サラブレッドとしては世界最高齢

 
長野県のスエトシ牧場で余生を過ごしていたシャルロット

長野県のスエトシ牧場で余生を過ごしていたシャルロット

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農耕馬(ばん馬)やアラブ馬など様々な品種が存在する馬の世界だが、純粋なサラブレッド系の中では世界を見渡してもシャルロットが世界最高齢だというのは間違いない。人間の年齢に直すと×4歳という換算となり、単純計算で約160歳という大往生でこの世を去った事となる。2014年に当時の長寿記録を持っていた三冠馬シンザンの記録を塗り替えると、現役時代は地方の大井競馬で2勝だった無名の馬が一気に注目を浴びた。ちなみに、同期にはバンブーアトラスやハギノカムイオーなど往年の活躍馬も名を連ねる。
 

次の記録更新がかかるその名もルーキー

 
ルーキーがシャルロットの記録更新なるかに注目だ

ルーキーがシャルロットの記録更新なるかに注目だ

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シャルロットが亡くなった今、日本で最高齢に躍り出たのは埼玉県の駿ホースクラブにいるルーキーだ。競走馬時代はラッキーシラギクという名で名古屋競馬で活躍。引退後は乗馬として各地を転々とし、1995年から現在の場所に移って来たとの事だ。元々、体幹が強く足腰もしっかりしている事、優秀なスタッフが揃っており同クラブの管理体制が充実している事などを鑑みて、37歳の本馬がシャルロットの持つ記録を更新する可能性は非常に高い。注目しておこう。
 

全品種を加えると62歳が世界最高記録

 
イギリスのばん馬、オールドビリーが世界最高長寿

イギリスのばん馬、オールドビリーが世界最高長寿

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文献の限りでは、1760年にイギリスで生まれたオールドビリーというばん馬が62歳という記録を残している。競走馬ではなく運河ではしけ船を挽いていたとの事だが、その偉大な功績を讃えて博物館では本馬の頭部の骨と剥製を展示しているのだとか。人間の年齢に直すと、240歳を超えるという歴史的な長寿馬である。
 
オールドビリーの頭部の骨とされる展示品

オールドビリーの頭部の骨とされる展示品

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剥製には『The World's oldest hor...

剥製には『The World's oldest horse』と記載

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種牡馬としての最高年齢は33歳

 
障害用の種馬として33歳まで活躍したテュルジオン

障害用の種馬として33歳まで活躍したテュルジオン

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種牡馬としては、愛セントレジャーなどを制したステイヤーのテュルジオンが最高齢。引退後はフランスで障害用の種馬として2018年に26頭の繁殖牝馬に種付けを行っている。惜しくも2019年4月にこの世を去っているが、30歳を超えて尚元気に過ごしていたとの事。同期にはあのサンデーサイレンスがおり、先日ディープインパクトが17歳で亡くなったのが如何に短命だったかお分かり頂けるだろうか。
 

まとめ

 
以上、シャルロットの訃報を受け関連した記事をまとめてみた。

それにしても、書いていて尚ディープインパクトがこの世を去った事が悲しくて仕方ない。17歳という若さ、まだまだ種馬としても活躍して欲しかったというのが正直な所だ。その折、ロジャーバローズも屈腱炎で引退という報せが飛び込んで来ており、馬が如何に脆く繊細な生き物かという事も度々思い知らされる。

馬の余生に携わる人々も本当に苦労が多いとは思うが、どうかたくさんの競走馬がセカンドキャリアを楽しく暮らせる環境が全国各地に整って欲しいばかりである。

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