小倉記念2019の結果

 

2019年8月4日 第55回 小倉記念(GⅢ)【メールドグラース】

 

レース回顧

 
大外枠からストロングタイタンが積極的にハナに立つ展開、道中も馬群は1団にまとまって淡々と流れて行く。前半1分そこそこの平均ペースも各馬が思い思いの競馬で4コーナー過ぎから一気に流れが速くなった。4コーナーで外に膨れながら懸命に上がって行った。番手から抜け出しを図ったノーブルマーズだったが、ゴール前でトップハンデのメールドグラースが、57.5kgもなんのそのの走りで一気の差し切り勝ち。2着には最後方待機から怒涛の追い込みを見せたカデナが入線している。アイスストーム、アイスストームの期待された2頭は見せ場すら無く終わっている。
 

勝ち馬メールドグラース

 
メールドグラース

メールドグラース

牡馬

父馬:ルーラーシップ
母馬:グレイシアブルー
母父:サンデーサイレンス
所属:清水久詞厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:キャロットファーム

通算成績:17戦7勝(7-2-5-3)
主な戦績:鳴尾記念、新潟大賞典、小倉記念など
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今年に入って無双の活躍を見せるメールドグラース。新潟大賞典では半信半疑、鳴尾記念でその走りに自信を持ち、この小倉記念でそれが確信に変わっただろう。57.5kgの重量を背負いながら好位を外から差し切る内容はお見事としか言い様が無い。とにかくルーラーシップ産駒らしい成長曲線で古馬になってから覚醒の一途。現在GⅢを3連勝中だが、後の課題はGⅡクラス以上の強豪勢相手にどこまで戦えるかだろう。
 

レースを振り返ってのベスト予想

 
◎メールドグラース
〇アイスバブル
▲アイスストーム
△タニノフランケル
ノーブルマーズ
カデナ
×レトロロック
クリノヤマトノオー
ストロングタイタン
アウトライアーズ
 

馬連:想定9点:〇勝利、三連単:想定120点:〇勝利

 
本命はメールドグラース1択。対抗単穴は単勝5倍未満から、連下は単勝20倍未満、紐は単勝60倍未満が理想の想定だっただろう。

 

全着順結果

 

RR:106.0 ※想定RR:104.7

 
                       
着順 馬番 出走馬 斤量騎手 評価タイム(着差) 本印 石川 道永 坂入 田中 単勝オッズ
1 8 メールドグラース 57.5 川田 112.3 1:58.8 2.6
2 9 カデナ 56.0 北村友 108.2 クビ 16.8
3 6 ノーブルマーズ 56.0 高倉 107.2 3/4 14.7
4 3 タニノフランケル 55.0 松若 104.5 ハナ × 8.9
5 11 クリノヤマトノオー 55.0 和田 102.3 1/2 × 27.3
6 4 アウトライアーズ 54.0 丸田 105.4 3/4 × × 54.3
7 2 アイスバブル 55.0 福永 103.0 ハナ 4.5
8 7 レトロロック 55.0 松山 101.0 1/2 24.2
9 10 シャイニービーム 54.0 西村淳 95.8 クビ 103.0
10 1 カフェブリッツ 54.0 藤井 96.3 ハナ 92.3
11 5 アイスストーム 54.0 武豊 100.0クビ 3.9
12 12 アドマイヤアルバ 54.0 103.0 3/4 × 149.0
13 13 ストロングタイタン 57.0 浜中 101.2 1.1/4 × × 28.8


 

危険な人気馬結果 アイスストーム→11着(2番人気)

 
最終、武豊人気もあって2番人気に支持されたアイスストーム。道中は理想的なレース運びで一気の差し切り勝ちまで見えたが、直線でバタッと脚が止まってしまいよもやの11着という惨敗を喫した。敗因の理由は夏バテとの事だが、暑い時期は得意では無さそう。
 

穴馬予想結果 クリノヤマトノオー→5着(8番人気)

 
まるで人気馬の様なレース運びで堂々の競馬を見せたクリノヤマトノオー。最後は後方からメールドグラース、カデナに抜かれてしまい結局5着敗退となっている。鞍上は割と自信があった様だが、やはり現時点では掲示板争いが精一杯の様子。
 

配当&本印予想結果

 
馬連予想 ②⑧-③⑤⑥⑦⑨⑪ 的中
単勝 8 260円 枠連 6-6 2,060円
複勝 8 140円 ワイド 8-9 840円
9 400円 6-8 690円
6 330円 6-9 2,630円
馬連 8-9 2,080円 馬単 8→9 3,080円
三連複 6-8-9 8,030円 三連単 8→9→6 31,100円


 

編集部の回顧

 
勝ち馬メールドグラースについて、トップハンデを背負い大外を回しての勝利。4角を回ったところでは勝ちは厳しいかという印象だったがあの場面から勝ち切るのは素晴らしいの一言。相手関係は一気に強くなるがG1の舞台でも面白いと感じる。馬体も充実しており今後の活躍に期待がもてる。2着馬カデナについて、スローペースで脚が溜まっていたこともあるが素晴らしい末脚を発揮。復調気配を感じる。展開が向いたこともあるので難しいが次走も相手関係次第では面白い存在。(石川)
 
一つ抜けてると思ってたメールドグラースは強い競馬で勝利。対抗、単穴の飛び方は気になったが、紐でどうにか全種的中で勝利できたのは良かった。一応印としては最後に入れたカデナを結構軽視してたので、その辺りを自信を持って入れれるようにしたい。(道永)
 
勝ったメールドグラースは完勝だった。斤量を背負ってたので、じっと我慢して直線見事に突き抜けて勝利。川田騎手の騎乗もお見事だった。秋は大きいところを狙ってほしい。2着のカデナはここ数戦の競馬を見ても復調してきたのではないか。(坂入)
 
メールドグラースはもう本物だろう。後はGⅠクラスの相手にどう立ち回れるかに注目。カデナは完全復活。直線の進路取りがスムーズだったら勝てていた程。やはり、騎手の腕というのは非常に重要なんだなというのを改めて感じさせられた1戦だった。それにしても、ディープインパクトの追悼感は一切感じる事は出来なかった。(田中)
 

小倉記念2019の予想

 

◎メールドグラース

 
メールドグラース

メールドグラース

牡馬

父馬:ルーラーシップ
母馬:グレイシアブルー
母父:サンデーサイレンス
所属:清水久詞厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:キャロットファーム

通算成績:16戦6勝(6-2-5-3)
主な戦績:鳴尾記念、新潟大賞典など
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新潟大賞典、鳴尾記念を連勝中のメールドグラース。特に前走の鳴尾記念は最後の直線の加速がまさに本格化の現れで、ステイフーリッシュやブラックスピネルなどの強豪をあっさりと差し切っている辺り本物の走りだろう。“夏は格より調子“という言葉があるが、格も調子もメンバーではNo.1の存在。ここは上位争いから脱落する理由が見当たらないのではないだろうか。
 

○アイスバブル

 
アイスバブル

アイスバブル

牡馬

父馬:ディープインパクト
母馬:ウィンターコスモス
母父:キングカメハメハ
所属:池江泰寿厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:金子真人ホールディングス

通算成績:11戦4勝(4-4-1-2)
主な戦績:目黒記念2着など
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上がり馬としては十分過ぎる程の実績で夏の重賞戦線へ駒を進めて来たアイスバブル。全兄には元日本レコードホルダーのグリュイエールがいる血統で、金子真人オーナーの自前ブランド馬でもある。ディープインパクト逝去、キングカメハメハの種牡馬引退というひとつの時代が終わろうとしている中、本馬がどこまで血の意地を見せ付けれるかある意味で注目の1頭だろう。
 

出馬表&レーティング&予想オッズ

 

想定RR:104.7

 
斤量差がそこまで極端ではない事を考えるとメールドグラース中心にはかわりないだろう。アイスバブル、アイスストームの上がり馬が勢いもあり中心になるだろう。
 
 
馬番 出走馬 斤量 騎手 評価 本印 石川 道永 坂入 田中 予想オッズ
1 カフェブリッツ 54.0 藤井 94.7 93.2
2 アイスバブル 55.0 福永 103.0 3.8
3 タニノフランケル 55.0 松若 103.3 × 7.9
4 アウトライアーズ 54.0 丸田 104.3 × × 42.0
5 アイスストーム 54.0 武豊 100.0 4.1
6 ノーブルマーズ 56.0 高倉 107.1 14.1
7 レトロロック 55.0 松山 100.7 24.2
8 メールドグラース 57.5 川田 108.5 2.7
9 カデナ 56.0 北村友 107.0 18.7
10 シャイニービーム 54.0 西村淳 93.0 74.1
11 クリノヤマトノオー 55.0 和田 100.0 × 27.0
12 アドマイヤアルバ 54.0 103.8 × 64.8
13 ストロングタイタン 57.0 浜中 100.2 × × 35.3


 

危険な人気馬 アイスストーム(想定3人気)

 
現状、後方からの競馬で不器用な面があるアイスストーム。それに加え、上位人気2頭は小倉での勝鞍があるのに対して本馬は同コースに初参戦。独特の流れを生み出す競馬場ではさすがに経験値がかなりのアドバンテージになる事から、消去法としてはアイスストームが飛ぶ馬の1番手か。
 

穴馬予想 クリノヤマトノオー(想定8番人気)

 
重賞の壁に当たっている印象のクリノヤマトノオーだが、そもそも前走の七夕賞は完全に馬場が不向きな1戦で度外視。新潟大賞典はメールドグラースから3馬身差とそこまで大きく負けていない。キレ勝負の方が合っているタイプで、今の小倉なら十分そのパフォーマンスは引き出せそうな予感。
 

編集部の見解

 
本命はアイスストーム、前走が素晴らしい内容のレース。余裕も感じられ強い勝ち方であった。とても充実しており状態は非常に良く見える。追い切りの動きも文句なし。初めての重賞になるがこの状態ならとても面白い存在であろう。対抗はメールドグラース、近走のレース内容が素晴らしい。4連勝しており馬も充実している。ここでも能力としては相当高いものがある。課題は斤量の57.5キロだけでありここも高パフォーマンスならG1でも期待できるものがあるだろう。今後に向けてもどんなレースを見せてくれるか期待したい。▲はクリノヤマトノオー、近走は枠や展開に泣かされている印象。状態は引き続き好調を保っていると感じるので噛み合えば一発あり。(石川)
 
荒れる時は物凄く荒れるレースだが、ここはしょうがないので重賞連勝含め四連勝と波に乗る◎メールドグラースから入る。レーン騎手から川田騎手なら鞍上も問題ないだろう。三連勝に期待。○アイスストームが対抗。武豊騎手はこのレース得意だし、馬も連勝中。速い上がりも持っているので決め手勝負も強そう。ディープの弔い重賞制覇をして欲しい個人的な感情込み。▲アイスバブルは重賞級の力を証明し、稽古も見る限り馬自体もどんどん良くなっている印象。勢いのある馬を買いたい。(道永)
 
本命はアイスバブル。前走の目黒記念は5番人気ながら0.2秒差の2着は価値がある。休み明けだが小倉実績もあり楽しみな一戦。対抗は目下重賞連勝中のメールドグラース。完全に本格化した印象。こちらも小倉実績があり敵は57.5kgを背負う斤量か。ルーラーシップ産駒には珍しく上がりの競馬にも対応できる。ここを勝つようならば秋はいよいよG1路線か。(坂入)
 
ディープインパクト逝去の報せを受けたからには、その追悼馬券を買うのみ。ディープインパクト産駒で金子真人オーナー所有のアイスバブルに武豊騎手騎乗のアイスストーム、Wアイスを本命対抗に、実力は最上位のメールドグラースを単穴に。単純だがこれが競馬である。(田中)

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