大阪杯2019の結果

 

大阪杯2019の動画

 

レース回顧

 
エポカドーロが先手を打ち、キセキが番手の構え。予想外の超スローペースでレースは展開し、まさかの前半61秒台。馬群も団子状態となって淡々と4コーナーから直線コースへ。キセキが抜け出した所を内からアルアインがすくうようにして先頭に立つと、最後は更に内からワグネリアンも迫るがしっかりと1着を死守してゴール。一昨年の皐月賞以来となるGⅠ勝利で、勲章をまた1つ増やした。1番人気ブラストワンピースは後手の競馬とペースが遅くなり敗退してしまっている。
 

勝ち馬アルアイン

 
アルアイン

アルアイン

牡馬

父馬:ディープインパクト
母馬:ドバイマジェスティ
母父:Essence of Dubai
所属:池江泰寿厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:サンデーレーシング

通算成績:16戦5勝(5-3-2-6)
主な戦績:大阪杯、皐月賞など
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前日に降った雨で良馬場ながら上がりはかかるタフな一戦となった大阪杯。それでいてスローペースの先行有利という流れはまさにアルアインには打って付けの展開だっただろう。逃げ馬の直後をインベタで追走、直線で大きく開いた内側をしっかりとした脚取りで伸びる姿はまさに2000mのスペシャリストといった感じだった。北村友一騎手も嬉しいGⅠ初勝利で、まさに人馬一体の騎乗がもたらした大きな1勝。今後、更に飛躍するキッカケになれば良い。
 

レースを振り返ってのベスト予想

 
◎ブラストワンピース
〇キセキ
▲ペルシアンナイト
ワグネリアン
エアウィンザー
△ステルヴィオ
サングレーザー
エポカドーロ
アルアイン
マカヒキ
 

馬連:想定17点:○勝利、三連単:想定360点:×不的中

 
本命対抗は人気通りで単穴は単勝10倍未満、連下は単勝50倍未満で紐なしが理想の想定だっただろう。
 

全着順結果

 

RR:116.5 ※想定RR:116.4

 
                 
着順 馬番 出走馬 斤量騎手 評価タイム(着差) 本印 大川 坂入 田中 今中 単勝オッズ
1 3 アルアイン 57.0 北村友 116.5 2:01.0 × × 22.2
2 6 キセキ 57.0 川田 119.1 クビ 4.1
3 2 ワグネリアン 57.0 福永 116.8 クビ 8.2
4 1 マカヒキ 57.0 岩田 116.6 3/4 × 37.4
5 9 エアウィンザー 57.0 浜中 115.3 クビ × 9.3
6 7 ブラストワンピース 57.0 池添 118.8 1/2 3.2
7 13 スティッフェリオ 57.0 田辺 109.3 1.1/4 119.5
8 5 ムイトオブリガード 57.0 横山典 109.4 クビ 218.9
9 14 ダンビュライト 57.0 松若 113.5 クビ × × 57.6
10 4 エポカドーロ 57.0 戸崎 112.7 2 × 14.3
11 11 ペルシアンナイト 57.0 Mデム 112.9 クビ × 7.3
12 8 サングレーザー 57.0 Fミナ 113.2 クビ 13.5
13 10 ステイフーリッシュ 57.0 藤岡康 108.8 1.3/4 × × 94.8
14 12 ステルヴィオ 57.0 丸山 111.7 3/4 × 12.2


 

危険な人気馬結果 キセキ→2着(2人気)

 
逃げるかと思われたがエポカドーロの番手をスローペースながらしっかりと折り合ったキセキ。直線でも一時は先頭へ立つ競馬で休み明けでも格好は付けた印象だ。昨秋の様なテンションの高さは見られず、落ち着いた雰囲気で叩き2走目でもその走りは変わりないだろう。
 

穴馬予想結果 スティッフェリオ→7着(13人気)

 
結果として人気以上に戦えたという実績は間違いないスティッフェリオ。但し、スローペースというのは如実に各馬の実力差が出てしまう為、同馬としてはどちらかというともう少し流れて欲しかったのも事実。ハイペースくらいの方がタフな競馬で流れ込めた分、もう少し上位争いに加われていたと推測する。
 

配当&本印予想結果

 
馬連予想 ④⑪-①②③⑦⑨⑫⑬⑭⑮ 不的中
単勝 1 1,080円 枠連 1-2 1,990円
複勝 1 310円 ワイド 1-3 820円
3 190円 1-4 990円
4 190円 3-4 510円
馬連 1-3 2,770円 馬単 1→3 5,650円
三連複 1-3-4 4,540円 三連単 1→3→4 29,230円


 

編集部の回顧

 
ペース的にはもう少し流れて決着してほしかったが見ごたえのあるレースだった。アルアインがいなければマカヒキ3着で一人勝ちできたのにアルアインの調整うまいこといったんだなと。ブラストワンピースは、デムーロに外に追いやられた結果ロスが響いた、あれはナシだなと。ペルシアンナイト、サングレーザー、ステルヴィオは結果的にマイル路線で行くべきなのかなという結果。2頭のダービー馬のインパクトが良かった。(大川)
 
アルアインの北村騎手が内枠を活かして実に上手く乗った。まだまだ2000mのレースならば活躍できるだろう。キセキは負けたとはいえクビ差。力は出しきった。悔しい敗戦だが次戦こそは勝ってほしい。ワグネリアンはパドックでいい馬体に見え仕上がりは万全だったように見える。こちらも一度使われ次に期待。(坂入)
 
キセキが引き離し気味に逃げて、離れた単独の番手にエポカドーロという展開を予想していただけに全く逆の展開で予想も撃沈。スローペースからの上がりがかかるヨーイドンはアルアインに適した流れでしかない。今回は展開の目論見が大きくズレてしまったのが敗因である。それにしてもマカヒキは良くなっている。(田中)
 
枠順、馬場、展開、位置取り、全てが上手くいったアルアインは騎乗も完璧だった。ブリンカーを着けてから気性も落ち着き、まだまだ衰えていない所をみせてくれた。ワグネリアンはパドックからかなりテンションが高くてレースにならないと思ったが、僅差の3着。ガスが抜けた次走は更にパフォーマンスを上げるだろう。(今中)
 

大阪杯2019の予想

 

◎キセキ

 
キセキ

キセキ

牡馬

父馬:ルーラーシップ
母馬:ブリッツフィナーレ
母父:ディープインパクト
所属:角居勝彦厩舎(栗東)
生産:下河辺牧場
馬主:石川達絵

通算成績:15戦4勝(4-2-4-5)
主な戦績:菊花賞、ジャパンカップ2着など
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昨年のジャパンカップで世界的レコードの先導役を果たしたキセキ。完全復調した昨秋の走りはお見事でしかなく、有馬記念は4走目で馬のテンションが上り過ぎたための失速だった。リフレッシュしてガスが抜け、また新たな面持ちで古馬のGⅠ戦線を引っ張って行ってくれるだろう。この大阪杯はそういう意味で今後の覇権争いを決定づける1戦となる。
 

○ブラストワンピース

 
ブラストワンピース

ブラストワンピース

牡馬

父馬:ハービンジャー
母馬:ツルマルワンピース
母父:キングカメハメハ
所属:大竹正博厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム
馬主:シルクレーシング

通算成績:7戦5勝(5-0-0-2)
主な戦績:有馬記念など
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暮れのグランプリを制したブラストワンピース。堂々と抜け出す脚は新たな王者誕生を予感させるものであり、大阪杯を勝利すれば即ちブラストワンピース政権発足の瞬間となる。メンバーはかなり揃っているが、あっさりと勝つ様ならレイデオロやアーモンドアイと同列に考えなくてはならないだろう。休み明けでもきっちり仕上がっている。
 

▲ワグネリアン

 
ワグネリアン

ワグネリアン

牡馬

父馬:ディープインパクト
母馬:ミスアンコール
母父:キングカメハメハ
所属:友道康夫厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:金子真人ホールディングス

通算成績:7戦5勝(5-1-0-1)
主な戦績:日本ダービーなど
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昨年の日本ダービー馬ワグネリアン。秋の初戦、神戸新聞杯も強い内容で勝利したものの、目標としていた天皇賞秋は回避してその後全休。一旦リセットしての大阪杯から始動となるが、追い切りなどを見ても相当な動きでやはりトップクラスのポテンシャルを秘めている。この間に成長していれば更に強くなっているだろう。ブラストワンピースとの再戦に注目だ。
 

▲エアウィンザー

 
エアウィンザー

エアウィンザー

牡馬

父馬:キングカメハメハ
母馬:エアメサイア
母父:サンデーサイレンス
所属:中竹和也厩舎(栗東)
生産:社台ファーム
馬主:ラッキーフィールド

通算成績:15戦7勝(7-5-2-1)
主な戦績:チャレンジカップなど
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昨年は一気の4連勝で重賞制覇を達成したエアウィンザー。今年初戦の金鯱賞では3着に敗れたものの、相手がダノンプレミアムとリスグラシューなら致し方ない。それでも、太め残りで僅差の3着なら上々だろう。ひと叩きされて上昇気配、更にチャレンジカップで見せた走りと同舞台が条件なら今回のメンバーでも頭まで計算しておかなくてはならない。
 

出馬表&レーティング&予想オッズ

 

想定RR:116.4

 
ドバイに主力が出払っててもこのメンバーがそろうというのはありがたい。楽しみなレースとなった。中心視されている馬はいるが地力的にはかなり拮抗したメンバーでここでドバイ組に恥じないレースをしてもらいたい。上位~中位の手広くボックス推奨だろう。
 
馬番 出走馬 斤量 騎手 評価 本印 大川 坂入 田中 今中 予想オッズ
1 マカヒキ 57.0 岩田康 116.5 × 62.0
2 ワグネリアン 57.0 福永 116.5 6.5
3 アルアイン 57.0 北村友 115.4 × × 18.1
4 エポカドーロ 57.0 戸崎圭 114.0 × 19.8
5 ムイトオブリガード 57.0 横山典 107.0 140.3
6 キセキ 57.0 川田 118.9 4.8
7 ブラストワンピース 57.0 池添 118.8 3.4
8 サングレーザー 57.0 Fミナ 115.5 9.9
9 エアウィンザー 57.0 浜中 113.7 × 8.4
10 ステイフーリッシュ 57.0 藤岡康 111.0 × × 55.3
11 ペルシアンナイト 57.0 Mデム 114.1 × 6.9
12 ステルヴィオ 57.0 丸山 115.3 × 9.2
13 スティッフェリオ 57.0 田辺 109.0 94.2
14 ダンビュライト 57.0 松若 113.4 × × 34.2


 

危険な人気馬 キセキ(想定2人気)

 
脚質的にピンかパーのいずれかだろう。勝つなら圧勝、負けるなら有馬記念の様な形となりそうなキセキ。逃げる馬はいないとは言え、今回は先行勢にも早めに動いて行く馬が多い。ひきつけつつの逃げなら怖いだけに、ハナに立つならある程度離して行きたい。
 

穴馬予想 スティッフェリオ(想定13人気)

 
重賞連勝中の馬がブービー人気想定とは捨て置けまい。確かに、メンバーの質は一気に高くなってはいるが、スティッフェリオもタイム的には何ら遜色ないレベル。経験値やGⅠの雰囲気にさえ飲み込まれなければ、穴を開けるチャンスは十分にあると判断する。
 

編集部の見解

 
展開的にはキセキかなとおもう。アーモンドアイは別格としてレイデオロを頂点とした時にサングレーザーの中距離での充実ぶりはかなり良いと考えているのでここで本命にしてみる。ブラストワンピースとワグネリアンあたりは地力上位なので単穴に、前走完敗も相手がわるかったと考えるとここの上位とは勝負になるとおもうエアウィンザーも単穴に。5頭で勝負。(大川)
 
アーモンドアイ不在の国内中距離G1だがなかなかの好メンバーが揃った。本命はキセキ。さすがに有馬記念は秋4走目で疲労がたまっていた競馬だった。リフレッシュして仕上がりは上々。JCではアーモンドアイのレコード決着0.3秒差の2着。ここでは負けられない。対抗はグランプリホースのブラストワンピース。こちらも仕上がりはまずまず。阪神コースも特に不安はなく格好はつけるだろう。3番手以下は混戦、ペルシアンナイト、サングレーザー、ダンビュライト辺りは差はない。個人的には昨年のダービー馬ワグネリアンが6ヶ月半の休み明けとなるが注目したい。(坂入)
 
普通にジャパンカップでの走りを再現すればキセキの圧勝。休み明けも苦にしないタイプで、悠々と一人旅を打てれば後続が追い付けるイメージはない。逃げれなかったり、ひきつけてのハナとなるとまた結果が変わってくるため、先行のブラストワンピース、後方のワグネリアンと展開次第で頭に来そうな馬をセレクト。後は下位まで混戦模様なので手広く。(田中)
 
◎ブラストワンピース、強い4歳世代のトップはこの馬。年明け初戦でも十分に能力は発揮出来るだろう。ここを完勝して世界へ挑戦してほしい。○エアウインザー、前走は上位二頭が強かった。メンバーレベルは前走と同じかそれ以上だが、一度叩いて迎える今回は前走以上のパフォーマンスを期待できる。△ステイフーリッシュ、相手なりに走れて毎回馬券内を期待できるタイプ。メンバーレベルが上がって、人気が落ちる今回が買い時。(今中)

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