アイルハヴアナザー
種付け料:320万円(2016年) 種付け頭数:152頭(2013年)
前述でも触れたが、日本が誇るオーナーブリーダーのラフィアングループ総帥・岡田氏が惚れ込んで日本へ連れて帰って来た馬。これだけで産駒が走らない訳がないのだ。しかも、父のフラワーアレイは日本のGⅠ馬トーセンラーとスピルバーグの半兄にあたり、血統的には日本競馬への順応性も十分だ。
既に現時点で1頭勝ち上がっており、夏競馬に入るとこれからダート戦もどんどん増えて来るので本馬の本領発揮といった所か。
既に現時点で1頭勝ち上がっており、夏競馬に入るとこれからダート戦もどんどん増えて来るので本馬の本領発揮といった所か。
ルーラーシップ
種付け料:250万円(2016年) 種付け頭数:208頭(2013年)
日本国内のトップバッターはルーラーシップ。繁栄族のダイナカール一族から初めての種牡馬という事もあり、産駒たちがどの様に走るかに大いに注目が集まる。実際、産駒の評判はいずれの生産者からもかなり評判が良いとの事。ルーラーシップのポテンシャルがきっちりと伝われば自ずと子ども達も走って来る。
既にこちらも1頭、勝ち上がっており主に中長距離での活躍が予想される。
既にこちらも1頭、勝ち上がっており主に中長距離での活躍が予想される。
ディープブリランテ
種付け料:120万円(2016年) 種付け頭数:205頭(2013年)
ディープインパクト産駒初となるダービー馬。現役時代はその類まれなスピードで他馬を圧倒し、やや距離が長いとされていたダービーでも見事先行抜け出しから粘りきって戴冠した。気性面でやや荒い部分もあったが、それを良い方向に引き出せれば産駒もダイレクトに能力が伝わるのではないだろうか。
ディープインパクト→ディープブリランテ→と親子3代によるダービー制覇が見たいものである。
ディープインパクト→ディープブリランテ→と親子3代によるダービー制覇が見たいものである。
キングズベスト
種付け料:250万円(2016年) 種付け頭数:174頭(2013年)
ワークフォース、エイシンフラッシュの父。その実績から日本の軽い芝への適性は示しており、確実に産駒は走って来るだろう。シャトル種牡馬として各国でリースされて来ており、2013年から日本でも供用が開始された。そういう点では、他の新種牡馬とは少し意味合いが異なる。
逆を言えば、既に19歳と高齢の為、体力的な面から見ても爆発的な繁栄は少し難しいだろう。
逆を言えば、既に19歳と高齢の為、体力的な面から見ても爆発的な繁栄は少し難しいだろう。
スマートファルコン
種付け料:80万円(2016年) 種付け頭数:164頭(2013年)
言わずと知れた、近年のダート界で最も活躍した快速馬。間違いなく産駒の主戦場もダートがメインとなって来るだろうが、本馬自体がかなりのスタミナを持ち合わせていたので上がりのかかる芝の中長距離ならこなせそうな気もする。
遂に叶わなかったドバイワールドカップの制覇を、仔に託してその夢の続きを見せてもらいたいものである。
遂に叶わなかったドバイワールドカップの制覇を、仔に託してその夢の続きを見せてもらいたいものである。
フリオーソ
種付け料:50万円(2016年) 種付け頭数:136頭
個人的に最も期待している種牡馬がフリオーソである。地方馬ながら、各地の交流GⅠに勝利しフェブラリーSでも2着に入るなど中央馬顔負けの実績を誇る。その良血ぶりも買われ、めでたく種牡馬入りした。
3歳時に芝のレースへ挑戦し敗戦はしているが血統的には問題ない筈で、産駒が芝をメインに大活躍しても全く驚かない。フリオーソから中央のGⅠを勝つ産駒が出る日も近い。
3歳時に芝のレースへ挑戦し敗戦はしているが血統的には問題ない筈で、産駒が芝をメインに大活躍しても全く驚かない。フリオーソから中央のGⅠを勝つ産駒が出る日も近い。
まとめ
以上、有力な5頭をピックアップ。
他にも、アーネストリーやオウケンブルースリ、トーセンホマレボシにサマーバードなど産駒数は少ないながらも期待の出来そうな新種牡馬がたくさんいる。
この中からダービー、果ては海外のGⅠを勝つ馬が何頭も出て来る事を願いたい。出来れば、非サンデー・非キングマンボ系の馬の台頭が望ましいのだが…そういう観点から見ればやはりアイルハヴアナザーか。
他にも、アーネストリーやオウケンブルースリ、トーセンホマレボシにサマーバードなど産駒数は少ないながらも期待の出来そうな新種牡馬がたくさんいる。
この中からダービー、果ては海外のGⅠを勝つ馬が何頭も出て来る事を願いたい。出来れば、非サンデー・非キングマンボ系の馬の台頭が望ましいのだが…そういう観点から見ればやはりアイルハヴアナザーか。
母馬:Arch's Gal Edith
母父:Arch
主な勝鞍:米クラシック2冠