桜花賞、ヴィクトリアマイル時にも人気を博した出走有力馬の重馬場適性診断。その記事で◎に推したレーヌミノルとアドマイヤリードがそれぞれ人気薄で快勝と一応の結果を示した通り、GⅠクラスになると実力が均衡している為に各馬の適性ファクターが着順に大きく影響して参ります。

今週末も週間天気予報の欄に日曜日が雨。という事で少し気が早いかもしれませんが、前回と同じ形式で有力馬たちの中から道悪巧者を抽出して行きたいと思います。ちなみに、あくまでも予報ですので晴れに変わった場合はご容赦下さいませ。
 

安田記念の上位人気順から(想定)

 

1番人気 イスラボニータ 重馬場適性◯

 
イスラボニータ 牡6歳

イスラボニータ 牡6歳

父馬:フジキセキ
母馬:イスラコジーン
母父:Cozzene
所属:栗田博憲厩舎(美浦)
生産:社台コーポレーション白老ファーム
馬主:社台レースホース

通算成績:21戦7勝(7-5-4-5)
主な戦績:皐月賞、マイラーズカップ、セントライト記念、共同通信杯など
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これまでの21戦中2戦のみ稍重での競馬を経験しているイスラボニータ。直近では昨年末の阪神カップ2着という実績があり一応の及第点を付けたい。が、父のフジキセキは自身の引退レースとなった弥生賞で重馬場を快勝。産駒もカネヒキリなどダートの強豪を輩出している事から考えても、更に悪くなった重馬場などもこなせるのではないだろうか。但し、一瞬のキレを身上としているだけに悪くなってプラスになるというよりはマイナスが少ないイメージ。
 

2番人気 エアスピネル 重馬場適性◯

 
エアスピネル 牡4歳

エアスピネル 牡4歳

父馬:キングカメハメハ
母馬:エアメサイア
母父:サンデーサイレンス
所属:笹田和秀厩舎(栗東)
生産:社台ファーム
馬主:ラッキーフィールド

通算成績:11戦3勝(3-2-3-3)
主な戦績:デイリー杯2歳ステークス、京都金杯など
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父がキングカメハメハでさすがに重馬場が苦手という馬も少ないだろう。実際、究極の上がり勝負だった東京新聞杯ではラスト詰め寄れずに敗退しているエアスピネルにとって、下が悪くなるのは好条件となる筈。走りもしっかりと前肢を使って描き込んでいる様に得意と見て良い。正直、このメンバーではさすがに甘さを見せるかもと思っていただけに、週末は恵みの雨となるかもしれない。
 

3番人気 ステファノス 重馬場適性◎

 
ステファノス 牡6歳

ステファノス 牡6歳

父馬:ディープインパクト
母馬:ココシュニック
母父:クロフネ
所属:藤原英昭厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:キャロットファーム

通算成績:22戦4勝(4-5-4-9)
主な戦績:富士ステークスなど
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3歳時のつばき賞では他馬が伸びあぐねる中、キレッキレの脚で快勝したステファノス。基本キレ味豊富なタイプだが、前走の大阪杯でも先行して最後まで粘り込んだ様に持続性の高い末脚が特徴だ。それに加えて得意な重馬場となれば持っているポテンシャルは最大限化される。これまでのGⅠではちょい足りずの2着が多かった同馬にとって、勝ち切る為の必須条件として背中を押してくれるに違いない。最も喜ぶべきはステファノスか。
 

4番人気 レッドファルクス 重馬場適性◎

 
レッドファルクス 牡6歳

レッドファルクス 牡6歳

父馬:スウェプトオーヴァーボード
母馬:ベルモット
母父:サンデーサイレンス
所属:尾関知人厩舎(美浦)
生産:社台ファーム
馬主:東京ホースレーシング

通算成績:21戦9勝(9-2-2-8)
主な戦績:スプリンターズステークス、京王杯スプリングカップなど
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説明不要だろうが、前走の京王杯スプリングカップで重馬場を只1頭次元の違う脚を駆使して差し切ったレッドファルクス。元はダートで活躍していただけに馬場は悪くなればなる程良い。但し、この馬は今回1600mの距離の方がネックとなる。これまでの良績は1400m以下に偏っており、さすがにGⅠクラスのレースで距離不安があって好走に繋がるかと言えば厳しい公算の方が高い。幾らデムーロ騎手でもスタミナを持たせるのは至難の業か。
 

5番人気 グレーターロンドン 重馬場適性△

 
グレーターロンドン 牡5歳

グレーターロンドン 牡5歳

父馬:ディープインパクト
母馬:ロンドンブリッジ
母父:ドクターデヴィアス
所属:大竹正博厩舎(美浦)
生産:下河辺牧場
馬主:窪田康志

通算成績:7戦6勝(6-1-0-0)
主な戦績:東風ステークスなど
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ここ近4走のレース内容が最後方から最速32秒台の末脚でゴボウ抜きして来たグレーターロンドン。このメンバーに入ってもその瞬発力は屈指の存在なだけに、雨で下が悪くなるのはどう考えてもマイナス材料だ。母のロンドンブリッジも生涯で良馬場しか走っていないが、フォームを見ても決して重馬場をこなせる様な走りはしていなかった。血統、走り、脚質込みで適正は無いと推測する。雨が降れば即切りの対象となるだろう。
 

6番人気 アンビシャス 重馬場適性△

 
アンビシャス 牡5歳

アンビシャス 牡5歳

父馬:ディープインパクト
母馬:カーニバルソング
母父:エルコンドルパサー
所属:音無秀孝厩舎(栗東)
生産:辻牧場
馬主:近藤英子

通算成績:15戦5勝(5-2-2-6)
主な戦績:ラジオNIKKEI賞、大阪杯など
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鞍上込みで最後方からの競馬が想定出来そうなアンビシャス。元より、現役馬の中でも屈指の末脚を持つ馬だけに雨は決して味方になる存在ではない。昨年の毎日王冠が稍重馬場だったが、上がりは33秒台とかなりの高速馬場だっただけに判断の対象外。そう考えると、モロに下が悪かったその前走の宝塚記念では16着大敗と散々な結果に終わっているだけに恐らく苦手としている部類だろう。
 

まとめ

 
以上、安田記念出走馬(上位6位まで)の重馬場適性診断でした。

何度も申し上げますが、あくまでこれらは筆者の個人的見解によるものです。断定した要素ではありませんので、その点は予めご了承下さい。

日曜だけの雨予報という事でその降雨量によっては降っていても良馬場状態という可能性も全然あります。なので、降っていた場合は当日の芝レースの流れや結果などを参考にして頂き、それぞれの感覚で馬場の判断をなさって下さい。それでは今週末も万馬券をゲットしましょう!!

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