馬群の中から抜け出したシンボリクリスエスが1頭だけ異次元の伸びでタップダンスシチーに迫ると、ゴール前で際どくかわして勝利。天皇賞秋に続いてGⅠ2勝目を飾った。3着にコイントスが入線。
 

2001年 マンハッタンカフェ

 

2001年12月23日 有馬記念 芝2500m 中山競馬場

1着=④マンハッタンカフェ 牡3 55 (蛯名正義) 3番人気
2着=①アメリカンボス 牡6 57 (江田照男) 13番人気
3着=②トゥザヴィクトリー 牝5 55 (武豊) 6番人気

タイム=2:33.1(良)
レース上がり3ハロン=34.6
勝ち馬上がり3ハロン=33.9

馬連=48,650円
 

レース回顧

 
トゥザヴィクトリーがゆったりとしたペースで逃げ、馬群を集団のまま直線コースへ引き連れる展開。そのまま坂上まで先頭を粘り切るも、大外から33秒台の脚を繰り出した菊花賞馬マンハッタンカフェが鮮やかな差し切りで強豪達を撃破。2着に番手からなだれ込んだアメリカンボス、3着に逃げたトゥザヴィクトリーが入線。5着の1番人気テイエムオペラオーは引退レースを勝利で飾る事は出来なかった。
 

2000年 テイエムオペラオー

 

2000年12月24日 有馬記念 芝2500m 中山競馬場

1着=⑦テイエムオペラオー 牡5 57 (和田竜二) 1番人気
2着=⑬メイショウドトウ 牡5 57 (安田康彦) 2番人気
3着=⑫ダイワテキサス 牡8 56 (蛯名正義) 13番人気

タイム=2:34.1(良)
レース上がり3ハロン=37.1
勝ち馬上がり3ハロン=36.4

馬連=380円
 

レース回顧

 
ダイワテキサスが中団から早めに動いて直線入り口では先頭に並びかける積極的な競馬。とは言え、後続も集団で迫り来る中、外からメイショウドトウが一旦は先頭に立つも馬群を割って抜け出したのはテイエムオペラオー。不利な状況を跳ね除け坂上で馬体を併せると、最後はハナ差前に出て勝利。古馬三冠を達成すると共に、2000年を無敗で終える完璧なシーズンとなった。
 

まとめ

 
以上、有馬記念の過去20年分のレースまとめ。

ご覧のように、荒れる時と堅く収まる時の差が激しいレース。基本的に1番人気の実績は十分だが、10番人気以下の突っ込みと多数見られるのが特徴。その塩梅を見極めるのに苦労しそうだが、先ずは上位人気勢の不安要素などを抽出する所から始めるべきだろう。

後は、各データを元に穴馬候補を絞り出し、より安定感のある上位人気と穴馬とをかけ合わせたBOX馬券が最も効率の良い買い方だ。決して1頭軸などの絞り切った展望だけは避ける様にしたい。

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