府中牝馬ステークス2018の結果

 

府中牝馬ステークス2018の動画

 

レース回顧

 
スタートからカワキタエンカが積極的にハナを主張し単独の逃げ。そこから後続を引き離して行き、前半1000m58秒1というハイラップで直線コースへ。その時点で10馬身近い差を付け残り200mまで驚異の粘り腰を発揮するも坂上で脚が鈍ってジ・エンド。先行勢からジュールポレール、後方からリスグラシューがかわしにかかり最後は大外から1番人気のディアドラが豪快に差し切って重賞2連勝を飾った。上がり32秒3の鬼脚で牝馬の強豪勢を一蹴して見せた。2着リスグラシュー、3着にフロンテアクイーンが入線。ソウルスターリングはまさかのブービーに終わっている。4歳世代のライバルたちに明暗分かれた1戦。
 

勝ち馬ディアドラ

 
ディアドラ

ディアドラ

牝馬

父馬:ハービンジャー
母馬:ライツェント
母父:スペシャルウィーク
所属:橋田満厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:森田藤治

通算成績:19戦7勝(7-3-3-6)
主な戦績:秋華賞など
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今年の春にドバイターフで世界の強豪相手に善戦したディアドラの地力は確かだった。前走のクイーンステークスも強かったが、今回の府中牝馬ステークスは特に圧巻の一言。ほぼ最後方待機から直線だけでリスグラシュー以下をまとめてかわす脚は、もはや牝馬同士ではライバルがいないという事を証明したと言って良い。ハービンジャー産駒らしい古馬になってからの本格化、母父スペシャルウィークの底力も後押しして名牝クラスの1頭にまで成長してもおかしくないだろう。次走のローテーションに注目が集まるも、エリザベス女王杯ならほぼ確勝級ではないだろうか。
 

レースを振り返ってのベスト予想

 
◎ディアドラ
◯リスグラシュー
△ジュールポレール
ミスパンテール
×ソウルスターリング
クロコスミア
フロンテアクイーン
カワキタエンカ
アドマイヤリード
 

馬連:想定5点:△的中、三連単:想定42点:◯勝利

 
本命ディアドラ、対抗リスグラシュー1択で過剰人気のソウルスターリングは除く単勝15倍未満を連下、
単勝30倍未満を紐が理想の想定だっただろう。想定範囲としてはこれ以上しぼるのはこのメンバーでの想定としてはナンセンスなので馬連はトリガミで良い。
 

全着順結果

 

RR:106.8 ※想定RR:107.6

 
                 
着順 馬番 出走馬 斤量騎手 評価タイム(着差) 本印 大川 河本 浜野 道永 単勝オッズ
1 4 ディアドラ 56.0 Cルメ 112.4 1:44.7 2.3
2 10 リスグラシュー 54.0 Mデム 109.7 クビ 3.0
3 2 フロンテアクイーン 54.0 蛯名 105.8 1/2 × 21.5
4 6 ジュールポレール 56.0 109.3 1.1/4 × 11.8
5 1 クロコスミア 55.0 岩田 105.3 1.1/4 × 16.3
6 9 カワキタエンカ 54.0 池添 103.8 クビ × 23.8
7 8 アドマイヤリード 55.0 田辺 106.2 クビ × 29.0
8 7 メイズオブオナー 54.0 福永 98.0 2.1/2 113.1
9 11 ミスパンテール 55.0 横山典 103.3 1.1/4 11.9
10 3 ソウルスターリング 55.0 北村宏 106.9 ハナ × 7.7
11 5 キョウワゼノビア 54.0 田中勝 90.0 2 171.9


 

危険な人気馬結果 ソウルスターリング→10着(3人気)

 
想定通りの敗戦と言え、これでほぼソウルスターリングの戦線離脱を確定付けて良いと判断する。レース中もスムーズな追走、伸びなくてはいけない局面で逃げたカワキタエンカを捉えられないというのが今の実力なのだろう。調教もひと頃の迫力が無く、牝馬特有の燃え尽き症候群で今後復活する事は難しそう。
 

穴馬予想結果 カワキタエンカ→6着(8人気)

 
想像以上のハイペースで飛ばすも、直線コースも半ばまで先頭をキープし見せ場タップリの競馬で存在感を見せ付けたカワキタエンカ。溜めるよりもある程度行き切った方が持ち味が活き、展開次第では大舞台でも脅威の1頭になるだろう。しかし、何が何でも今回は速すぎた。
 

配当&本印予想結果

 
馬連予想 ②⑩-①②③⑥⑧⑨⑪ 的中
単勝 4 230円 枠連 4-8 290円
複勝 4 110円 ワイド 4-10 180円
10 120円 2-4 490円
2 240円 2-10 520円
馬連 4-10 380円 馬単 4→10 720円
三連複 2-4-10 1,310円 三連単 4→10→2 4,290円


 

編集部の回顧

 
本命ディアドラはやっぱりここだと力が違った印象。余力十分で完勝だった。対抗リスグラシューも地力通りの着順ではあった。馬券的には的中できたが馬連的には点数つかっていたのでトリガミだが予想としてはこれで良かった。フロンテアクイーンは本当に相手なりなんだなと再確認して評価を少しあげないとなという印象。あとはソウルスターリングの過剰人気もしっかり判断できていてたので予想としてはベストだった。(大川)
 
◎ディアドラ…後方からの競馬で、差し切れるか心配しましたが関係なかったですね。このメンバーでは力が1枚上手でした。速い時計での対応、また勝ち時計も優秀でしたし、上がり32.3秒には驚きました。次走が楽しみになりました。○リスグラシュー…スタートの出が良くなかったですが、やはり東京は合いますね。また休み明けでしたが、プラス12㎏での出走は成長分として見えました。ただ、勝ち馬が強すぎました。▲フロンテアクイーン…なかなか勝てないですね。小回り、または道悪になれば勝てるチャンスはあると思います。(河本)
 
着差以上に1、2着の2頭が強かったという競馬でした。◎リスグラシューはデムーロ騎手らしく勝ちに行った競馬でしたが、その分、〇ディアドラの格好の目標になってしまいました。相手なりに走るフロンテアクイーンに△をうてれば...、というところでしたが、△カワキタエンカの大逃げは見せ場が十分ありましたし、予想上はトリガミの馬連のみ的中になりすが、厚く買える〇◎で決まっていますし、納得はしています。(浜野)
 
本命ディアドラは流石の差し脚。前が早かったのもG直前で交わす為の追い風となった。リスグラシューもやはり実力通り。対抗まで上げておけば良かっただろう。単穴フロンテアクイーンも順当に圏内を確保。的中もトリガミ。買い方にもっと絞る工夫が必要だった。(道永)
 

府中牝馬ステークス2018の予想

 

◎ディアドラ

 
ディアドラ

ディアドラ

牝馬

父馬:ハービンジャー
母馬:ライツェント
母父:スペシャルウィーク
所属:橋田満厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:森田藤治

通算成績:18戦6勝(6-3-3-6)
主な戦績:秋華賞など
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秋華賞を勝った頃より更に一回り成長した様子のディアドラ。クイーンステークスではソウルスターリングなどを一切寄せ付けず驚異的な末脚で快勝して見せた。春のドバイターフでリアルスティールなどと接戦した実力は本物で、今となっては牝馬の同世代でも相手がいないと見て良いだろう。今回はその格付を決定的なものにする為の1戦と言える。
 

◎リスグラシュー

 
リスグラシュー

リスグラシュー

牝馬

父馬:ハーツクライ
母馬:リリサイド
母父:American Post
所属:矢作芳人厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:キャロットファーム

通算成績:14戦3勝(3-5-3-3)
主な戦績:ヴィクトリアマイル2着など
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GⅠ2着が4回と大舞台で勝ち切れないリスグラシュー。それでもやはり牝馬同士のGⅢ戦なら胸を張れる存在で、ディアドラに唯一対抗出来る1頭と言って良い。モレイラ騎手の予定だったが騎乗停止中の為、M.デムーロ騎手が代打で鞍上を務める。必殺仕事人がどういったエスコートをするのかにも注目だ。
 

▲フロンテアクイーン

 
フロンテアクイーン

フロンテアクイーン

牝馬

父馬:メイショウサムソン
母馬:ブルーボックスボウ
母父:サンデーサイレンス
所属:国枝栄厩舎(美浦)
生産:林孝輝
馬主:三協ファーム

通算成績:21戦2勝(2-9-2-8)
主な戦績:中山牝馬ステークス2着など
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ここ5戦連続で2着が続いているフロンテアクイーン。相手なりに走るタイプで自分の実力は如何なる条件でもしっかりと発揮する馬主孝行の1頭。とは言え、強豪相手でも一歩も引けを取らない走りを見せており、ちょっとした入れ違いで勝つ可能性も無くはない。ここはタイムリーな蛯名騎手の活躍に期待したい。
 

出馬表&レーティング&予想オッズ

 

想定RR:107.6

 
3歳馬なしの古馬牝馬GⅠかというメンバーが揃った。それでも前走圧勝のディアドラが古馬最強を確定させて本番へはずみをつけるのではないだろうか。マルチ軸でほぼ全頭への流しよりのフォーメーションでいいだろう。
 
馬番 出走馬 斤量 騎手 評価 本印 大川 河本 浜野 道永 予想オッズ
1 クロコスミア 55.0 岩田 105.2 × 17.8
2 フロンテアクイーン 54.0 蛯名 104.6 × 22.1
3 ソウルスターリング 55.0 北村 109.3 × 7.6
4 ディアドラ 56.0 Cルメ 111.1 2.1
5 キョウワゼノビア 54.0 田中勝 90.0 272.9
6 ジュールポレール 56.0 109.2 × 12.8
7 メイズオブオナー 54.0 福永 98.0 148.2
8 アドマイヤリード 55.0 田辺 106.2 × 19.3
9 カワキタエンカ 54.0 池添 103.7 × 23.7
10 リスグラシュー 54.0 Mデム 109.6 2.9
11 ミスパンテール 55.0 横山典 105.6 8.4


 

危険な人気馬 ソウルスターリング(想定3番人気)

 
前走で復調気配を見せていたソウルスターリング。が、ディアドラとリスグラシューに比べればまだまだ信用出来るレベルには至らず。今回は近走の成績からするとやや過剰人気しているとも言え、ここでまた好走出来れば良いのだがあっさりと凡走する可能性も高い。
 

穴馬予想 カワキタエンカ(想定9番人気)

 
ヴィクトリアマイルはさすがの負け過ぎだが、タイムだけ見てみるとベストタイムだったカワキタエンカ。昨年の府中牝馬ステークスでもクロコスミアが逃げ粘っている様に、単騎である程度のペースを守れればこのメンバーでも十分に戦える筈。スタートが勝負の決め手となるだろう。
 

編集部の見解

 
古馬牝馬なら間違いなく断然強いディアドラが登場しているので本命は信用している。東京コースがどうかは少し検証必要かなと。この時期の東京18だと後ろからは厳しい印象あるが対抗はリスグラシュー。地力で上位。ディアドラ信用しているので単穴はいらない。リスグラシューがポカした場合の3番手としては、上昇傾向のままG1まで上り詰めてまだそこをみせていないジュールポレールと春の勢いと先行力でミスパンテールを他の紐より上位評価。あとは下位2頭以外は馬券がらみはありえそうなので一応手広くいく。(大川)
 
◎ディアドラ…海外帰りの復帰戦、クイーンSでは4コーナーまくって2着馬に3馬身差をつける圧勝。レースぶりを見ると充実期であり、このメンバーの中では一枚上手。また1800m戦の成績がよく、小回り向きの印象であるが、前走の様な競馬ができたら問題ないと思われる。○リスグラシュー…ディアドラに逆転できるのはこの馬と考える。やはり東京巧者であり、東京新聞杯では牡馬にも勝っている。54㎏で出走できること、鞍上デムーロ騎手も魅力なところ。▲フロンテアクイーン…重賞善戦マンでなかなか勝つことができない。東京コースの成績も悪くなく、54㎏で出走できるならチャンスがあるか。以下、ソウルスターリング、ミスパンテール、ジュールポレールは地力は高く、レース展開によっては上位進出も考えられる。(河本)
 
1800m得意な4歳馬の中でも◎リスグラシューです。東京は合いますし、展開不向きだったヴィクトリアマイルも負けて強しの競馬でした。詰めが甘いタイプの馬ですから鞍乗デムーロはプラスなのではないでしょうか。〇ディアドラの前走は1頭だけ力が違ったという競馬でした。実績と地力上位は明らかなので、後は1戦しか経験のない東京と斤量がカギになります。その点で◎ではなく〇にしました。昨年の勝ち馬▲クロコスミアは前に行けるのもいいですし、あまり人気にならないタイプなので馬券的に狙い目です。同じく前で競馬ができ、1800mはパーフェクト連対の△カワキタエンカをおさえます。(浜野)
 
例年にない好メンバーが集まった当レース。◎ディアドラから入る。前走鋭く外から交わして放す足は見事。去年以上に充実してるとみる。あの脚が使えるならここでも中心。○ジュールポレール。前回は嵌った印象なのか今回も人気は低そう。坂路の動きからいきなりでもやれそうな気配。得意な東京だしここでも通じるはず。▲フロンテアクイーン。素晴らしいぐらい堅実に連続二着の馬。今回このレースを本気で取りたい馬を探すと、この馬しか思いつかない。(道永)

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