日本ダービー2019の結果

 

日本ダービー2019の動画

 

レース回顧

 
最内枠のロジャーバローズが行く気を見せるも、外から勢い良くリオンリオンがハナを奪って縦長の展開へ。想定通りの大逃げを打ったリオンリオンが前半1000m57秒台のハイペースで飛ばして行った。人気馬はダノンキングリーが5番手、その直後にヴェロックス、その2頭を見る様にして出遅れたサートゥルナーリアが続いて行った。4コーナーを回って各馬進出を始めるも、2番手のロジャーバローズが出し抜けを図って直線は早くも先頭に立つ競馬。それを追い掛け有力馬たちが脚を伸ばすも、ダノンキングリーがゴール前で並びかけるのが精一杯。12番人気の低評価を覆してロジャーバローズが見事、第86回の日本ダービー馬に輝いた。
 

勝ち馬ロジャーバローズ

 
ロジャーバローズ

ロジャーバローズ

牡馬

父馬:ディープインパクト
母馬:リトルブック
母父:Librettist
所属:角居勝彦厩舎(栗東)
生産:飛野牧場
馬主:猪熊広次

通算成績:6戦3勝(3-2-0-1)
主な戦績:日本ダービーなど
via google imghp
 
前走の京都新聞杯でも好時計の逃げで2着に入っていたロジャーバローズ。今回はリオンリオンという先導役がいて、自身は離れた2番手の実質的な逃げを打てた展開が見事にハマった印象だ。後続勢も動くに動けない状態から、先に仕掛けて高速馬場の前が止まらない条件を活かした鞍上の好騎乗でもあった。ディープインパクト産駒の底力と強みを感じさせる競馬で、12番人気ながら大舞台を射止める歴史的な勝利を飾る。
 

レースを振り返ってのベスト予想

 
◎サートゥルナーリア
〇ダノンキングリー
▲ヴェロックス
 

馬連:想定3点:×不的中、三連単:想定6点:×不的中

 
結果的にはロジャーバローズが勝ったが上位3頭もしっかり2~4着にきているので3頭のみが理想の想定だっただろう。
 

全着順結果

 

RR:114.6 ※想定RR:112.4

 
                         
着順 馬番 出走馬 斤量騎手 評価タイム(着差) 本印 石川 坂入 大川 今中 田中 単勝オッズ
1 1 ロジャーバローズ 57.0 浜中 115.0 2:22.6R × × 93.1
2 7 ダノンキングリー 57.0 戸崎 120.3 クビ × 4.7
3 13 ヴェロックス 57.0 川田 117.5 2.1/2 4.3
4 6 サートゥルナーリア 57.0 Dレン 119.0 1/2 1.6
5 9 ニシノデイジー 57.0 勝浦 108.0 アタマ × 107.9
6 10 クラージュゲリエ 57.0 三浦 109.7 クビ × 66.2
7 14 ランフォザローゼス 57.0 福永 110.0 クビ × 33.3
8 11 レッドジェニアル 57.0 酒井 109.0 1.1/4 × 92.9
9 16 タガノディアマンテ 57.0 田辺 105.2 2.1/2 × × 265.1
10 8 メイショウテンゲン 57.0 武豊 105.8 1 × 80.0
11 5 マイネルサーパス 57.0 丹内 97.0 1.1/4 × 434.3
12 3 エメラルファイト 57.0 石川 101.0 3/4 × × 131.7
13 17 ナイママ 57.0 柴田大 100.8 1.1/4 × 420.1
14 2 ヴィント 57.0 竹之下 94.0 アタマ 317.9
15 15 リオンリオン 57.0 横山武 102.5 3 × × × 53.2
16 18 シュヴァルツリーゼ 57.0 石橋 103.7 ハナ × × × 77.3
17 4 サトノルークス 57.0 池添 94.5 5 × × 67.7
18 12 アドマイヤジャスタ 57.0 Mデム 100.0 7 × × × 25.9


 

危険な人気馬結果 サートゥルナーリア→4着(1人気)

 
直線での手応え、抜け出し方、途中での止まり方を見る限り、やはり距離が長かったという見解が正しいサートゥルナーリア。出遅れやテン乗りの部分もあっただろうが、1馬身は前に出ていたところからヴェロックスに最後差し返されている辺り、単純にスタミナが切れた見方が1番しっくり来る。今後は2000m以下で活躍を期待したい。
 

穴馬予想結果 シュヴァルツリーゼ→16着(9人気)

 
パドックまでの気配は良かったが、やはりスタンド前発走で独特の雰囲気、大外枠という条件から少々厳しい流れになったのは致し方あるまい。能力というよりはキャリアの浅さ、本馬自身の幼さが仇となって全くポテンシャルを発揮できないまま終わってしまった。秋以降の巻き返しを待ちたい。
 

配当&本印予想結果

 
馬連予想 ⑥⑬-⑩⑪⑭ 不的中
単勝 1 9,310円 枠連 1-4 7,150円
複勝 1 930円 ワイド 1-7 1,990円
7 210円 1-13 2,280円
13 190円 7-13 380円
馬連 1-7 11,200円 馬単 1→7 47,090円
三連複 1-7-13 12,050円 三連単 1→7→13 199,060円


 

編集部の見解

 
勝ち馬ロジャーバローズについて、内枠、展開が見事にはまったかたち。鞍上も上手く乗ったと思う。2着馬が迫ってくる中抜かせなかったのはとても評価できるし強い競馬であった。見事の一言。2着馬ダノンキングリーについて、ペースがこの馬に合っており、鞍上の乗り方も完璧であった。際どい2着でありこの馬もかなり強い競馬。東京ならかなり信頼できそうであり、しかし距離は1800〜2000メートルならといった形か。3着馬ヴェロックスについて、難しい枠、展開の中3着と力のあるところは見せてくれた。少し抑える形でポジションが下がってしまった印象なのでそこは枠や並びの関係といったところか。4着サートゥルナーリアについては出遅れが全て。出遅れで大外を回してあの内容なので能力の高さは感じさせてくれた。(石川)
 
ロジャーバローズは枠の利も生かし、浜中騎手の完璧な騎乗だった。リオンリオンがハイペースで引っ張るも慌てず2番手追走。直線抜け出すとダービー週のインコースはやはり止まらない。ダノンキングリーの猛追をクビ差しのいだ。終わって見ればディープインパクト産駒のワンツーであった。サートゥルナーリアはスタートの出遅れが全てだったか。(坂入)
 
直線でロジャーバローズがうちのままに対してダノンキングリーが外に持っていたがあれあのまま内でせりかけてたらどうだったんだろうと考えてしまう。逆にロジャーバローズにプラスだったのかもしれないし。結果は結果だが、やはりこのクラスになると前々からいってそのままとまらないという競馬をしないと今は難しい。一番しんどい競馬をしてそのまま勝ったのだから評価したい。それでも3強は上位に来ているだけにロジャーバローズがこの3頭相手に今後も勝負できるかはまだ半信半疑である。本命サートゥルナーリアもダノンキングリーとヴェロックスのワンツーでサートゥルナーリア3着馬券2本にぶっこんでいたのでロジャーバローズはアンチ確定ですが。(大川)
 
前日と当日の馬場パターンを読んでいれば簡単に取れた馬券だった。全てが向いた展開だったが、ノーザンファームの脅威を止めたロジャーバローズ陣営はあっぱれ。浜中騎手も久しぶりのG1勝利でこれから馬質も変わっていくだろう。(今中)
 
先週のオークス同様、レコード決着でのディープインパクト産駒でワンツーフィニッシュ。やはり競馬はブラッド・スポーツなんだなと再認識させられてしまった。サートゥルナーリアは出遅れもそうだが、何よりあの止まり方は距離。残り200mでピタッと勢いが無くなった。ロジャーバローズに関しては展開の妙としか言い様が無い。2回同じ競馬は出来ないだろう。1番強い内容だったのはダノンキングリー、あの走りで勝てないのだから運が無いとしか言い様がない。(田中)
 

日本ダービー2019の予想

 

◎サートゥルナーリア

 
サートゥルナーリア

サートゥルナーリア

牡馬

父馬:ロードカナロア
母馬:シーザリオ
母父:スペシャルウィーク
所属:角居勝彦厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:キャロットファーム

通算成績:4戦4勝(4-0-0-0)
主な戦績:皐月賞、ホープフルステークスなど
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無敗の皐月賞馬、サートゥルナーリア。その強さは同世代でも比類するものがおらず現在無傷の4連勝中。シーザリオの代表産駒として、既にエピファネイア、リオンディーズよりも大物として扱われている逸材である。凱旋門賞遠征のプランも立っており、ここで圧勝する様ならそれもいよいよ現実味を帯びて来る。但し、今回はC.ルメール騎手が騎乗停止のため、D.レーン騎手に乗り替わる点に最大の焦点だろう。
 

○ヴェロックス

 
ヴェロックス

ヴェロックス

牡馬

父馬:ジャスタウェイ
母馬:セルキス
母父:Monsun
所属:中内田充正厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:金子真人ホールディングス

通算成績:6戦3勝(3-2-0-1)
主な戦績:皐月賞2着、若葉ステークスなど
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皐月賞で2着惜敗を喫したヴェロックス。最後の直線でサートゥルナーリアに外から馬体をぶつけられる不利もあったが、ゴール前でもう一度差し返している様に決して力負けではなかった1戦。むしろ、距離延長と東京コースの経験、鞍上も継続騎乗と全ての点において有利に働くイメージもある。ここで勝てば金子オーナーも何と5度目のダービー制覇。神通力というのものが本当にあるのなら見てみたい。
 

出馬表&レーティング&予想オッズ

 

想定RR:112.4

 
上位3頭は強い。他路線組がいようがこれはゆるがないので結果あれようが予想としては3頭ボックス1点でよいだろう。
 
   
馬番 出走馬 斤量 騎手 評価 本印 石川 坂入 大川 今中 田中 予想オッズ
1 ロジャーバローズ 57.0 浜中 106.0 × × 68.4
2 ヴィント 57.0 石川 100.0 279.2
3 エメラルファイト 57.0 石川 103.0 × × 92.4
4 サトノルークス 57.0 池添 98.0 × × × 77.7
5 マイネルサーパス 57.0 丹内 94.0 × 546.9
6 サートゥルナーリア 57.0 Dレン 121.0 1.8
7 ダノンキングリー 57.0 戸崎 118.0 × 3.4
8 メイショウテンゲン 57.0 武豊 106.0 × 94.1
9 ニシノデイジー 57.0 勝浦 100.5 × 109.9
10 クラージュゲリエ 57.0 三浦 107.0 × 48.3
11 レッドジェニアル 57.0 酒井 109.0 × 44.7
12 アドマイヤジャスタ 57.0 Mデム 106.0 × × × 53.4
13 ヴェロックス 57.0 川田 118.0 3.7
14 ランフォザローゼス 57.0 福永 109.5 × 21.5
15 リオンリオン 57.0 横山武 109.0 × × × 37.1
16 タガノディアマンテ 57.0 田辺 105.3 × × 137.7
17 ナイママ 57.0 柴田大 102.2 × 340.6
18 シュヴァルツリーゼ 57.0 石橋 107.5 × × × 83.1


 

危険な人気馬 サートゥルナーリア(想定1人気)

 
過去数十年を遡って見ても、ダービーを乗り替わりのテン乗りで制した事例は記憶に無い。それだけ、人馬のコンビネーションというものが必要であり、少しのミスが大きく結果に影響する世紀の1戦である。D.レーン騎手が下手という訳ではなく、それだけダービーは特別なレースという事だろう。飛ぶとすればやはりこの馬か。
 

穴馬予想 シュヴァルツリーゼ(想定11人気)

 
飛んでくるとしたらこの馬だろうか。新馬戦のパフォーマンス、弥生賞時の末脚などを考えればポテンシャルだけで言えば上位3頭に次ぐ素材。もし仮に、上位3頭のいずれかが飛んで展開がハマればこの馬が突っ込んで来る可能性は大きい。何より不利とされる大外枠だが、本馬にとっては願ってもない絶好枠。不器用で馬群に入れると走らないのならコース利を無視してでも外をブン回すくらいがちょうど良い。
 

編集部の見解

 
本命はサートゥルナーリア、追い切りをみても素晴らしい動きで状態は良く見える。皐月賞を使っての上積みを期待できる点もとてもプラス。皐月賞では際どい勝負であったが、休み明けを考えると文句なしのレースであり、乗り変わりが少しマイナスだがスムーズであればダービーはこの馬であろう。能力が抜けている。対抗はヴェロックス、1週前、直前と素晴らしい内容の追い切り。状態は文句なしであろう。距離が伸びていいタイプであるし東京のコースも合う。皐月賞をみても能力が高いことは証明している。枠順辺りしかマイナス点がないのも好材料。鞍上も得意なタイプの馬であろうしここも期待がもてる。(石川)
 
何と言ってもディープインパクト以来、無敗のダービー馬誕生なるかが最大の焦点。本命はやはりサートゥルナーリア。とにかく穴がなく、皐月賞も着差以上に強いレースだった。2冠は目の前だろう。対抗はヴェロックス。皐月賞は負けて強しの内容。広いコースに変わるのはプラス、サートゥルナーリアを負かすのは容易ではないが、川田騎手の手腕にかかる。以下、サトノルークス、ダノンキングリー、ロジャーバローズなどが続く。(坂入)
 
本命対抗単穴は3強の3頭。全部普通に強い。人気ない方から買う感じでもいいかなと。まだ余力あったぶっつけで皐月賞馬になったサートゥルナーリアが本命だが、前々から押し切れるダノンキングリーを対抗、力差ないヴェロックスを単穴に。他はいらない。(大川)
 
◎ダノンキングリー、ダービー馬はダービー馬から、という名言があるようにディープ産駒のこの馬を推す。長い直線の府中なら逆転可能。○ヴェロックス、堅実な走りはするが頭で来るかと言われると悩む一頭。しかし、ダービーを何回も勝っている金子オーナーの馬なので1発もありえる。▲サートゥルナーリア、この世代で1番速い馬は間違いなくこの馬だが、ダービーで勝ち切るのは難しいか。(今中)
 
ダービーを勝つには運。それを金子オーナーを見て来て何度感じた事だろう。2度ある事は3度ある、を優に超えている分、もう何度あっても驚けない。鞍上込みでやはり本命はヴェロックス。普通に考えれば対抗はサートゥルナーリアか。とは言え、レーン騎手乗り替わりは只々痛い。後は、ハイペースになってダノンキングリーがスタミナ切れの際にヴィント以外なら何が突っ込んでもおかしくないメンバー構成。昔からダービー3着は訳のわからない馬が紛れ込むイメージもある。(田中)

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