2019年 アルアイン

 

2019年3月31日 大阪杯 芝2000m 阪神競馬場

1着=③アルアイン 牡5 57 (北村友一) 9番人気
2着=⑥キセキ 牡5 57 (川田将雅) 2番人気
3着=②ワグネリアン 牡4 57 (福永祐一) 4番人気

タイム=2:01.0(良)
レース上がり3ハロン=35.5
勝ち馬上がり3ハロン=35.2

3連複=10,740円
3連単=93,560円
 

レース回顧

 
エポカドーロが先手を主張し、逃げると思われたキセキは番手に控える形。結果的に、前半61秒台のスローペースとなって馬群は集団を形成しながら淡々と流れて行った。抜群の手応えでキセキが4コーナー先頭に並びかけると、直線ではいち早く抜け出す態勢に。しかし、内からアルアインがスルスルと抜け出しキセキを競り落とすと、更に内かわ迫るワグネリアンの猛追も振り切ってGⅠ2勝目を獲得。巧みな騎乗で愛馬を勝利へと導いた北村友一騎手は嬉しいタイトル初勝利となった。
 

2018年 スワーヴリチャード

 

2018年04月01日 大阪杯 芝2000m 阪神競馬場

1着=⑮スワーヴリチャード 牡4 57 (M.デムーロ) 1番人気
2着=⑤ペルシアンナイト 牡4 57 (福永祐一) 6番人気
3着=⑧アルアイン 牡4 57 (川田将雅) 2番人気

タイム=1:58.2(良)
レース上がり3ハロン=34.1
勝ち馬上がり3ハロン=34.1

3連複=2,780円
3連単=17,450円
 

レース回顧

 
ヤマカツライデンが逃げるもいつもより控えめにスローペースでの展開。道中後方に位置したスワーヴリチャードが向正面からそれを嫌がり、自ら上がって主導権を握る流れに。トリオンフなども釣られて上がって行くが、4コーナーでの手応えは歴然。スワーヴリチャードがそのまま直線先頭に立つと、後続のアルアインや外から追い込んだペルシアンナイトを見事抑えて初のGⅠタイトルを獲得した。注目のサトノダイヤモンドは乱ペースに乗って行く事が出来ず、不完全燃焼の競馬で7着に終わった。やはり大舞台になればなる程、騎手の腕が結果にモノを言うのだろう。M.デムーロ騎手の腕っぷしが光った1戦。
 

2017年 キタサンブラック

 

2017年04月02日 大阪杯 芝2000m 阪神競馬場

1着=⑤キタサンブラック 牡5 57 (武豊) 1番人気
2着=④ステファノス 牡6 57 (川田将雅) 7番人気
3着=⑬ヤマカツエース 牡5 57 (池添謙一) 4番人気

タイム=1:58.9(良)
レース上がり3ハロン=35.3
勝ち馬上がり3ハロン=34.3

3連複=4,830円
3連単=23,910円
 

レース回顧

 
マルターズアポジーが宣言通り逃げを打ち、番手にロードヴァンドール、次にサクラアンプルールが続く展開。注目のキタサンブラックは4番手を追走し徐々に進出、4コーナーでは先頭に並びかける競馬で直線へ。そのまま余力十分の脚色で抜け出すと、迫るステファノスを振り切って新しくGⅠとなった大阪杯の初代王者に見事輝いた。マカヒキは4着、サトノクラウンは6着と成績は奮わず。現役最強馬の強さだけが際立った1戦となった。大阪杯が今後、春の競馬戦線にどういった影響を与えて行くのか非常に楽しみである。
 

2016年 アンビシャス

 

2016年04月03日 大阪杯 芝2000m 阪神競馬場

1着=⑨アンビシャス 牡4 56 (横山典弘) 2番人気
2着=⑦キタサンブラック 牡4 58 (武豊) 5番人気
3着=⑧ショウナンパンドラ 牝5 56 (池添謙一) 4番人気

タイム=1:59.3(良)
レース上がり3ハロン=33.6
勝ち馬上がり3ハロン=33.4

3連複=2,540円
3連単=12,810円
 

レース回顧

 
キタサンブラックが単独でハナに立ち平均ペースで逃げる。番手からそれをピッタリをマークしたアンビシャス以下、虎視眈々と進出する機会を窺う展開となった。直線に入ってアンビシャスがキタサンブラックに並びかけ前2頭の一騎打ちとなるも、最後は外のアンビシャスがクビ差かわしてゴール。横山典弘騎手らしいエスコートで重賞2勝目を飾った。3着にはショウナンパンドラが入線。
 

2015年 ラキシス

 

2015年04月05日 大阪杯 芝2000m 阪神競馬場

1着=③ラキシス 牝5 55 (C.ルメール) 4番人気
2着=⑦キズナ 牡5 57 (武豊) 1番人気
3着=④エアソミュール 牡6 57 (M.デムーロ) 6番人気

タイム=2:02.9(不良)
レース上がり3ハロン=37.1
勝ち馬上がり3ハロン=35.9

3連複=1,960円
3連単=16,620円
 

レース回顧

 
ドロドロの不良馬場で行われた2015年の大阪杯。直線に入って圧倒的1番人気のキズナが大外から伸び先頭に立つも、その間から割ってグングン加速したラキシスがそのままの勢いで突き抜けて完勝。キズナに2馬身差を付ける圧巻の競馬だった。3着にはエアソミュールが入線。前年の天皇賞秋を制したスピルバーグは馬場に泣かされ4着に終わった。
 

2014年 キズナ

 

2014年04月06日 大阪杯 芝2000m 阪神競馬場

1着=⑦キズナ 牡4 58 (武豊) 2番人気
2着=③トウカイパラダイス 牡7 56 (柴山雄一) 6番人気
3着=④エピファネイア 牡4 58 (福永祐一) 1番人気

タイム=2:00.3(良)
レース上がり3ハロン=36.3
勝ち馬上がり3ハロン=33.9

3連複=1,620円
3連単=20,050円
 

レース回顧

 
前年のクラシックを制したライバル、キズナVSエピファネイアの一騎打ちが予想された少頭数の2014年。カレンミロティックが大逃げを打ち、2頭は離れた後方にそれぞれ控える意外な展開となった。直線に入って同じ位置からヨーイドンのキレ勝負となったが、それはキズナにとってお誂え向きの勝負。瞬発力で勝ったエピファネイアが最後は突き放して貫録の優勝を飾った。一方のエピファネイアは、番手から粘り込んだトウカイパラダイスすらかわせず3着に敗退した。
 

2013年 オルフェーヴル

 

2013年03月31日 大阪杯 芝2000m 阪神競馬場

1着=⑤オルフェーヴル 牡5 58 (池添謙一) 1番人気
2着=③ショウナンマイティ 牡5 57 (浜中俊) 2番人気
3着=⑦エイシンフラッシュ 牡6 58 (C.デムーロ) 5番人気

タイム=1:59.0(良)
レース上がり3ハロン=33.7
勝ち馬上がり3ハロン=33.0

3連複=770円
3連単=1,670円
 

レース回顧

 
単勝1.2倍に支持されたオルフェーヴルが王者たる競馬で完勝。道中は後方に位置するも4コーナーでは前を射程圏に入れ、直線で軽く仕掛けられるとダービー馬のエイシンフラッシュをあっさりとかわし最後は抑える余裕を見せた。半馬身差の2着には最後方から猛追したショウナンマイティ、3着にエイシンフラッシュが粘り込んで入線。3冠馬たるレースを堪能して欲しい。
 

2012年 ショウナンマイティ

 

2012年04月01日 大阪杯 芝2000m 阪神競馬場

1着=⑪ショウナンマイティ 牡4 56 (浜中俊) 6番人気
2着=⑥フェデラリスト 牡4 57 (横山典弘) 1番人気
3着=②トーセンジョーダン 牡6 58 (岩田康誠) 2番人気

タイム=2:05.5(稍重)
レース上がり3ハロン=35.3
勝ち馬上がり3ハロン=34.3

3連複=1,740円
3連単=11,540円
 

レース回顧

 
逃げるトーセンジョーダンを先行したフェデラリストが捉えた直線。最後方から大外に出したショウナンマイティが叩き合う2頭を横目に一気の差し切り勝ちで初重賞制覇となった。レースの上がりを1秒上回る鬼脚で世代屈指の切れ味を披露し、GⅠ戦線に弾みを付ける勝利。その後宝塚記念や安田記念で上位入線する活躍を見せる。
 

2011年 ヒルノダムール

 

2011年04月03日 大阪杯 芝2000m 阪神競馬場

1着=⑧ヒルノダムール 牡4 57 (藤田伸二) 1番人気
2着=⑬ダークシャドウ 牡4 57 (福永祐一) 8番人気
3着=⑮エイシンフラッシュ 牡4 59 (内田博幸) 3番人気

タイム=1:57.8(良)
レース上がり3ハロン=35.3
勝ち馬上がり3ハロン=34.4

3連複=10,390円
3連単=74,720円
 

レース回顧

 
キャプテントゥーレが逃げ粘るも、直線で4歳のGⅠホース達が一気に襲い掛かる豪華なレース展開に。ヒルノダムールが先に抜け出した所にエイシンフラッシュやダノンシャンティが迫って行くも、外から最も伸びた条件上がりのダークシャドウが最後はヒルノダムールと併入してゴールイン。しかし、ハナ差でヒルノダムールが残りレコードタイムで大阪杯を制した。3着にエイシンフラッシュ。
 

2010年 テイエムアンコール

 

2010年04月04日 大阪杯 芝2000m 阪神競馬場

1着=⑪テイエムアンコール 牡6 57 (浜中俊) 6番人気
2着=⑥ゴールデンダリア 牡6 57 (幸英明) 9番人気
3着=⑧ドリームジャーニー 牡6 59 (池添謙一) 1番人気

タイム=1:59.5(良)
レース上がり3ハロン=35.4
勝ち馬上がり3ハロン=34.9

3連複=5,060円
3連単=103,370円
 

レース回顧

 
馬群がひと塊となって直線へ。早めに抜け出したフィールドベアーをテイエムアンコールがかわすとそのまま坂を勢い良く駆け上がり、後方から追い込んだゴールデンダリアとドリームジャーニーの追撃を振り切って優勝した。単勝1.2倍のドリームジャーニーを破る大金星を挙げると共に嬉しい重賞初勝利となった。
 

2009年 ドリームジャーニー

 

2009年04月05日 大阪杯 芝2000m 阪神競馬場

1着=⑧ドリームジャーニー 牡5 57 (池添謙一) 3番人気
2着=⑪ディープスカイ 牡4 59 (四位洋文) 1番人気
3着=②カワカミプリンセス 牝6 55 (横山典弘) 4番人気

タイム=1:59.7(良)
レース上がり3ハロン=34.8
勝ち馬上がり3ハロン=34.0

3連複=1,540円
3連単=8,640円
 

レース回顧

 
皐月賞馬ヴィクトリーが果敢に逃げるも早々と力尽き、直線で一気に各馬が仕掛けにかかる展開。中団外から伸びたディープスカイをめがけ、ドリームジャーニーが更に外から被せる様にした差し込む強引な競馬。最後はクビの上げ下げでドリームジャーニーがかわし先輩の意地を見せつけた。3着には大外から強襲したカワカミプリンセスが入線。
 

2008年 ダイワスカーレット

 

2008年04月06日 大阪杯 芝2000m 阪神競馬場

1着=⑨ダイワスカーレット 牝4 56 (安藤勝己) 1番人気
2着=⑧エイシンデピュティ 牡6 57 (岩田康誠) 7番人気
3着=⑥アサクサキングス 牡4 59 (四位洋文) 4番人気

タイム=1:58.7(良)
レース上がり3ハロン=34.8
勝ち馬上がり3ハロン=34.8

3連複=7,250円
3連単=28,050円
 

レース回顧

 
前年GⅠ2勝を挙げたダイワスカーレットの始動戦。いつも通りハナに立って主導権を握ると、歴戦の古馬達を相手に悠々たる逃げ切り勝ちで1番人気に応える勝利を飾った。直線でも一旦はアサクサキングスに並びかけられたが、最後は逆に突き放す競馬で力の違いをまざまざと見せ付けた。
 

2007年 メイショウサムソン

 

2007年04月01日 大阪杯 芝2000m 阪神競馬場

1着=③メイショウサムソン 牡4 59 (石橋守) 1番人気
2着=⑩シャドウゲイト 牡5 57 (安藤光彰) 2番人気
3着=⑥メイショウオウテ 牡5 57 (四位洋文) 8番人気

タイム=2:01.4(良)
レース上がり3ハロン=35.1
勝ち馬上がり3ハロン=34.4

3連複=4,290円
3連単=13,080円
 

レース回顧

 
2冠馬メイショウサムソンが貫録の勝利。スローペースに落とし込んで逃げるシャドウゲイトを4コーナーで捕らえにかかると、最後の直線は馬体を併せて一進一退の攻防。しかし地力で勝るメイショウサムソンが半馬身抜け出し、着差以上に強い内容で良いスタートを切った。3着には同じ馬主のメイショウオウテが入線。3番人気コスモバルクは先行するも8着に沈んだ。
 

2006年 カンパニー

 

2006年04月02日 大阪杯 芝2000m 阪神競馬場

1着=⑤カンパニー 牡5 57 (石橋守) 3番人気
2着=⑩シャドウゲイト 牡5 57 (安藤光彰) 2番人気
3着=⑥メイショウオウテ 牡5 57 (四位洋文) 8番人気

タイム=2:04.5(重)
レース上がり3ハロン=37.8
勝ち馬上がり3ハロン=36.8

3連複=27,540円
3連単=150,590円
 

レース回顧

 
降雨でドロドロの馬場となった季節的には珍しい1戦。シルクフェイマスがすんなりとハナに立ち隊列も早目に落ち着く淡々とした流れとなった。道中、後方に位置したカンパニーが最後の直線で大外を豪快に突き抜け強豪相手に完勝の内容で重賞勝利を飾った。2着にマッキーマックス、3着はスズカマンボが入線。重馬場ながらキレの鋭さを感じさせるカンパニーはさすがとしか言い様が無い。
 

2005年 サンライズペガサス

 

2005年04月03日 大阪杯 芝2000m 阪神競馬場

1着=⑤サンライズペガサス 牡7 57 (幸英明) 1番人気
2着=⑨ハーツクライ 牡4 58 (横山典弘) 4番人気
3着=⑧サイレントディール 牡5 57 (岩田康誠) 6番人気

タイム=1:59.0(良)
レース上がり3ハロン=35.2
勝ち馬上がり3ハロン=34.6

3連複=4,310円
3連単=16,540円
 

レース回顧

 
9頭立てながらGⅠクラスがズラリと並んだ1戦。その中でも堂々の1番人気に支持されたサンライズペガサスが、4番手の外追走から直線で持ったまま先頭。そこから後続を一気に突き放すと、最後は外から伸びたハーツクライ相手に1馬身以上の差を付けて快勝して見せた。3着には逃げたサイレントディールが入線。未完の大器を代表するレースと言えるだろう。
 

2004年 ネオユニヴァース

 

2004年04月04日 大阪杯 芝2000m 阪神競馬場

1着=⑤ネオユニヴァース 牡4 59 (M.デムーロ) 1番人気
2着=③マグナーテン セ8 57 (川原正一) 8番人気
3着=④カンファーベスト 牡5 57 (藤田伸二) 5番人気

タイム=1:59.6(稍重)
レース上がり3ハロン=35.6
勝ち馬上がり3ハロン=35.2

馬単=5,760円
3連複=6,760円
 

レース回顧

 
マグナーテンが単騎先頭、前半60秒フラットで進む完全なイーブンのペース。どの馬にもチャンスが残された状態で直線コースに入るが、入り口で先頭に並びかけたネオユニヴァースがそのまま粘るマグナーテンとの叩き合いを制して4歳明け初戦をトップハンデで快勝して見せた。3着にはカンファーベストが入線。2冠馬の底力が発揮されたレース。
 

2003年 タガノマイバッハ

 

2003年04月6日 大阪杯 芝2000m 阪神競馬場

1着=⑧タガノマイバッハ 牡4 57 (安藤勝己) 3番人気
2着=④マグナーテン セ7 58 (横山典弘) 1番人気
3着=⑬ツルマルボーイ 牡5 58 (武豊) 2番人気

タイム=1:59.1(良)
レース上がり3ハロン=35.4
勝ち馬上がり3ハロン=35.4

馬単=5,760円
3連複=6,760円
 

レース回顧

 
共に逃げ馬であるマグナーテンとタガノマイバッハの行った行ったとなった1戦。先手はマグナーテン、番手にタガノマイバッハだがほぼ横並びの状態で馬群を引っ張る流れ。そのまま直線コースでも2頭が後続を寄せ付けない走りでの一騎打ちとなり、僅かにクビ差前に出たタガノマイバッハがマグナーテンを競り落として大阪杯を制覇。3着には最後方から大外を矢の様な伸びで追い込んだツルマルボーイが入線し、上位人気陣による順当な決着となった。
 

2002年 サンライズペガサス

 

2002年03月31日 大阪杯 芝2000m 阪神競馬場

1着=⑦サンライズペガサス 牡4 57 (安藤勝己) 1番人気
2着=①エアシャカール 牡5 59 (M.デムーロ) 3番人気
3着=⑥ビッグゴールド 牡4 57 (福永祐一) 7番人気

タイム=1:59.1(良)
レース上がり3ハロン=35.4
勝ち馬上がり3ハロン=33.8

馬連=780円
 

レース回顧

 
タマモヒビキがやや後続を引き離し気味に引っ張る展開、有力どころのエアシャカールとマチカネキンノホシは先行集団に、1番人気のサンライズペガサスは後方待機で直線へ。馬群がバラけ、先ずはエアシャカールが抜け出そうとするも外に出したサンライズペガサスがそれを一瞬の切れ味でかわしそのまま突き抜けて圧勝。上位2頭は力の違いがはっきりと分かるレース内容だった。3着には中団からジワジワ差し込んだビッグゴールドが入線している。
 

2001年 トーホウドリーム

 

2001年04月01日 大阪杯 芝2000m 阪神競馬場

1着=②トーホウドリーム 牡4 57 (安藤勝己) 9番人気
2着=④エアシャカール 牡4 59 (蛯名正義) 4番人気
3着=⑬アドマイヤボス 牡4 58 (後藤浩輝) 5番人気

タイム=1:58.4(良)
レース上がり3ハロン=35.8
勝ち馬上がり3ハロン=35.1

馬連=38,890円
 

レース回顧

 
前半59秒を切る勢いで入ったタマモヒビキが速い流れを作った1戦。それを中団に構えた前年無敗の王者テイエムオペラオーが4コーナーで捕まえに行く流れ。直線手前で一気にレースが動くと、後方から追い上げたエアシャカールがそれらを捕まえて外から差し込む。しかし、その後ろにいたトーホウドリームが更に大外からまとめてかわしきって9番人気ながら大金星をあげた。3着にはアドマイヤボス、単勝1.3倍のテイエムオペラオーは久々に土が付いてしまう。
 

2000年 メイショウオウドウ

 

2000年04月02日 大阪杯 芝2000m 阪神競馬場

1着=②メイショウオウドウ 牡6 57 (飯田祐史) 1番人気
2着=⑭ロードプラチナム 牡5 56 (安藤勝己) 3番人気
3着=④ジョービッグバン 牡6 57 (山田和広) 2番人気

タイム=2:00.8(良)
レース上がり3ハロン=35.2
勝ち馬上がり3ハロン=34.3

馬連=640円
 

レース回顧

 
平均ペースで流れるも隊列はやや縦長、直線で逃げたタマモヒビキが懸命に粘る所を3番手から伸びたロードプラチナムがかわしにかかる。そこに後方から捲り気味に上がって来た1番人気メイショウオウドウが大外から一瞬でかわし鮮やかな差し切り勝ち。3着には中団から伸びたジョービッグバンが入線。1~3番人気馬によるワン・ツー・スリー決着となった。
 

まとめ

 
以上、大阪杯の過去20年分レースまとめ。

やはり歴戦の強者どもが集まるレースだけあり、大番狂わせは先ず起こりにくい。実力馬がその人気通りに走って上位着順を争う日本競馬の中でもトップランクに入る手堅いレースと言えよう。

共通点としては、牡馬4~5歳勢の活躍が中心で、その中でもやはり4歳の勢いが付いている馬は顕著に走っている印象がある。展開面は余り気にせず、実力をしっかりと見極め印の展望を行いたい。

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